小中大豆さんのレビュー一覧

異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし 小説

小中大豆  Ciel 

お見事!!

小中大豆さんの建国もの大好きなんです。しかも異世界トリップでチートでモフモフで。

チートって言葉の意味をようやく知りました。なるほど。

今作は本当にお見事としか言いようがないと思います。どこも面白いし設定もうまい!盛り上がりも予想外で。そもそもゴールがわからずどうなるの?と夢中で読みました。

陽色の突然の異世界召喚が17歳?一人ぼっちで異世界をさまよい大森林に落ち着いてエルとビー…

5

Rebirth ~聖騎士は二度目の愛を誓わない 小説

小中大豆  奈良千春 

ミステリー要素が強い作品

恋愛要素を期待して読むと肩透かしを喰らいます。
話は面白かったのですが、受けのガブリエーレのかっこよさばかりが目立つ作品という印象でした。攻めのアレッシオは正直影が薄かった。

二度目の人生が割と予想通りに進んでいくし、最初にアレッシオと致してからガブリエーレがそういうことにすぐ慣れてしまうのもウーンって感じでした。
逢瀬してとりあえずヤッて日々の疲れをお互い癒し合って…みたいな描かれ方。…

3

鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

お仕事描写と新キャラにワクワク

紹惟と永利の続編です。前作読んでないと、楽しみが半減すると思うのでシリーズ初読みの方は前作からお読みください。

恋人になった紹惟と永利のその後のお話ですが、永利のお仕事がメインでした!
お仕事に悩み重圧を感じる中、共演する十川から嫌われている事を感じる永利。私生活では、紹惟に対しても未だに不安を感じる日々。前半はモヤモヤ苦しい永利ですが、十川との関係が変わる事件が発生します。そこからは永利…

1

魔法使いが年下狼を育てたら 小説

小中大豆  みろくことこ 

攻めを育てて愛される

小中小豆先生、最近いくつか読ませてもらってます。文体が合うのか、スルスル読めてお気に入りです!!

攻め様を受け様が育てる系ってなんかありそうだけど初めて読みました(たぶん)
受け様、恵まれない環境に生まれて魔術師になって、不老不死になっちゃって終わりの時がないという……性格も欠けてるから、攻め様に愛されてよかったねオヨヨヨヨって感じてした。

受け様が攻め様を拾うところから長ーい時間軸…

3

『異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし』初回限定特別SSペーパー 番外編ショートストーリー グッズ

気になってたところ

本編の最後のところが演出のせいでちょっと駆け足だったんですよね。

こちらの初回限定特別SSペーパーにはそこら辺が詳しく書いてありました。

エルと陽色(ひいろ)達がリュコス王国の民たちと、新天地の南の島に着いてからの開拓がどの様に進んで、民たちがどう変化して行ったのかを知ることが出来ました。

そしてあの大森林の家に初めて戻った日のお話が書いてありました。新たな生活が忙しくてなかなか…

1

『異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし』コミコミスタジオ特典SSカード 特別番外編 グッズ

これ本編に欲しかった〜

こちらのコミコミさんの特典SSカードはエル視点で、陽色(ひいろ)との出会いから彼のどんなところに惹かれたのか書かれていました。
これこそが知りたかったことで、これが本編にあればもっとBLとして盛り上がったのではないでしょうか?

時系列的にはエルと陽色(ひいろ)がリュコス王国の民と南の島へと逃げてから暫く経った辺りです。新天地でやっと落ち着いたようで生活にゆとりも出ていました。ビーも心も体も…

1

異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし 小説

小中大豆  Ciel 

引き出しが多い

同じ月に同じような設定の「異世界のおいしい下宿屋さん」が別レーベルで発売されてましたが、あちらがほのぼの路線ならこちらはシリアス寄りでした。本当に引き出しの多い作家さまだと思いました。

受けが料理上手という点は同じでしたが、受けが召喚された時に手に入れた異能力が物凄いのです。このチートな能力でもって未来を切り開いて行くというのが今作の主軸だったと思います。

小中大豆先生がこの作品のプロ…

4

異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし 小説

小中大豆  Ciel 

傷ついたり追い詰められた人たちの新しい旅立ち

異世界に転移してチート能力で好き放題なのか、森でのんびりスローライフなのかと思ったけどどっちもちょっと違う物語でした。

某国の人間の王に召喚された受が強大なチート能力を利用されたり騙されたりで人間不信や自己嫌悪から大森林の奥で一人暮らしていました。
そこに傷ついたわけあり獣人兄弟がやってきたところから始まります。
偶然出会った攻と幼い異母弟も絶望的な立場で八方塞がりな状態。
幼い弟が自…

5

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

厚い本ですが、スラスラ読めました

最初、王子の性格の悪さが「気難しい」どころじゃなくてどうしようかと思いましたが、わりと早めにターニングポイントが来て助かりました。
謎の老人に見せられた最悪な未来を回避するために奔走する王子。
身近な人々への接し方を改める姿は好感が持てました。(庭師たちとのエピソードが好きです)
恋愛面は、すれ違い両片想いな状況が長く少し切なかったです。
物語の主軸は政治的な奔走で、先が気になってスラスラ…

3

鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

攻めが受けに弱味を見せるようになるのが良い

面白かった。
前回のドラマが成功して、受けには大河のオファーや新たな主演ドラマのオファーが舞い込んでいる。 上がった評判の分、周りからの期待を裏切れないガッカリされたくないとプレッシャーが重くなり不安になる。何より下手な仕事をして攻めに失望されたくないという気持ちが強い受け。最終的に俳優を辞めたって無職だろうと攻めは愛してくれると実感できたのは安心した。攻めの愛情で自己肯定感をすくすく育てて欲し…

5
PAGE TOP