初恋を処する方法

hatsukoi wo shosuru houhou

初恋を処する方法
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神100
  • 萌×281
  • 萌34
  • 中立15
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
17
得点
941
評価数
237
平均
4.1 / 5
神率
42.2%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801954250

あらすじ

高1の夏、野球部の先輩で初恋の相手、松田祐吾と教師との"行為"を目撃してしまった本巣佳月(もとすかづき)。
その口止め料としていきなりフェラをされ、3秒でイかされてしまう。
初恋がショッキングな失恋と同時にトラウマへと変わった。

あれから7年、小さい頃からの夢だった小学校教師になった佳月は赴任先へ挨拶に行くが、そこで再会したのは同じく赴任してきたという祐吾だった。
トラウマの元凶とひとつ屋根の下での暮らしが始まる――。

カラダは繋がってもココロは手に入らない。
ウノハナが描くもどかしくて切ない再会ラブ!

表題作初恋を処する方法

本巣 佳月・教師・元野球部後輩
松田 祐吾・教師・元野球部先輩

その他の収録作品

  • 初夏の休日の過ごし方(描き下ろし)

レビュー投稿数17

切なキュンの片思いが良い!

いそいそと手に取った瞬間「分厚っ!」と心の声が(多分漏れてない)
ウノハナさんの他作品 銀座ネオン〜や犬と欠け月並の分厚さで読み応えあります。
1ページ目から最後の最後まで、恋する男達の気持ちを"甘く切なく時にはエロくツラく"がめいっぱい詰め込まれてて、読後の今は「ウノハナさん!大好きだーーーー!!!(∩>∀<)∩」と叫びたいです。

ああ…スゴく良かった+゚。*(*´∀`*)*。゚+
健気な片思いの切なキュンに萌えたぁぁ+゚。*(*´∀`*)*。゚+


高校時代、部室で初恋の相手 祐吾先輩(受)と教師の情事を目撃してしまった佳月(攻)。口止めにフェラをされ秘密を共有することになってしまったショッキングな初失恋。
それから月日は経って社会人になり、赴任先の学校で偶然再会。独身寮という名の小さな一軒家で同居をすることになります。日に日に体調が悪くなる祐吾先輩を心配し心労を気遣うと、祐吾先輩は体調を崩した理由を話し始めーー。
高校時代の失恋とダブらせ心がざわめき、失恋したと封印してた恋心は今もなお続いてたことに佳月は気づき。体調が悪い理由の口止め料を要求し、昔の失恋のトラウマを払拭するべく体を繋げます。

先輩には引きずってる恋心があり、エッチをしてても先輩の気持ちが違うトコロにあることを佳月は分かってて。
「この人を揺さぶってるのは、俺じゃない」
「俺は指をくわえて見てるだけ」
そんな風に思いながら体繋げて、少しでも振り向いてもらえるようめいっぱい愛情注いで、世話をして。年下ながら抱擁力のある素敵な攻めなのですが、片思い描写が切ないです(ノД`)・゜・。
佳月が涙ボロボロ零しながら
「本当は先輩の本物の彼氏になりたかったけど」
から始まる下りのセリフには涙腺崩壊で一回本を閉じて泣きました。

所々で高校時代の蹲って泣き崩れてる描写が絶妙なトコロで挟んであって、切なさ倍増・過去と現在の2度失恋気分で、ウノハナさんの技にヤラレた…ヽ(;▽;)ノ

佳月目線で見ると無神経に見えちゃう祐吾先輩。
この人はこの人で体調を崩してトラウマの発作が出るくらい、前の恋を引きずってます。佳月の気持ちを知って、自分が佳月にしてきた無神経さを気に病む場面も。明るくて開けっぴろげな襲い受けの一面も見せましたが、実は一途で健気で繊細な人です。

佳月の献身的な愛情に癒され少しずつ傾きかけた矢先に、引きずってる恋の相手が現れ、動揺し、佳月には誤解をうけ・・・。とラストへ繋がります。


片思いの切ないお話が大好きなので、萌えツボドストライクに入った上に、ウノハナさんの切ないうるキュンの表現に泣かされました。2人のすれ違いっぷりや健気なモノローグなど涙を誘います(ノД`)・゜・。
エロシーンも沢山なのですが、片思いのエッチと両想いのエッチが違ってて、最後のエッチは「良かったねー!良かったねー!!」と心の中で拍手しながら読みました。(あ、どちらのVer.もエロかったです♡)

もうもう、ウノハナさん大好きっ!!の神評価です\(^o^)/

(余談ですが、小学生の腐女子ちゃん達には笑わせてもらいましたw先生×先生を近場で観察するなんて将来有望(^w^)

9

よくあるストーリーなのに面白い!!!

やっぱりウノハナ先生神過ぎる!!!
絵柄がとにかく好み!!
ストーリーとしてはよくある話なのにウノハナ先生が描かれるとどうしてこうも鮮やかに面白くなってしまうのか不思議なくらいです。
きっとキャラクターの魅力ですね。
とにかく攻様の万能嫁っぷりが凄すぎる!!
受けのことずっと好きだったから尽くして尽くしてそれでも押し付けがましくなかったり根が優しいところが本当に羨ましいです。こんな旦那が欲しい。。
いつもの傲慢な攻めじゃないですが、包容力があってなんでも許してくれそうな攻めもたまには良いですね。
小さな呟きとか突っ込みが面白くてぷぷっと笑ってしまいました。
受けが絆されちゃう気持ちも分かります!
受けの元カレも良い人で、切なくて思わずホロリと来ました。
ウノハナ先生の次回作が楽しみです!!

1

読めたことが幸せな本

ウノハナ先生の作品大好きです
この作品は少し前のものですが、気になっていたので読みました

のっけから、衝撃的で奔放な受けと純情な攻めがどうなるのかドキドキしながら読み進めました

話が進むほどに、受けは奔放ではなく優しさと自分を守ることに必死なこと
攻めは純情少年から、いい男に成長した姿がとても鮮やかに描かれていました

ウノハナ先生の、紡がれる言葉がとてもキラキラしてて胸を掴まれる感覚がありました
特に、攻めが自分の気持ちを表現するところがほんとに素敵

なのに、がっつりエロい
そのバランスが絶妙‼︎

ほんとにおススメの一冊でした

0

受より可愛い攻でした

佳月くんの一途さがたまらない。好きな先輩は元カレに未練たらたらの老け専で、一体どうやって振り向かせるのかな?と思っていたら、好きだと伝えて胃袋掴んで甘やかして…と地道で着実なアプローチだった。地道って大事。

元カレ出現からの「もう俺用済みですね」のシーン好きだ。いつも甘々な佳月のダーク顔に萌え。

先輩の魅力があんまり分からなかったな。佳月も先輩を最初に好きになった理由は顔が可愛いだし。
両想いになったら先輩がかなり直球でデレはじめたので、今後の関係性の変化を勝手に期待。

佳月くん、料理すごいだけじゃなくシャンプー自作とか…なんか能力高すぎて、逆に引かれて過去の彼女にフラれてそう笑

7

緩急の付け方が絶妙!

ウノハナさんは犬と欠け月でぎゅん!ときてウノハナさんの男らしくも可愛い一面を持つ男性が素敵だな〜とファンになりました。
過去の作品も読みましたが犬と〜の次に好きなのが声はして〜で切ない恋の行方に涙しましたがそれに匹敵する切なさがこちらにもありました!


ウノハナさんの男性は、男らしい外見だったりするのですが今回の受けの先輩は綺麗〜可愛いです!そんな見た目に反して男らしく?ガサツで面倒くさがり!
対して攻めの後輩は努力して外見を保ちつつ中身もしっかりとした乙女度高め!いやかなり高いです‼ランチョンマットにガーデニングにティーカップとソーサーを当たり前にそろえているところや……そこら辺の女性より高くて驚きます!それが女々しく見えないのがウノハナ先生さすが!


高校時代にピュアな恋心を寄せていた先輩の情事を見てしまいショックを受け更にフェラされるという追い討ちまでかけられトラウマになってしまう攻め が気の毒で仕方ありませんでした。キラキラした気持ちだったのにどう受け止めていいかわからなくなりますよね……


受けもただ貞操観念が緩い系だと思い読み始めていたら間違いでした‼受けもまた攻めとは違うトラウマに悩まされていました。
でも元カレが忘れられなくたってエッチの最中に違う人の名前呼んじゃダメだよ……


終盤、受けの元カレが出てきますがイイ人で良かった……嫌な別れ方を受けにして欲しくないと思えるほど受けに感情移入してしまったので……


攻めの素晴らしい包容力に忍耐力に万歳です!最後、気持ちが結ばれたあとの二人のエッチが可愛くて気持ちがほっこりしました。

書き下ろしの最後にご飯の後にマニアックなプレイをしようとありましたが………それも見たかったです(欲深い)



Qpaさんでの連載だったためか絡みのシーンが随所にあって眼福でした。

受けの先輩も攻めの後輩も可愛かったのですが脇を飾った校長先生はミニチュアでキュートでしたし女性の先生も癒し系でとってもいい味が出てました!


切ないシーン、エッチのシーン、くすりとさせられるシーンとたくさん魅せられる場面があり緩急の付け方はさすがウノハナ先生です!スポーツ経験はある主人公ですが犬と〜みたいなスポーツものではありません。声はして〜のような切ない大人の恋愛が好きな方はお好きなんじゃないかな、と!

6

良かった!でも萌え頂点まではいかない?

高校の野球部の後輩x先輩が教師となって職場で再開。

高校時代に先生との行為を偶然見てしまった後輩君に口止め料として、口でのご奉仕をした先輩。
後輩君はあれからずっと先輩を好きだった。そして二人とも小学生の先生になって再会!

ウノハナさんは大好きな漫画家さん!
続けての新刊、本当に嬉しかったです。

ただ、今回は期待度がありすぎた分、少し物足りなさを感じました。ウノハナさんの作品は攻めが大きな愛で受けを包んでくれるあの雰囲気が大好きで、その雰囲気は崩れず健在!そして絵もほんと好き!

でも、どうしてか、今回は萌え切れず。。。原因はなんなのか。たぶん話が王道でBLでは使い回されたネタを詰め込んだ感じだったからだと思ったのです。読んでる途中で何度か冷めてしまった。

と言っても、やはり物語の盛り上げ方、切なさ、攻めの包容力のすごさは萌えましたよ!やっぱりウノハナさんは上手いんですから!!!!!

少し小休止的な作品に収まった感があります。でも、素敵な作品です!紙でも電子でもポチってるファンです。大好きです。

そんなこんなで、今回は萌えx2で。

4

第三の派閥に入りたい

佳月が祐吾にフェラされたとき、佳月は高校1年生、祐吾は高校3年でした。大人になった二人は、小学校の先生になり、田舎の小学校の先生として再会します。
 若くてイケメンな先生は、子供達から大人気で、その人気は派閥ができるほどです。祐吾先生派と佳月先生派が大部分を占めていますが、第三の派閥があることに大変共感しました。祐吾先生と佳月先生のカップリング、腐女子派閥です。腐女子派閥は3人しかいませんが、二人が同じ家に一緒人住んでいることもすでに知っているのだから、なかなか侮れません。祐吾の顔面にボールが当たり、佳月が助ける場面を当然3人は見逃しません。私はただただ素晴らしいなって思いました。
 祐吾は、保護者の親と関係があったことを理由に田舎の小学校に赴任し、未だにその恋に決着をつけることできていません。一方佳月も祐吾がずっと好きなのです。
 二人が高校生のころから、20代後半の先生としての人生が描かれていますが、20代になって、子供達と笑っていたり、悩んでいたりする二人の方がかっこいいから不思議です。

0

一途な年下攻めが良かった

ホント↑このタイトルに書いた通りの感想です。
ウノハナ先生の描く受けはいつもちゃんと男なのに色っぽくて可愛くてエッチでめっちゃ良いんですが、本作は攻めがとにかく好みでした。
泣き虫イガグリ君からの成長、見た目に寄らず家事が上手い、そして一途。
個人的に理想的な攻めでした。

ストーリーはよくあるパターンではありましたが、無惨に終わった初恋からの逆転劇や、受けもトラウマがあり光属性の攻めに癒される展開や、一つ屋根の下での寮生活など好きな設定が合わさって、こちらも個人的には大満足な内容でした。

Hはちゃんと両思いになってから、回数より濃密度を重視したいので、そこが当てはまってたら最高だったかなぁと思いました。

0

野球部後輩×先輩の再会もの

母校へ教師として赴任してきた佳月(攻め)は、野球部の先輩で初恋の相手だった祐吾(受け)と同僚として再会する。かつて受けと教師との性行為を目撃し、口止めと称してフェラされて3秒で撃沈した過去。独身寮で同居することになり、過去のことを思い出して悶々とする攻めだったが、受けが前の赴任校で起こした事件を知り…。


読んでて絵は綺麗だし、いい感じにエロいし、まあ楽しめたんですが、キャラにまったく感情移入できなかったです。話も、初恋の相手に再会→ちょっといい感じに→昔の男の登場→よりを戻してもいいはずなのにおれはいつの間にかこいつのことを…パターンで、何一つ意外性のない予定調和。1冊まるまる同じカプの話だし、ページ数も分厚いのに、あまり読みごたえもなくさらっと流せるかんじでした。

受けの元カレ氏の描写も通り一遍で、受けとの恋愛や破局についても胸に響くものがなかった。受けが老け専だという初期設定も良くなかったと思います。老けてたから好きだったのね、とどうしても気持ちが軽く思えてしまうので。
あと攻めに告られ元カレに復縁を迫られ、受けがどっちを選ぶか、という場面で、攻めを選ぶことについての説得力がなかった。元カレを選ぶほうが自然だと思っちゃったというか、いつの間に元カレより攻めを好きになっていたのかちょっと納得できなかったです。
絵に不服はないし、ストーリーにも大きな瑕疵はないのですが、個人的には萌えや切なさを感じられないお話でした。

6

心に響くものが少なく、残念

高校の時、野球部の先輩(受け)を好きになったが、
あろうことか先輩と先生の情事を見かけてしまう主人公(攻め)。
それから7年が経過し、過疎地で2人で先生として
同居することになって……?
というのが冒頭です。
坊主頭でニキビ面の主人公の、イケメンへの変貌ぶりに
「えーーーっ!?」と思った冒頭でした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
7年ぶりに初恋の人に再会した先生・本巣 × 
過去の恋をひきづる先輩・祐吾

初恋の人と一つ屋根の下、しかも襖1枚しか部屋の隔てがないなんて、
気まずいですよね……。
本巣(攻め)は、祐吾(受け)に相手にされてませんし、
7年の間、本巣もそれなりに恋をしてきたのですが、
思い出すのはいつも祐吾のことばかり。
やっぱり初恋っていつまでたっても忘れられないものだなーと
改めて認識した場面でした。

それにしても祐吾って性に奔放すぎるでしょ?(笑)
好きでもない本巣(攻め)と、簡単に関係を持っちゃったりして…。
あげくのはてには、「俺に彼氏ができたら、もう駄目だけどな」と
本気じゃない宣言。
本巣、可哀想……。
それなのに、一途で健気に祐吾のことを想い続けます。
不器用なところは、高校の時と変わってないんだね…。

当て馬として、祐吾の過去の男も登場。
修羅場になるかとおもいきや、仲良く本巣とお茶しちゃっている
ところなんかは、笑えます。
過去の男の登場で
「こんどこそちゃんと『失恋』ですね」と言う本巣は切なかった…。
ボロボロと涙をこぼして、顔をクシャクシャにして泣いている本巣に
同情する場面でした。


それからようやく祐吾は過去を吹っ切って、本巣と両想いに。
本巣の7年間の初恋が実った瞬間でした。


エッチシーンは何回も出てきます。
エロとしては多めです。
でも両想いになってすぐのエッチが一番良かったなー♪

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

悪くはなかった今作、充分楽しませてもらいました。
しかし最近のウノハナさんにしては、ちょっと物足りない感が
ありました。
心に響くものがなかったというのが、ハッキリした原因だと想います。

ちょっとありきたりな感じがあり、残念です。
次作を待ちます。

5

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