total review:280977today:36
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
60/79(合計:782件)
ウノハナ
キリヱ
ネタバレ
ウノハナさんはこれで4冊目になります。 私の中でウノハナさんはこれぞBLという部類の絵という認識でして、この絵で戦後はミスマッチじゃなかろうかと失礼ながら思いましたが、そんな事全くなかったです。 派手めのBL絵だと地味な時勢に合わずに絵柄だけ浮いてしまいがちですが、逆に華やかでいいですね! 近代文学専攻でしたので戦後の話はかなり読んできましたが、詳しい訳ではないので大きな事は云えませんけれど…
ぴかり
ウノハナ先生の作品が好きですべて読んでいます。 その中でも、個人的には一番好きなお話でした。 映画を見た気分になれます。 舞台は終戦後。つらい戦争が終わり、人々が悲しみの中で復興へ向けての明るい希望を抱き始めている、そん時代をまさに表している二人でした。 いろいろな体験をして再会した二人が手をつないで銀座のネオンの中を歩くところにはじーんとします。
あやちゅけ
昭和の時代、日本が戦争で負ける直前の話、そしてその直後を 描いたノスタルジックな話です。 戦中は輝くことができなかった銀座のネオン。 その中を行く2つの影……。 2人はこうして戦後も銀座を歩けるのだろうか……。 想像するだけで、涙が溢れてくるような 悲しく切ない昭和のロマン譚です。 ◆◆ ◆◆ ◆◆ 《CP》 女にだらしない幼馴染 × 勉学に打ち込む学生…
霧笛丸
昭和二十三年(1948)、今から68年も前、戦後の混乱期に軸を求めたストーリーです。 攻めが復員兵で受けがGHQの通訳、bl界無限といえど異色のカップリングではないでしょうか。 無頼漢というか、昔の言葉ではバンカラ(?)な鷹彦と楚々とした葵、主人公二人の魅力もさることながら、良く出来た作品であると思いました。(生意気にすみません) 戦中、戦後というのは我々読者もウノハナ先生も未知の領域ですが…
知世
素晴らしかったです!詳しい内容は既に素敵なレビューがされていますのでお任せして、お話の感想のみを。 本当に素晴らしい、その一言に限ります。 他の方も仰られていますが、まるで映画を観ているような感覚に陥りました。 自由奔放だけどそれを上回るほど魅力的な攻めの鷹彦。なんでしょう、ある意味人間らしさがすごく表れてるのかなと思いました。そして同じぐらい魅力的な受けの葵。芯がしっかりしてて強い、だ…
Krovopizza
「お〜お〜 派手に切れてんな〜 しみんだろ〜」 と、岳の口元の傷を確かめる一弥。 「めずらしいな お前がこんなのもらうなんて」 「スミマセン」 「スパーで顔面直撃って どんだけボーッとしてたんだよ」 などと手当てしながら話していると、 「悪かったな岳 大丈夫か?」 とスパーの相手が謝りに来ます。 そして、 「その首のあざも転んだからか?いくつもあるけど」 …
弥七
戦後の銀座、がどんなところかは知りませんが、とても雰囲気があってドラマや映画を見ているみたいでした。外から眺めている感じに読んでいて、感情移入してすごく胸が痛くなったりはしなかったです。(BLを読みすぎて感受性が鈍ってるせいかもしれませんが) 攻が中身がダメな感じでも見た目が格好良すぎて、俳優志望ということもあってかマンガのキャラクターというよりはやっぱりドラマの俳優さんのように見えました。…
まるのすけ
ウノハナ先生の漫画は、中身はもちろんのこと毎回表紙が素晴らしくて買うのが楽しい!今回もグッとくる表紙でした〜。 時代モノって食わず嫌いしてたけど、昭和のこの雰囲気、かなり好きかも!衣装いいなあ、カバー下にもあった詰襟にマントとか、着物に帽子とか。 昭和のメロドラマを目指したとのことで、まさにその通りでした。読みながら始終涙ぐんでいた…。 鷹彦はかなりのダメ男だけど、それを上回る魅力が…
冬草
思わず目を奪われる、魅力的な装丁が素敵。 ウノハナさんの時代物の新刊、とても楽しみにしておりました。 物語の舞台は戦後の東京・銀座。 戦争が終わって3年、ようやく東京に戻ってきた鷹彦と 彼の帰還を待ち続けた幼なじみ・葵の物語です。 戦争を挟んでいる物語なので、 どんな波瀾万丈の展開が待ち受けているのだろうと どきどきしながら読み進めましたが、 辛さや複雑さはそれ程伴わず、全…
Hinana
大好きなウノハナ先生の作品だったので、正直期待値が高すぎたかもしれません。 ウノハナ先生の描く、悪いんだけど抗えない魅力がある攻めが大好きなんですが、今回は好きになれませんでした。 奔放で自分勝手過ぎやしないかと。 戦後日本を舞台にした作品ですが、役者を目指す攻めってゆーのも安易な感じがするし、どこかで読んだことがあるような、オリジナリティをあまり感じませんでした。 あまり感情移入できない…