ヨネダコウさんのレビュー一覧

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

真っすぐさがすごい

無邪気な大型ワンコ~待てもできて、よし!の後のむしゃぶり付きが!
真っ直ぐな忠犬っぷりの気持ち良いこと。
お仕事パートも気持ちの流れも読み応えあり!
えちパートも!!気が強くて拒否りまくってたのに…
受け入れたときの悶えぶりが天才でした!!

間違えてスピンオフの「いとしの悪党」から読んでしまったけど、
田上のことを知ってる分、田上憎し!
より郁己との掛け合いが切なく苦しく感じられ…

0

囀る鳥は羽ばたかない 1 コミック

ヨネダコウ 

ヤクザもの

ガチめのヤクザものでした......
あまり読んだことの無いタイプでしたので試しに...と思い安直に手を出したのですが......
本格的すぎて私にはしんどかった.....!汗

3

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

何故か入ってこない

万人向けってそうそう無いんだな、と。
リーマンもノンケも好きで、これだけ評価されているのに、全然入ってこなかった。地雷とか嫌悪とかは全く無いけれど、流れて行ったと言いますか。古いからかなとも考えました。流行とか自分好みの変遷とかも関係してくるし。でも2008年に発売されてる本でも繰り返し読んでるものも結構あるし。辛い思いしているのは十分分かるけど受けが根暗過ぎるのかな、私には。
小野田先輩は気…

5

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

愛って重い

重い。本当に重い話だった。

ゲイとしての社会から疎外される恐怖とか、相手がノンケだからいつか別れるんじゃないかっていう恐怖も、とても丁寧に書かれていて、何故か女の私が共感してしまった。

嶋がその恐怖から、外川への惹かれる気持ちを抑えて、外川の気持ちを拒むシーン、辛かった。自分が傷つきたくないから逃げるなんて、どれだけ今まで自分のことを嫌ってきたのかと考えてしまった。

また、嶋が綺…

3

囀る鳥は羽ばたかない 7 コミック

ヨネダコウ 

4年の年月がもたらすもの

4年という年月の経過を丁寧になぞる巻で、ここでも様々な場面で交差する男の情がやはりすごく、よい。綿密に張り巡らされたストーリーラインを辿る快感は本作ならでは。百目鬼の男としての成長が著しく、黒い革手袋と勲章を携えたお顔に卒倒しそうに。矢代も年を重ねて滲み出す色気が凄い。二人ともどんどん私好みになってて次の巻どうなっちゃうんだろ!?年齢を経た顔の描き分けにヨネダ先生ほんと絵がお上手だなぁと再確認。

6

囀る鳥は羽ばたかない 7 コミック

ヨネダコウ 

百目鬼かっこいい

今回も読ませていただきました!

あの、百目鬼の成長に感動です!4年して心がだいぶん大人になったように感じます。
しかし、昔から変わらない執着心も健在のようで相変わらずのギラギラした目に安心します。

対して八代にはあまり変化なく相変わらずの美しさです!

この2人がこれからどう折り合いをつけていくのでしょうか。少なくとも恋愛感は合わない2人。続編が待ち遠しいです。早く8巻をお願い致…

5

「囀る鳥は羽ばたかない 7」コミコミ特典リーフレット グッズ

早く8巻を!

7巻では矢代と百目鬼が離れたままです。
矢代は裏カジノのオーナー兼金主として七原と共に行動して、百目鬼は三和会系桜一家に預けられた形になっていました。 

こちらのコミコミさんのリーフレットでは、矢代と七原の「女のハナシ」と百目鬼と綱川の「女のハナシ?」の2つのお話が1ページづつ載っています。

まず「女のハナシ」ですが屋台でラーメンを食べている2人が、同じく闇カジノで働いている杉本に女…

1

それでも、やさしい恋をする コミック

ヨネダコウ 

好きだなぁ

再読して大好きな作品だと再確認しました。

「どうしても触れたくない」で外川と嶋の恋の見届け人でもあった、小野田の恋のお話です。

こちらの作品の方が友人から恋人になるまで、長い時間が掛かっている分リアリティを感じます。

出口の立ち回りの狡さとか、小野田の無意識の態度や言葉に傷つく様子とかがとても心に迫る物がありました。

そして出口の告白が真実だと知った時の小野田の戸惑いとか、…

5

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

やはり名作

「囀る鳥は羽ばたかない」シリーズを読み終わったので、再読しました。

当時読んだ時も大好きな作品でしたが、再読してみてもその思いは変わりませんでした。
外川の台詞ひとつ、嶋の表情ひとつが光る作品なんです。
何度も何度もグッと来ました。言葉のチョイスが凄く良いのです。

嶋の全てありのままを愛そうとする外川。嶋が追いかけて来てくれた時に思わず溢してしまう本音がとても切なかったです。

3

囀る鳥は羽ばたかない 7 コミック

ヨネダコウ 

変われない男達

 矢代が表面上はヤクザでなくなったこと、百目鬼が矢代の下からいなくなったことで、これまでとはがらりと雰囲気の変わった巻でした。と言いつつも、根底に流れているものは変わらない。矢代は三角と繋がっているし、三角は矢代に組を持たせたがっている。七原は矢代の下で働いていて、百目鬼は矢代の近くに戻りたがっている。変わったようで変わっていない、様々なシーンでそれを感じさせられました。

 百目鬼を捨てた、…

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