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葵居ゆゆ yoshi
碧雲
ネタバレ
2018年発刊、アルファ×ベータ 運命の番、ではなく、運命のベータ(オリジナルバース設定) オメガバースでは地味な存在のβが主人公、しかも 子を生めない、運命のベータ。 著者ブログの裏話には、 行き詰って当初のプロットと違う落着になった 卵生出産も視野にあった とあって、ビッチングでもなく、 番のフェロモンが発生しても最後まで『産めない「運命のβ」』のままなら、 「運命」設定の必…
葵居ゆゆ 羽純ハナ
ちろこ
ふぅーー…読んでて苦しかった… 不憫受けが好みの方にはハマる作品かなと思います。 故郷を焼かれ、両親を失い、弟と共に奴隷のような生活を余儀なくされ、夜は男たちの相手をさせられる…っていう美しい鳥人が主人公。健気で不器用で、そして大事な人たちを身一つで守ろうとする姿が涙をそそるお話です。 鳥人フウル族のアルエットが、大国オルニスの王・ハイダルを暗殺する目的で王宮にやってきたことから…
湘子
ハイダル×アルエット 葵居ゆゆ先生の獣人が素晴らしい。 獣人と人間の世界のお話。 異国情緒や砂漠の雰囲気とか、 アルエットの衣装や飾り、歌声とその透き通るような美しさ、 全部が素敵! 鳥人のアルエット。 発情期があって、妊娠できる。 羽耳が特に可愛い。 不憫すぎる。 両親も故郷も滅ぼされて、薄情な商人に拾われて、 わずか18歳で7年間も歌娼として生きてきた。 …
kurinn
本編後のお話で静鷹(せいよう)が緑月(りょくげつ)を更に寵愛する様子でした。 事件が解決する前にも静鷹に連れられて玲汐(れいせき)を訪れた事があった2人でしたが、今回は純粋にデートなんですよ。でも実は緑月が1人で訪れようとしていたのを静鷹が説得して、2人で船を見に行ったようでした。 この時に静鷹視点で気持ちが語られているので、緑月を得られた事で彼がどう変わったのかが分かるんです。緑月が…
葵居ゆゆ 壱也
2段組だったのと盛り沢山な設定や伏線などが用意されていて、とても読み応えのある作品でした。 冒頭からあらすじにある試験の伽科のシーンがあって、最近の好みがエロは朝チュンくらいで良いと思ってる私にはキツいなぁと最初は不安になりました。 この独特な皇太子のための黒雀宮(こくじゃくぐう)という設定が活きていて、誰が緑月(りょくげつ)の味方か敵かと新たな人物が登場する度にハラハラドキドキするん…
てんてん
本品は『皇たる鷹は若葉の月を寵愛する』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、緑月と静鷹がお忍びで町を訪れるお話です。 間近で船を見てみたいという緑月の言葉で 静鷹は久しぶりに2人きりで玲汐の町を訪れます。 緑月の指先はかじかんでいるようで 赤く染まった指先に息を吹きかけている緑月を見た静鷹は さりげなく寄り添い手を握ります。 緑月だけを愛すると決めて以来、 …
今回は次期皇帝となる皇太子と 黒雀宮に入宮の決まった白氏分家筋の青年のお話です。 父の死の真相を探る受様が攻様に利用されながらも 攻様の隣を居場所とするまで。 玖国は皇家である赤氏、青氏、黄氏、白氏、墨氏の 五氏の貴族によって支えられてしまいます。 受様は白氏の分家筋の青年で 皇太子である攻様を支える人材を育成する 黒雀宮の試験に知識を問う文科で合格します。 貧乏…
みざき
葵居先生初の中華風物語。250P超の上下段組で非常に読み応えのある作品でした。 少々登場人物が多く、その背景にある家柄もあちこちで登場するものですから、これなんだっけ?名前の読みは?他、慣れるまでは正直混乱しました。ですが、設定が面白かったのです。 皇太子が将来皇帝となった際に仕える人材を教育する、黒雀宮が舞台となっている今作。中華版寄宿舎、ギムナジウムといった感じでしょうか。 出世を目…
これはなかなかの読み応えある中華BL。 そして色んな設定盛り盛りです。 まず舞台は王宮でしょ。 父の死の疑惑解明でしょ。 陰謀論渦巻くミステリーでしょ。 後宮での全寮制生活でしょ。 それにスパダリ皇帝との閨事情。 父親の死の理由を明らかにするため、立身出世を目論む青年・緑月を取り巻く様々な人間関係や、出自貴族の派閥、嫉妬や嫌がらせ、皇帝・静鷹からの寵愛などなど、多岐に渡る設定…
葵居ゆゆ yoco
ななぎさ
歪んでいようがその愛情を喜んで受け入れるもう一つの愛情があるなら幸せでしかない。先生のホームページ(?)のSSも拝見し私も満たされました。