野原滋さんのレビュー一覧

そらの祈りは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

戦国ファンタジーの世界に心酔

5巻目となったシリーズ作品。
今巻も日向埼の政情を背景に、空良と高虎のイチャイチャあまあまが盛りだくさん。2人の愛に一点の曇りもなく安心して読めるっていうのは、それだけで嬉しいものです。

そして国を取り巻く問題を最後はビシッとズバッと解決。スカッとする采配に、おぉ〜!!(拍手)
物語にのめり込ませてくれる野原先生の筆致に今巻も酔いしれました。


大河ドラマさながらの重厚なお国問題…

13

年上の男性 小説

野原滋  小路龍流 

王道こそ正義

今までに何回も読み返しています。
とても好きな作品のひとつです。
昨日もさらーっと読み返してしまいました。
あー、好きだー笑



ストーリーは年上攻め、年の差恋愛の王道です。

兄の上司でもある畔上は、出会った日から、知己を甘やかす一方で、知己の芯の強さや真面目な部分を誉めて認めてくれます。
家族の言動にピリピリし、やや無気力に日々を過ごしていた知己を優しく導き、年上の余裕で…

1

月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

体格差がいい



「獣の誓いと水神の恋」の続編。
亡国の王子で水の宝玉を持つエイセイ(攻め)と地の宝玉を飲み込んだ猫族と人とのハーフ・リュエル(受け)のケンカップルの話。
完全に続きなので前作を読んでいる方が良いと思います。
既にレビューたくさんあるので感想だけ。

前作MVPだったキャラバン隊の長ガガリの故郷の話。
ガガリの統率力や処世術に前作から只者ではないと思っていたけどやっぱりなという感…

0

気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

強気だけど…

作家様買いです。

最初は敵同士の二人で、秀瑛は瑞龍に敵意をむき出しにしていて
どうなっていくんだろう…と思いながら読んでいたのですが、流石は野原先生でした。
お話に惹きこまれて夢中で読み進めました。

読み進めていくと秀瑛の人生って何なんだろう…って思ってしまいました。
秀瑛が瑞龍に言った「ここに来てからの生活は、私にとって、初めての安寧であり、幸福だった」って言葉に胸が締め付けら…

0

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

平凡な話だからこそ二人の関係がじわじわ沁みる

かつて大学の校外サークルを通じて見知った攻めと受けが社会人になって再会。
受けは己のコミュ障を克服すべく、おおらかで人当たりの良い攻めに期間限定の恋人になることを依頼し…という物語。

設定をとってもキャラにしても平凡なストーリーですが、やさしくコミカルな文章が二人の関係にマッチしていてとても良かったです…!

読んでいて思ったのは、頭の良い受けはASDとかの気があるのかな?
人の感情…

2

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

そらのすべては旦那さま

何度読んでも泣ける。そして空良がどんどん変わっていくのが幸せで。

野原さんの包容力攻めって素晴らしいですよね。高虎の人の気持ちの機微にさとくて優しくて、空良の境遇に怒ってくれて、何もかもを教えてくれて。

本当に可哀想だった空良。可哀想だということすら知らないで。恵まれた自然の恵みに感謝して何にも知らずに生きてきて。
空良の父親も酷いです。時代物のお話を読むと双子の悲劇はよくありますが…

1

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

もはや壮大な大河ドラマ

今作の一作目である「そらの大事な旦那さま」が面白すぎてシリーズ通して一気読みしてしまいました。
どの登場人物も魅力的で、BLとしても物語としても面白い!

シリーズ全体なら神評価なのですが、段々シリーズが進むにつれて、大河ドラマの方にシフトしていくので、BL小説として物足りなさを感じた本作は一個評価を下げました。
シリーズ序盤の、影で夫を支える健気なそらと、私情に流されすぎない武将の旦那さ…

0

「獣の誓いと水神の恋」電子限定おまけ「悪辣な獣と水神の溜め息」 グッズ

天真爛漫

とある村にいるキャラバン隊。
みんなで井戸を掘っており、土台を深く作ろうとしたのですが
地盤が硬くなかなかうまくいきません。
それを知ったリュエルはー…。

エイセイがリュエルのことを注意するのには、ちゃんと理由があるのだけど
最終的にはリュエルの条件をのんでしまうエイセイ。
結局はリュエルにお願いされると弱いエイセイなのです…(*´▽`*)

リュエルがこちらの特典でも可愛くて…

0

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

寡黙攻めっていいですよね…!

作家様買いです。

奴隷のリュエルに興味を持ったエイセイ。
そんなエイセイを見てガガリがリュエルを買います。
リュエルは奴隷だけど一人の人として扱ってくれるキャラバン隊により
徐々に心を開いていくリュエルが可愛くて仕方ありませんでした。

そんなリュエルに不器用ながら、接するエイセイ。
寡黙攻めって言葉がとても似合いたまりませんでした。

リュエルとエイセイの恋のお話だけど

1

月の砂漠に愛を注ぐ ~獣と水神~ 小説

野原滋  奈良千春 

これってシリーズ化って事で良いですか?

「獣の誓いと水神の恋」を読み終わった時点で続編を待っていたので、こちらが発売されると知り凄く楽しみにしていました。

相変わらずリュエルはおバカで可愛いし…可愛い自覚が無いのでエイセイじゃなくてもハラハラしてしまいましたが…。

そしてエイセイのリュエルにだけに見せる表情に、彼がどんなにリュエルを特別に思っているかを知りキュンとする事間違いなしです。

今回はキャラバン隊長であるガガリ…

8
PAGE TOP