ヨネダコウさんのレビュー一覧

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

これぞボーイズラブ

はじめて読んだのがたしか四年くらい前だったかな?
名作と知りつつ絵が苦手でずっと読まず嫌いの状態だったのですが、読んだあとには『もっと早くに読めばよかった!!!』と後悔したくらいの激しい萌えと感動がありました。

私の中では、これぞBLという作品です。
なぜ男同士で恋をするのか?どうしてこの人でなければだめなのか?という、BLならでは恋愛の難しさがすごく丁寧に描かれていて、読んでいて『BL…

5

囀る鳥は羽ばたかない 3 コミック

ヨネダコウ 

百目鬼の雄の表情はまだ見せず。

矢代が撃たれて抗争の色合いも濃くなるなか、矢代と百目鬼の感情にも変化がみられた3巻。

印象に残るシーンは多々ありますが、個人的に3巻では竜崎の夢での回想シーンが強く心に残りました。
若かりし頃の矢代と竜崎。ザーメンだらけの体をそのままに床に寝転んでいた矢代に濡れ布巾を投げて「拭け」と寄越した竜崎。
矢代はその布巾を「雑巾」と捉えて、体を拭いた後に「俺のこともっとメチャクチャに扱ってよ …

3

それでも、やさしい恋をする コミック

ヨネダコウ 

読んで後悔しない!実写化を上田くんで見たいです←

これは何度読んでも飽きません!
出口さんがとりあえず健気でかわいいです!迷ってるなら絶対に読むべき!後悔はしません!
というか実写化が見たいです…
hyphenだからかもしれませんが、出口さんが完全にKAT-TUNの上田くんにしか見えません!ビジュアルだけでなく、男らしいのにたまにかわいいとことか怒って巻き舌なとことかww
実写化を上田くんで見たい…

3

囀る鳥は羽ばたかない 4 小冊子付限定版 コミック

ヨネダコウ 

いつかの遠火。

時間軸が前後して、キャラクターの背景を浮き彫りにしていく手法を多用しているのは分かっていたことだけれど。ななタン(七原)にスポットが当たるとは⁈ 思ってもみなかったから、少し驚いた。頭のアレをしょっちゅう覗く様なバカで。「機会があれば一発お願いしたい」などと軽口を叩く様なバカで。血の気が多くて直ぐ喧嘩して。矢代にボコボコに殴られても抵抗もしないバカで。ほんの脇役だと思っていたのだ。七原が七原なりに…

4

囀る鳥は羽ばたかない 3 コミック

ヨネダコウ 

守りたい、大事にしたい、傷つけたくない。なのに…汚したい。

何度か読み直さないと、事件の内容が頭に入っては来なかった。
腹と肩と腕を銃で撃たれた矢代は痛む身体を引き摺りながら、事件の真相に近づいていく。
そもそもの最初からこの事件の裏に何が起こっているのか、聡い矢代には解っていたようだが。七原も踊らされた竜崎も、そして私も‼︎ 全く解っていなかった。
この3巻は事件の動静を追うと共に、次へのブリッジ的な内容なので。一気に読むので無ければ、非常にジリジ…

5

囀る鳥は羽ばたかない 2 コミック

ヨネダコウ 

物語が大きくうねり出す。それでも頭は「概ね綺麗だ」

そぼ降る雨の舗道に佇む矢代。雨の匂いと街路の音がしそうな、およそBLらしく無い表紙に息をのむ。後で見返したら、この2巻だけ253ページ。他に比べて特大ボリュームとなっていて、物語が急速にうねり出す巻でもあります。
百目鬼の想いは止められなくなっているし。
ここで、矢代の気持ちに全く気づかない影山の、矢代を「友達として」大事に思っていることが伝わってきたり。
それに思いもよらず、胸を痛める百目…

4

囀る鳥は羽ばたかない 1 コミック

ヨネダコウ 

Fluctuat nec mergitur …たゆたえども沈まず。

何処かで聞いたことがあるかと思いきや。
「漂えど沈まず、」ここに逆説的に「されど」と続ける。
有名なParis の紋章に掲げられた文言をもじって、つけられたタイトルに思い巡らす。

読み返してみて。冒頭があらすじとは違って、影山と久我の物語でちょっとびっくりしたというのを思い出す。え? 矢代と百目鬼の話じゃないの?と。フツーに説明しても良いのだ、こっちは影山、矢代とは少なからず縁のある人間…

13

今宵、天使と杯を 小説

英田サキ  ヨネダコウ 

何度も読みたくなる 挿絵も最高です。

一気読みしました。

柚木と四方がすごく魅力的なんですよね。
登場人物が皆それぞれ人間味あふれてて魅力的。

読後感がスッキリ 幸せな気持ちになりました。

互いを本当に大切に思う。って時間じゃないんですよね。
たった二週間が濃いんですよ。
柚木が四方を愛する気持ちも 四方が柚木を愛する気持ちも
ものすごく伝わってきて 幸せな気持ちになれました。

途中クスっと笑わせてもら…

2

囀る鳥は羽ばたかない 1 コミック

ヨネダコウ 

男らしい

キャラクターのインパクトが凄い
とにかく凄いです
ゲスい内容もドラマチックなお話に組み込まれてて、いろんな意味で男らしい作品

0

NightS コミック

ヨネダコウ 

感情スペクトル…共感覚を想起させる、そのタイトルにまず、しびれます。

思い返してみれば。ヨネダコウ作品における、タイトルの付け方は全て秀逸で。
そのセンスにまず、しびれます。
表題作と中編との間に挟まれた、この「感情スペクトル」が私は一番好きで。
笛吹の熱を持った視線は「あからさま」に久郷には見えた。その感情が分解されたらそれはどんな色だったろう。どのくらいの熱さだったろう。視えた筈なのに、久郷は大きな勘違いをしていて、徐々に笛吹を意識していくのだが。
ラス…

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