ヨネダコウさんのレビュー一覧

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

涙無しでは読めなかった

シリアス系を読むこと自体があんまりないからなのか、
切なさともどかしさがこみ上げてきて、
泣かずにはいられませんでした。

嶋の過去を辛く思う気持ちや、
外川さんに対する嫌われるのが恐いと思う気持ちなど、
本当に外川さんを好きになっていく心の変化すら切なかったです。

それに対して外川さんの、
嶋の不安を取り除いていくやり方が大人の男らしさに溢れていて、
とてもかっこよかったで…

4

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

触れたくて仕方ない

私がBLの世界に嵌るキッカケとなった大事な作品。
好き過ぎてレビューなんて恐れ多くて、繰り返し読む事もいつの間にかしなくなっていたこちら。
今更私があらすじ等々説明する事は要らないと思ったので、好きになって数ヶ月、改めて読んでみて思った事を。

淡い色使いの表紙。
自ら触れようとする外川に、触れないでとまるで拒否するかのように彼の手首を掴む嶋。
風が入り込み靡く、レースのカーテン
嶋…

2

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

今の気分に合った作品なのでしょうか

作品自体は悪くないのですが、今更私がポイント追加するのは本意ではないので。本音は中立レベルです。
否定的意見はあまり書きたくないのですが、ここでの評価の高さのに同調できなかったので、あえて厳しく書かせてください。

私がBLを読み始めた頃は、とんでもなく泣ける作品や心が痛くなるようなキツい作品が幾つもありました。胸にずっしりときて、苦しくてのたうち廻ってしまうような感覚を与えてくれる、そうい…

21

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

普通・・・?

レビューが相当だったのでハードルが上がったのか
読後の感想は・・・・「普通・・・?」

絵も綺麗で切なくて(ちょい設定が重い)読み応えもありました。
買おうかどうしようか迷っているのなら「買いなよ」と言います。

最後の 最後の
小野田さんに向ける嶋くんの表情が どーーーしても今一歩のように感じて
残念でなりません。

4

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

謎に満ちてる狐さん

はっきりしたこうだっ!て言うような終わり方ではないので、最後まで謎を残しつつ
でも、すっきりするような後味がある作品で、気になる事はあるのに、満足感も覚え
次につながるような期待も感じさせてくれるお話なんです。

多様な人間が出て来るのにチグハグな感じが一切しないし、主役キャラ以外の個性的な
キャラや、人間味ある脇役が、主張しつつも出しゃばらない感じで凄くまとまりがある。
攻め様が5日…

5

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

とにかく一度は読むべし!!

なぜレヴューしてなかったのか・・・!
これはもう神作品としか言い様がない!

絵、話の展開、細かい描写、キャラ作り、
すべてが計算しつくされて綺麗にまとまっております!!

ちょっと擦れてた私の心が嶋君のピュアハートに浄化されました。
まじです。
マジ泣きしました。

また外川さんがいい意味で男臭くて好きなんだなぁ~。
すごく重い過去を背負っているけど、それでもしっかり生きて…

4

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

スピンオフとは知らず

スピンオフとは知らず、購入してしまったのですが、
ちゃんと楽しめました。
とても丁寧に書いてあり、2人の関係も読んでいて面白いのですが
「萌」評価にしたのは、本当に私自身の好みの問題です。
つらい過去の展開って、苦手です。

本作、田上は、自身の辛い過去から、
人をだましてお金を巻き取ることをしている。
大学で出会った行人のことも、金持ち故の性格を嫌い、
行人のことも騙して、お金…

2

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

劣等感を含んだ優しい話

 ゼネコンに勤める阿万崎郁己。
 彼の幼い時の夢は、父と同じように鳶になること。
 けれど、どうしても高所恐怖症が克服できず、郁己は自分に他にできることはないか、と考えた末に、今の会社に就職することを決める。
 そんな彼の実家は、鳶・土木業の傍らに非行少年の更生を引き受けていた。

 郁己が小さい時から、郁己以外にも「不良少年」という少年たちが一緒に暮らし、尚且つ同列に扱われるという環境…

2

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

キャラ立ちが際立った作品

この本を読み終わって、表紙カバーの絵を改めて見ると、「ああー、そうなんだよ!」
主人公たちの関係がすごく良くわかります。
司郎のシャツの後ろを掴んでいる零。
なんて心憎い表紙なんだろう。
物語は二段組で一瞬怯みますが、過去の回想もあるとはいえ、5日間の出来事。
キャラクターが魅力的であっという間に引き込まれ、二段組も気にならない。
もっともっと、と手が止まらない。
純粋で単純な萌えと…

13

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

狼と狐の5日間

新橋の路地裏で、カウンターだけの小さな鉄板焼屋を営む桐島司郎。
彼は元ボクサーで、店の二階で一人暮らし、
ヤクザのフロント企業である街金に、自分が作った訳ではないらしい借金がある。

ある日、街金の社長のヤクザ・飴屋が現れ、アルバイトの話を持ち込む。
元カノにストーカーされている結婚間際の男を、結婚式までガードするというものだ。
飴屋の持ってくる話なんて、ロクなもんじゃないに決まってる…

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