緒川千世さんのレビュー一覧

誤算のハート コミック

緒川千世 

いいBL

すごく昔に読んで、最近番外編まとめを入手したので再読しました。
緒川さんは、最近でこそ痛いイメージですが、この頃はこんなにいい恋を描かれてたんだなと思いました。

性に奔放な三城と、優等生でクールな烏童。ひょんなことから付き合うことになるが、イケメンの烏童は、ひどく優しく丁寧に三城を抱く。それにグズグズになってしまう三城を、また可愛く思う烏童。
ここに、カースト〜の梓と刈野の原型を見ました…

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カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

むしろ予定通り

元々痛い作品が多いのですが、いつも後書きで本編のギスギスを癒やす、と言っておられるので、やはり読者を意識して甘い方向に持って行こうとされているんだと思います。
そういう意味で、メインカップルがだんだんと甘い方向に行くのは読者の期待通りで安心。むしろここから痛い方向に行くと、え、なんで?となると思う。

しかし、こうやって読み進めてくると、やはり意地の悪いいじめはあまり気分のいいものではないな…

2

赤のテアトル コミック

緒川千世 

官能的で病的

神評価はやはりカルロス×ミハイルの番外編が大きい。
"下を脱いで足を開く"ミハイルの倒錯的な様よ。
アバルキンという舞台を用意したミハイルが最終的に踊り続けるという展開は、最高でした。ミハイルは演目が終わってもなお踊り続けている気もしないではないですが。
この役割をユーリが担わなかったのは納得できる。ユーリが求めたのはアバルキンという舞台ではなく役者であるアダムでしたし。…

2

終わらない不幸についての話 コミック

緒川千世 

健気な悪役

何度も何度も読み返している作品です。何度も読んでいるのに毎回泣いてしまいます。
悪役のように振る舞うことで自分を守りながらも、健気に攻めを愛し続ける姿が切ないです。大好きな一冊です。続編が見たい!

0

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

モヤモヤする

初めてカーストヘブン1巻を読んだ時の衝撃を思い出すと、正直もの足りない…
3巻までかなり好みで、食いついて読んでたんですが、
4巻からトーンダウンし始めたなと感じだして、5巻で確信してしまった。

個人的には梓・刈野CP、巽・仙崎CPが好みですが、
梓と刈野に、変な甘さを求めていない事が物足りなさの要因かも…。
「これじゃまるで恋人みたいだ…」とうたい文句にありますが、まさにそれです。…

2

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

評価難しい…。ゲームのヒリヒリ感は何処へ行ったのか。

うーん…。嫌いじゃない、嫌いじゃ無いんですよ。
けれど、この切なく胸を締め付けるあの「カーストゲーム」は何処へ? といった本作。
危うく「中立」評価寄りの「萌」とさせて頂きます。緩急をつける、という意味では 前作4巻と同様、番外編として読めばいいのかなぁ。
この不穏なゲームの黒幕は未だ分からず、「エノ」と呼ばれたゲームを「愉しむ側」の人間も登場せず。
梓達は嬉し恥ずかし修学旅行へ。ロークラ…

7

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

2人に急展開

ほんとに尊かったです。
今まで2人は愛など無く、ギスギスしていたので、今回の2人の急展開&急接近は、凄まじい萌えの破壊力でした!!!

(刈野の気持ちがそろそろ知りたいなぁ)
と思っていたので、気持ちが知れたというか、
ネタバレになっちゃうので言えませんが…。
えぇっまじか!!という驚きがありました。

あと、久々にキスで萌えました。

次回作、本当に楽しみです♡

8

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

強めの萌え

 ゆるめのネタバレです。

 いやー、今巻めちゃくちゃ萌えましたね。前巻の中ごろから「これ、次巻めちゃくちゃ萌えるのでは?」と予想してましたが、その予想を大ジャンプで超えてきました。

 まずは帯のコピー! 「これじゃまるで恋人みたいだ。」 優勝! このコピー考えた編集さん優秀! この言葉に今巻の素晴らしさの9割5分が詰まっていると言っても過言ではない! 
 そう、関係性が大きく動くんで…

21

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

キングのままじゃ梓が優しさを出せる状況もきっと訪れなかった

 前巻は2人が全面対立しているわけでもなく、かといって甘いというわけでもないどっちつかずの雰囲気だったので、萌2評価にしつつもストーリーには少し物足りなさを感じていました。しかし、5巻では2人の関係性が分かりやすいほど一気に変化し、刈梓推しとしては嬉し過ぎる展開が見れて大満足でした。梓の行くとこ行くとこに刈野が現れるのはもはやお約束。梓の動向をほぼ把握している刈野には笑ってしまいます。

 今…

8

カーストヘヴン 5 コミック

緒川千世 

めちゃくちゃ悶えました。

4巻に引き続き不穏な空気は漂うものの、舞台が修学旅行ということもあり、生徒たちも浮かれていることや、学校内の独特の閉塞感がなかったせいか、今までの中では1番読みやすかったと思います。

徐々に関係は変わってきてはいたものの、そんな解放感が加速させるのか本人たちが自分の行動に戸惑うくらい狩野と梓の関係もぐっと親密になっていきます。

狩野が梓を徹底的に傷つけ、貶める一方で、虎視眈々と狩野に対…

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