カゼキショウさんのレビュー一覧

おおかみ騎士とたれみみ従者 ~うさぎの国の幸せ魔法~ 小説

茜花らら  カゼキショウ 

物語は面白い!

表紙を見て、ケモ耳好きな私は読まずにはいられませんでした。

私が一番萌えたのは、受けのたれ耳うさぎが、なにかあると自分の耳をにぎっちゃうところです。最高でした...たれ耳なので掴みやすいところもポイントです。

耳や尻尾の表現が多く使われていたので、ケモ耳要素をたっぷりと楽しむことができました。ケモ耳好きさんにはおすすめです。

内容としては、わくわくしながら読み進むことができ読みご…

2

おおかみ騎士とたれみみ従者 ~うさぎの国の幸せ魔法~ 小説

茜花らら  カゼキショウ 

冒険譚で終わってた

第三王子のクレイデルは可愛いし、鉄のアーマーを脱がない護衛のロゥとの旅はワクワクして、三人の触れ合いが微笑ましくてとても面白かったです。

しかしこれがBLかと言われたら微妙でロゥがクローヴァ王国の騎士になった理由は分かりましたが、それは一方的なものであって遺跡に到着してから判明します。

旅の途中から刺客に狙われ出して、裏で手を引いている黒幕の正体は何となく分かりました。

リトが実…

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おおかみ騎士とたれみみ従者 ~うさぎの国の幸せ魔法~ 小説

茜花らら  カゼキショウ 

幼い日の約束は、永遠

穏やかで優しい雰囲気が魅力の、おとぎ話風ファンタジーになります。
茜花先生ですが、こう言ったお話がとてもお上手だと思うんですよね。
今回も茜花先生の持ち味が良く生きた、ジンワリ心があたたまる素敵な作品だと思います。

ちなみに、個人的ツボに「幼い日の約束」と言うのがございまして。
幼い頃に出会って、特別な約束を交わした二人。
そんな彼等が、大人になって「あの日の約束を・・・」みたいのが…

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びんぼう草の君 小説

小鳥屋りと子  カゼキショウ 

恋心に草花を添えて

道端にひっそりと咲く野花のような、ピュアで素朴な恋のお話でした。
今作が作家さまのデビュー作だそうです。
表紙のイメージ通りの優しい雰囲気が漂い、派手な華やかさはないのだけれど、作中に登場する草花や花言葉の数々が作品にほのかな彩りを与えていて素敵なのです。
静かに、優しく花を愛でながら進む2人の交流がなんとも穏やか。

裕福な家庭で生まれ育ち、背筋がぴんと伸びたような品のある優等生だった…

0

黒曜に導かれて愛を見つけた男の話 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

このCP好き。大好き!

「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」の続きだ!!と喜びながら読み始めたら、強烈なデジャヴ。
「金緑の神子と神殺しの王」に同時掲載されていた前半部分が、加筆修正でこちらの本にほぼほぼ収録されているんです。・・・「金緑~」に載ってる部分読み直す必要ありませんでしたね。

アヴァロニス王国の話を4冊読みましたが、「黒曜の災厄は愛を導く」とこちらの「黒曜に導かれて愛を見つけた男の話」だけでも充分楽し…

2

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

攻め視点の小説と一緒に読むのが楽しい

とにかく主人公の受けの秋人の境遇が厳しい!
あらすじとしては、よくある(?)なろう系小説で流行っているような感じの「異世界に召喚されたけれども、召喚されたのは友人の方で自分は望まれていないどころか厄介者でした」みたいな。
元の世界でも受けは母子家庭で幼いころに母が病死し、養護施設で育っていて、そして「お前はいらない」と言われていると感じながら育った子です。成績優秀、音楽の才能もあって本人も自分…

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黒曜に導かれて愛を見つけた男の話 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

レンドルフ視点

黒曜の災厄は愛を導くのレンドルフ視点のお話です。

長い!果てしなく長い。

そして前作ではわからなかったレンドルフの内面がしっかり書かれていて、また秋人に会えない間に何をしていたかもしっかり書かれています。本当に忙しかったんですね。大変でした。
そして終盤も秋人視点ではなかったエピソードも入ってますね。レンドルフの秋人への愛が溢れて深いです!

レンドルフがそんなに秋人を愛していた…

2

黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

主人公が辛すぎて

異世界トリップファンタジーですね。長かった!
しかも主人公は巻き込まれてトリップしたモブだという。

もう主人公が可哀想で気の毒で辛くて、これでもかとひどい目にあって、何度も先のページを確認したくなりました。
黒髪黒瞳というだけで迫害され生き延びる為に葛藤しながら盗みをしたり野山で野宿したり殺されかけたり。
そして共にトリップした正反対の境遇の春夏に私も何度嫉妬を抱いたか。

秋人の…

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黒曜の災厄は愛を導く 小説

六青みつみ  カゼキショウ 

世界は輝く

BL異世界トリップのジャンルでは出色の作といっていいと思います
これ1作ではなく、関連4作で。
きっと繰り返し、お話からお話へ、場面から場面へ、駆け巡るように読み返したくなります。言葉と心を追って。

シリーズや関連作品というか、これはほぼ同じ物語を誰の視点で語るか
というのと、あのとき彼は何と言ったのか、どう思っていたのか
を楽しむ作品群だと思うので、通しての感想を1作目に書きます

3

バイアス恋愛回路 小説

栗城偲  カゼキショウ 

苗字が微妙

これってイジメだよね。勝手に性癖をバラされて自殺した大学生を思いだして嫌な気分になってしまいました。
後書きで勝手にジロジロ見られたらストレスだったろうと作者さまは書かれてましたが、私は読んでる途中で
「この自意識過剰野郎!」って自分が周りに居たら言ってやるのに!って何度も思いました。
講義被ったらそんなに負担?しかも、単位落としてるの自分なのに!これは攻めでは無くその友達ですが、こんな奴と…

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