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木原音瀬 糸井のぞ
誰
大学からの未練を引きずって 彼以外を想えない 粘着質って言えばいいのか 憧れ体質って言えばいいのか 意識した分 抜けられない蟻地獄にでもハマったように沈んでいく自分と 明るく華やか 思ったことをストレートに口にしすぎて 時として高慢に見えちゃうタイプの彼 寄せた想いを殺し卒業 再会したのは6年後 あたしだったら 目の前の転がる無様な男に当時おし殺した想いから 薄ら笑…
糸井のぞ
おぶもいもい
ネタバレ
破壊衝動を抑えて生きるDK‥ なかなか衝撃的なお話でした。 それが異常なように感じているけど 誰もが胸の内に秘めている衝動が 掌にとっては「破壊」だったというだけ。 でもやっぱり悩んじゃうし どんどんおかしな方向へ進んでしまう自分を止められないし‥ 色々と葛藤しているところにリアリティを感じました。 家庭環境も複雑そうだったし 思春期特有の歪んだ悩みを持ってしまうのも無理なさ…
hepo
ほのぼのして、優しい気持ちになれて、自分も少し優しくなろうと思える。 大好きな作品です。 2人で暮らしているジロさんとゴロウさん。 最初はどうして2人が一緒に暮らしているのか、2人の関係も何も分からない日常の一コマ切り取った場面から始まります。 読み進めていくうちに、2人の出会いや一緒に住み始めた頃のことが分かってくるというスタイル。 最初の話から心を鷲掴みにされているので、事情…
決着がつかない良さ、というものが世の中にあるのは重々承知です。 サクラダファミリアも完成しないから、人々の興味を引くのであって、完成してしまったら、有名な観光地のひとつというだけの、唯一無二ではなくなりそうだし。 でも、曖昧な中にも、もう少し、行き先を示してくれるような何かが欲しいときもあるわけで。 そんな気持ちになる表題作と、もう1CPが収録されています。 【君の喜ぶ顔がみたい】(3…
つらい…。 恋のつらい部分だけを搾り取ったような、そんな作品でした。 大学の同期で、いつも人の輪の中心にいた村上。 憧れて、焦がれて、この気持ちは恋だと気付いても、伝える術もなくて…。 宇野は地味でおとなしくて、自分の意見を言うことすらも清水の舞台から飛び降りるような決意がないと出来ないような人です。 そんな彼が恋い焦がれたのは、太陽のように明るくて、ひとを惹きつける村上。 キ…
えすむら
長く熟成させた積読でしたが、やっと読了。 手をつけたら一気読みでした。なんでしょう、早く読めばいいのに…。 (いろいろ心の準備が必要、と身構えるのでつい積んでしまうのに、読み始めたら止まらなくなるのが、ザ・木原マジック) 比較的ハピエンですよね(笑)。正直、”期限切れの初恋”までだと、村上の気持ちは”生存本能”じゃないの?という印象でした。”人でなしの恋”でやっと、どうにかどうにか、宇野…
碧雲
家出した父を連れ戻すと言って、家を出て行った母。 母が連れてきた弟。 恋人3人と半同居する兄は、作家。 兄の宝物は、出会った大事な人達。 大事なもの=父を、何時までも探しに外に出る、諦めない母。 出会った人達を宝物だ、母;ひとみに心の中で呟く兄は家守。 ・・・母は、陰を追いかけても、影も逃げていくことに気づく必要がありそう。追い付けない。 追いかけたいものが有る間は、それが生きが…
ひみた
人の恋する内面について描かれた作品で、これ程面白いとのめり込み「やだやだー!」と駄々こね叫びたくなった作品は映画やドラマも含めて他にありません。恋愛話でここまで展開が怖く心臓バクバクで、先にネタバレを読み漁った作品もありません(笑) 自分とはかけ離れた人を好きになることは現実によくあることと思います。 それを引きずった私もこの主人公の宇野がどう落とし所を見つけるのか知りたくて読みました。 …
ぷれぱーる
いやー、まいった。 まさか、まだこんな名作が残っていたとは。 すごく良かった。 ほっこりしてじんわりして癒されました。 体格差著しい凸凹コンビのゴロウとジロさん。 美人のゴロウとちんちくりんなジロさんの二人が、とっても優しくて可愛い。 友人としか思っていないジロさんに片想いするゴロウの思いが切なくて、予想外に泣いてしまいました( ;∀;) 当たり前の日常の中のありふれたストーリー…
木原音瀬先生の小説をコミカライズした作品です。 糸井のぞ先生の細い線が、作風に良く合っていると思います。 大学の時に好きだった村上には可愛い恋人がいました。 好きな気持ちを伝えられないまま、恋心を昇華できないまま社会人になった宇野。 卒業後、疎遠になったあとも村上を探し続けるような宇野の執着ともいえる一途な恋心が印象的な作品です。 村上のことが好きで好きで仕方ない宇野が、落ちぶれ…