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9/50(合計:500件)
暮田マキネ
みざき
ネタバレ
全寮制の男子校という名の特別な空間…このワードだけで胸躍るものがあります。 みなさんきっとそうですよね。 いわゆる寄宿舎ものといえば、多感な時期を過ごす少年たちが繰り広げる濃密な多種多様な人間ドラマが魅力でしょう。 上下巻同時発売。 そしてこの黒ベースのシックなカバーデザインですから、これはなにかが起こりそうな予感がするぞとわくわくしました。 ですが、うーん。 正直なところ、こちら…
Sakura0904
上巻だけではメイン2人の人間性や育ち方が見えてこないので、まだ評価しにくいですね。薬袋と奈良崎がルームメイトになりたての頃は薬袋がかなり幼く感じられ、1歳差とは思えないほどでした(高校生と大きく見積もっても中1くらいに感じられました)。謎めいた奈良崎もですが、薬袋の家庭環境や今までどんな風に過ごしてきた子なのかが気になります。攻め受けはタイトルからも既に明かされていますが、今のところ奈良崎受けに…
muueba
暮田先生の作品は読んでいて胸がしめつけられたり、読み終えた後に重たい気持ちになったり、じっとり重たい味わいが癖になると思っています。 繰り返し読んでは同じところで、苦しく思ったり、新たな萌えがあったりします。 新作が出ると作家買いして、旧作も再読するのがいつもの楽しみかたです。 今作の舞台は大学。 地方出身で方言、なまりを笑われたことから傷つき、コンプレックスを持ち、口数少なくなっ…
もちベーグル
ここのところマキネ先生作品、比較的温かくて穏やかなお話が続いていた印象だったので久しぶりにガツンと底の見えない妖艶でダークなお話を読むことができて大満足でした。 上巻の時から本音の見えない奈良崎さんの過去に間違いなく何かがあるだろうとは思っていましたが、なんというか金持ちにありそうな夫婦の不仲や不満を母親から愛という形でぶつけられたという嫌悪せざるを得ない過去でなおかつその根本である父親が今…
ぱるりろん
上巻で、由一先輩への思い(他人に対してそういう感情を持つのはきっと初めて)を持て余した薬袋が、ものすごく不器用にぶつけたところで終わりましたが、その場面からスタート。 由一先輩の知らなかった一面やほかの情報に混乱しながらも、薬袋が自分の気持ちと向き合う様子が丁寧に描かれます。 一方で、由一先輩側の描写もあり、学園ではクレバーで鉄壁に見えていた由一先輩も、外ではやはり年相応だし針のむしろでカウン…
実質、どんな問題児でも受け入れる特権階級御用達の隔離施設となっている、全寮制男子校が舞台。 寮のお話が中心です。1年生と2年生が同室(リトルとブラザーの呼称)、3年生が個室であるとか、設定が特異なので読み始めるまでは少し構えていたのですが、読み出したらもうノンストップ。 さすがマキネ先生です。 しかも前置きなどにページを割かず、いきなり何かが起こっている。でも内容が分かる。キャラクターの立ち…
pag
薬袋君の成長痛の表現 丁度息子がその時期なので 分かりすぎる!!!!と思って読んでました。
サブタイトルに 「薬袋×奈良崎」となっていたので上巻の巻末に書かれていた他の登場人物たちの恋も今後発表されるのか、期待して待っています。 内容はもう、暮田先生 お見事です!という感じで素晴らしかったです。
ぽよたくん
何もかもまったく知らない状態で、 コミコミさんのアクリルコースターつきを買ったので、(コースターのイラストがめっちゃ素敵なんです! 奈良崎先輩カッコいいし、薬袋くん可愛いすぎるし) 表紙のイケメンたちと見くらべて、これは誰だろう…と思ってましたが、成長した(一年後)同一人物だとわかり、 えええっ、と思いました。 薬袋くんも可愛いのがかっこよくなるのですが、 奈良崎先輩もガラッと印象が変…
多分続編というか、スピンオフがありそうなお話です。 タイトルも薬袋×奈良崎だし。本文も他のCPたちがちょこちょこ出てくるので、 こちらの学園(ブラザーとリトルの制度)の他のCPの物語も読めるかな、と楽しみです。 表紙のふたりと、話の中身のふたりが別人のようで(とくに薬袋くん。)、二組のCPを楽しめるようなお得さもあった。 本の中身はふたりが表紙のようになる前の幼さあふれる薬袋くんが可愛…