total review:292875today:5
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
10/30(合計:293件)
高月紅葉 小山田あみ
renachi
ネタバレ
シリーズ三冊目。 前半は恋人になった二人が温泉旅行に向かう甘々話、後半は大輔が危険な目に遭うちょっとした事件。 前作最後に大輔が口にした温泉旅行が無事に実現したようで、始まりから嬉しそうな田辺が見られて、こちらもとても嬉しかった。 相変わらず田辺が語る大輔はベタ甘評価。褒めちぎりまくって、どれだけ大輔が素晴らしいかを伝えてくる。微笑ましく温かい気持ちになるが、物足りないのも正直なところ。…
シリーズ二冊目。 前半は大輔の離婚話。一冊目であれだけグチグチやってたのに、別れるのかと拍子抜け。後半はカップル成立までで、ヤクザが集団できゃっきゃやってる賑やかラノベになっていた。 前半、引き続き田辺の片思いを綴る心理描写は切なくて、途中まではものすごーく良かった。立場の違いによる難しさに悩みながら、自分のできる限りで大輔を守ろうとしている。なんで大輔なんかを?と思いながらも、素直に応援…
とにかく表紙が素敵すぎる!タイトルロゴも凝っていて、思わずポチり。どっちもカッコ良くて眼福。 受け視点の短編二本、間に攻め視点のSS二本という構成で、一話目はエロ特化作品のよう。キャラを掴む前にエロシーンが始まり、あまりの説明不足になんだこれ?となる。 二話目のSSでエロに至るまでの説明があり、三話目はまるでこれが一話目かのように親切な書き出しで始まる。一話目にあるべき設定説明の補足がぽろ…
高月紅葉 ユリ
ゆのまゆ
良かった。 前を向き始めた佐和紀。 やっぱり佐和紀は和服が似合って色気があって気風がよくて。夢を預けたくなるような男だな。 佐和紀が前向きになれたキッカケを作ったのは周平。この周平の愛情深さが本当に大好き。 佐和紀にがっかりされたくなくて痩せ我慢的なところもあるのかもしれないけど、ほんとうに懐が深くていい男だな。佐和紀に対してだけだけど。 岡村とも仲直りできたし。 岡村も今まで頑張って…
高月紅葉 藤未都也
izumix
転生モノのオメガバース作品で新鮮でした。 2.5次元俳優の真澄(Ω)の前世はヤクザで、 人気ナンバーワンのミュージカル俳優の花島(α)の前世は警察官です。 前世を絡めてお話が進んでいくのですが 個人的には読みにくいと感じてしまいました。 前世が無くても普通に面白い内容だと思ったので 私は前世の必要性を感じなかったです。 (私がヤクザモノや死ネタが好きじゃないのも関係あると思います…
高月紅葉 Ciel
fandesu
先輩の借金のカタに『売られて』しまって、仕込みと称して自分を犯しているヤクザが、虐待され続けていた子どもの頃に淡い思慕の念を抱いた唯一の人だった……こう書くと、絵に描いた様な不憫受と裏稼業だけどある意味スパダリともいえるヤクザさんとの、ノアール感に満ち溢れた再会愛が書かれると思うじゃないですか。 いや、全然違った。 だって、クラスマックスがあれなんですよ? 私思うに、このお話は恋愛で…
高月紅葉
碧雲
「国家調査員のオメガ・トウマは、敏腕社長でマフィアのアルファ・リカルドと『運命のつがい』」 ・・相愛の恋人になったのに、まだ番契約を経ていない二人。 リカルドは、トウマから要望する時をじっと待っている。 トウマは、リカルドの浮気が心配。でもハニトラを仕掛ける仕事は続けたい。 トウマは、あと10年待ってとリカルドにお願いをするけれど、 オメガの出産適齢期ってないのだろうか? トウマは…
高月紅葉 九鳥ぽぽ
茶々丸53
ギムナジウムの謎を明かす為に編入したミランは同室になったティモシーに惹かれていく‥ ティモシーとミランの危うい関係にドキドキティモシーと関係があった生徒に自分を重ね合わせたり自分の役割を考えて、自重してるのが切ない。 ストーリーが核心に迫るにつれ緊張感がすごくて、手に汗握りながら読みました。 生き方が1つしかないと思っていたミランが、ティモシーと出会い、希望を持てたのが夢があって良かった。面…
高月紅葉 高峰顕
電子版で読了、紙版は、一冊になっているけど、電子版は上下巻に別れてます。 いつものパターンで展開、 無自覚・狂暴で好奇心旺盛な佐和紀。 佐和紀が、周平をこっそり片思いする星香たちの芝居に騙されて、喫茶店に入る。 そして好奇心をくすぐられて、周平の裏稼業のイベントにチャイナ服を着て参加。 船の中で、参加者を区分する花簪をすり替えられて、男娼の花簪を髪に飾ってしまった佐和紀は、中国人の人…
窓月
萌寄りです。 寄宿舎BL三部作のトリを飾るのは、作家様初めてのシャレード文庫さんから『小鳥たちの巣 -新米諜報員と寄宿舎の秘密- 』。作者ご自身が企画して自ら楽しんでいらっしゃる独自路線、大好きです。 この三部作、舞台設定の他にも裏企画として、文体七変化がそっと仕込まれているようです。確かに『戀は秘めたる情慾に -旧制高校モラトリアム- 』とは全く異なる味わい。舞台となる国がどこであっ…