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60/78(合計:780件)
ウノハナ
あやちゅけ
ネタバレ
昭和の時代、日本が戦争で負ける直前の話、そしてその直後を 描いたノスタルジックな話です。 戦中は輝くことができなかった銀座のネオン。 その中を行く2つの影……。 2人はこうして戦後も銀座を歩けるのだろうか……。 想像するだけで、涙が溢れてくるような 悲しく切ない昭和のロマン譚です。 ◆◆ ◆◆ ◆◆ 《CP》 女にだらしない幼馴染 × 勉学に打ち込む学生…
霧笛丸
昭和二十三年(1948)、今から68年も前、戦後の混乱期に軸を求めたストーリーです。 攻めが復員兵で受けがGHQの通訳、bl界無限といえど異色のカップリングではないでしょうか。 無頼漢というか、昔の言葉ではバンカラ(?)な鷹彦と楚々とした葵、主人公二人の魅力もさることながら、良く出来た作品であると思いました。(生意気にすみません) 戦中、戦後というのは我々読者もウノハナ先生も未知の領域ですが…
知世
素晴らしかったです!詳しい内容は既に素敵なレビューがされていますのでお任せして、お話の感想のみを。 本当に素晴らしい、その一言に限ります。 他の方も仰られていますが、まるで映画を観ているような感覚に陥りました。 自由奔放だけどそれを上回るほど魅力的な攻めの鷹彦。なんでしょう、ある意味人間らしさがすごく表れてるのかなと思いました。そして同じぐらい魅力的な受けの葵。芯がしっかりしてて強い、だ…
Krovopizza
「お〜お〜 派手に切れてんな〜 しみんだろ〜」 と、岳の口元の傷を確かめる一弥。 「めずらしいな お前がこんなのもらうなんて」 「スミマセン」 「スパーで顔面直撃って どんだけボーッとしてたんだよ」 などと手当てしながら話していると、 「悪かったな岳 大丈夫か?」 とスパーの相手が謝りに来ます。 そして、 「その首のあざも転んだからか?いくつもあるけど」 …
弥七
戦後の銀座、がどんなところかは知りませんが、とても雰囲気があってドラマや映画を見ているみたいでした。外から眺めている感じに読んでいて、感情移入してすごく胸が痛くなったりはしなかったです。(BLを読みすぎて感受性が鈍ってるせいかもしれませんが) 攻が中身がダメな感じでも見た目が格好良すぎて、俳優志望ということもあってかマンガのキャラクターというよりはやっぱりドラマの俳優さんのように見えました。…
まるのすけ
ウノハナ先生の漫画は、中身はもちろんのこと毎回表紙が素晴らしくて買うのが楽しい!今回もグッとくる表紙でした〜。 時代モノって食わず嫌いしてたけど、昭和のこの雰囲気、かなり好きかも!衣装いいなあ、カバー下にもあった詰襟にマントとか、着物に帽子とか。 昭和のメロドラマを目指したとのことで、まさにその通りでした。読みながら始終涙ぐんでいた…。 鷹彦はかなりのダメ男だけど、それを上回る魅力が…
冬草
思わず目を奪われる、魅力的な装丁が素敵。 ウノハナさんの時代物の新刊、とても楽しみにしておりました。 物語の舞台は戦後の東京・銀座。 戦争が終わって3年、ようやく東京に戻ってきた鷹彦と 彼の帰還を待ち続けた幼なじみ・葵の物語です。 戦争を挟んでいる物語なので、 どんな波瀾万丈の展開が待ち受けているのだろうと どきどきしながら読み進めましたが、 辛さや複雑さはそれ程伴わず、全…
Hinana
大好きなウノハナ先生の作品だったので、正直期待値が高すぎたかもしれません。 ウノハナ先生の描く、悪いんだけど抗えない魅力がある攻めが大好きなんですが、今回は好きになれませんでした。 奔放で自分勝手過ぎやしないかと。 戦後日本を舞台にした作品ですが、役者を目指す攻めってゆーのも安易な感じがするし、どこかで読んだことがあるような、オリジナリティをあまり感じませんでした。 あまり感情移入できない…
本編の前のお話です。 デビュー戦の前、岳は髪を切ることになります。 いきなり1ページ目から長い前髪の岳が登場! うおっ、かわええ! 一弥を前に、一弥の言葉に照れている岳も、またカワイイです。 しかも両手で髪の毛をクシャクシャされる……とか! その表情。 岳、反則!(笑) 一弥は「髪を切る日」は特別な日だと言います。 しかし岳は、前髪を切りたくはありませんでした。 半分一重…
メグタン
「このお話の妙に馴染んだ感覚…、どこかで知っているような…」と思ったんです、読後に。 舞台は戦後。復興にむかってスタートをきる東京。 主人公(ヒロイン)は、健気で前向きで真面目のがんばり屋、しかし、どこかヌケているところもある、かわいらしいひと。 一方の恋のお相手は、へらへらちゃらちゃらした放蕩モノのようでいて、その実、肝心なところでは主人公の背中を押し、見守っていてくれる。 ふたりの…