高月紅葉さんのレビュー一覧

ふたつの海を 小説

高月紅葉 

読む人を選ぶ

受け入れられるか、受け入れられないか、はっきり好みが分かれる作品だと思います。
SM系、リバで、地雷だらけではあるけど、高月先生の文章力で非常に上品な仕上がりです。
エグいはずだけど、サラッと読めます。
これだけでも読めるとは思いますが、仁嫁読んでないと、すごく淡白な作品に感じるんじゃないかな。
まあこれ単発で読まれる方もそういないとは思いますが(笑)
直登と道元の組み合わせは正直、凄く…

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刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

繋げた身体の上で交わす、言葉の絶妙なやりとりが魅力。

仁義なき嫁シリーズは未読、刑事にシリーズ初読みです。

インテリヤクザ×マル暴の刑事、という組み合わせから連想するような、複雑な事件や抗争、入り組んだ人間関係はこちらの巻では見られず、田辺(攻め)と大輔(受け)2人の関係性(主に身体の)にかなりの重きを置いてお話が進んでいきます。

初めから終わりまでとにかく体を繋げているシーンが多いのですが、無駄にエロ重視なわけではなく、身体を重ねるごと…

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刑事に決め手のプロポーズ 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

はぁー、ついに完結してしまった、、、
再読なのであらかたの内容はわかっていたのですが、再読だからこそじっくり文字を追えるよろこび。
自分の気持ちを受け入れてからの、大輔の男っぷりよ。
ここにたどり着くまでの葛藤にこちらもだいぶヤキモキしたけれど。
田辺もこれで安心できるね…♡
田辺の愛情は言わずもがな。
その献身はどこからくるのだ…!

個人的には大輔母との絡みが最高におもしろかっ…

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刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

刑事にシリーズ5作目。
はぁー今作も小山田あみ先生の絵がウツクシイ。
基本的に受けは細身で小柄が好きなはずなんだけど、あみ先生が描くとオールオッケーになる不思議。

前作から大輔がすっかり素直になって、田辺とのやりとりも安心して読めます。
急に別れを突き出してきた西島にはギョッとしたけど、まさかそんな思惑があったとは!
気がかりだった田辺の足抜けにも動きあり。佐和紀がかっこよく絡んでて…

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刑事に悩める恋の色 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

刑事にシリーズ4作目。
再読です。
こちらはあやちゃんの溺愛っぷりを堪能できます♡
何より巻を重ねるごとに、大輔が田辺を想う気持ちに素直になってくれ、安心してふたりの恋を楽しめます。
携帯に写真の送りっことか…中高生かっ♡
これまでは色々トラブルはあるわ、大輔は自分の気持ちを受け入れられない(そもそもが不器用すぎる)わ、もうじれったくて田辺がかわいそうでかわいそうで…。
悠護と皐月がこ…

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刑事にキケンな横恋慕 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

はぁーなんともふわふわ幸せな読後感。
内容はかなりキツかったですけどね、大輔にとって。
誰よりも男であることを信条とする大輔にふりかかった災難。
どん底を吐露し、ボロボロの大輔をまるごと受け止めるお風呂のシーン。
西島と田辺の会話は全部痺れました。
西島のおっさん、、、あんたにはついて行くよ!!
冷徹を絵に描いたような岩下、チンピラ狂犬風情の新条、どちらも一見ひどすぎる言動なんだけど最…

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刑事に口説きの純愛 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

このふたりに会いたくて再読中。
はぁーやっぱりたまらない小山田あみ先生の描く田辺♡
今どき珍しいくらい女心がわからない大輔、
倫子でなくともキィーってなりました。
すったもんだの末、平和に離婚成立、
ようやく田辺とラブラブかと思いきや。
ここまで田辺が一心に気持ちを向けてくれても
まだ素直に受け取れないかともうじれったくてじれったくて!
新条とお付きの3人が荒くも良い仕事したおかげ…

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刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

去年読んで、またこのふたりに会いたくて再読。
再読の良いところは先がわかっているが故にじっくり文章を追えるところですね。
高月紅葉先生の言葉のセンスを堪能できました。

内容がわかっているとはいえ、田辺が三宅たちの前で女を抱かされるシーンは堪えますね…

戸惑いつつも田辺にひかれていく三宅の心の動き、
誰もが堕ちるペテン師の田辺が水面下であの手この手を駆使して三宅に心を捧げる様子。

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辺境伯は美しき騎士を甘く調教する ~Dom/Subユニバース~ 小説

高月紅葉  藤浪まり 

結末はDom/Subユニバースの理想形

~Dom/Subユニバース~は、主従関係の上に、愛のないDom/Subの関係を二重に置くと、主従の暴力物語になるのでつまらい。
王太子のDom/Subのパートナーは「百合の騎士」の称号を持つ美貌の騎士・ハリス
王太子はハリスを罪人用の鞭で打ち、サブドロップ。
心身傷ついたハリスに「静養」と言う名目で、従弟の辺境伯に渡す王太子。
北の辺境で静養?の命を受け、ハリスは涙を流しながら向かう。

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刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  小山田あみ 

お互いを好きで好きでどうしようもない二人

ヤクザの田辺×組対刑事の大輔。立場的にロミジュリで、結ばれることは完全アウトな二人が、お互いの行く末を思い、悩みもがいて覚悟を決める巻。

健気で不器用で、お互いを好きで好きでどうしようもない二人の苦悩と決断の過程に痺れます。

その分、アチラももの凄く濃厚で甘あま。小山田あみ先生の美しく官能的な挿し絵と相まって、二人のめくるめくエロを十二分に堪能できます。

綺麗でエロくて一途な溺愛…

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