宮緒葵さんのレビュー一覧

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

倒錯的世界観だわ…

先生のフェチズムと自分のが重なるかどうか、よね…
 
あらすじは飛ばして、感想だけ。

攻めはガタイ良し、女物の絽喪服を着てる。明らかに男だけど、美人で声がしっとり、色気ムンムンらしい。
(受け以外の人には女性に見えている)
で、受けは「おかあさん」と言いながら抱かれる。
「おかあさん」に挿入されるって、なかなかだわね。
この「おかあさん」、元妖(黒蛇)の現竜神で、ねっとりしてるの…

0

キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [悪食]番外編「嫉妬」 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

嫉妬の種類

これ1冊で出版すればいいのに!
とっても読み応えがありました。悪食らしいお話でした。

怜一の紹介でやってきたカップル。彼らが持ち込んだ絵に巻き起こる事件と、今後の泉里と水琴の将来についてなど。

絵に秘められた想いはとても重いものでした。その想いは水琴にも嫉妬を呼び起こして…。
胸がモヤモヤする…なんて可愛い表現ですね!

無事に解決するものの死者の願いはきっと果たされたのではな…

0

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

もっとどろどろしていても良かったのかも

旧版未読です。
因習村・謎めいた美しき義母攻め・これまた美しい謎の義兄と、わくわくしてしまうキーワードが揃っていて一体どう料理されるのか?と読み進めたのですが…
うーん、ちょっと入り込めないところがあったかなあとこちらの評価になりました。

私は宮緒先生作品の攻めに、受けに対する病的なほどに激しい執着を期待して読んでしまっているものですから、執着の理由と執着の仕方も弱いなと感じてしまったん…

1

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  Ciel 

国主だから仕方ないけど暴力がきつい

戦国時代で、辰見国、桜見国、春日部国という架空の国が登場する和風ファンタジーBL。
攻めは辰見国の国主である鬼束暁景、受けは樹齢300年の桜の木の精霊、清音。
清音がその名のとおり清らかで優しくて、彼をとりまく村の人々もいい人達ばかりで、まるで日本昔話のよう。
毒矢で射られ川に落ち流された暁景を清音が助けたところから話が動いていきます。

この暁景の暴挙を許容できるかどうかがこの本を楽し…

2

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

粘度高めの執着愛

なんかスッキリするようなしないような……不思議な感覚に溺れてしまう作品でした。
某テレビ局の「世にも◯妙な物語」を観たときのような読後感を感じつつ、金田一耕助作品の舞台のような妖しい雰囲気に怯みました。(あくまでも私のイメージです)
ズラリと並べられたミステリアスなカードの数々が、これから起こる物語が普通のストーリーを辿るものではないことを予感させます。結末も経過も予想から外れた展開に仕上げて…

3

沼底から 小説

宮緒葵  北沢きょう 

宮緒節、炸裂!

2015年にプラチナ文庫さんから刊行された同名小説の新装版。
宮緒さん作品はほぼほぼ読んでいますが、旧版は未読。

ということでレビューを。旧版の方のレビューにもあらすじは書いてくださっていますが、一応こちらでも書こうと思います。





大学生の琳太郎が主人公。
21歳ではあるが、大学にストレートで入学した青年。ストレートで進学する人は18歳で入学になるが、彼が21歳で大学…

5

獣王子と忠誠の騎士 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

安定の執着

好き、好きですこの感じ。
べったり、ねっとり、貴方だけを愛す、が大好物のわたくし。
ラファエルの、クリスティアンに対する湿度のたかぁい心と身体の寄せ方が大変良かったです♡
クリスティアンに注ぐ視線の卑猥なことよ
(宮緒先生の表現に脱帽です♡)
ラファエルに結婚話が出たときは、どう落とし所持っていくのか⁈とヒヤヒヤしましたが。
獣から王子になっても「らふぁー、らふぁー」と舌っ足らずに煽っ…

1

愛犬連縛 小説

宮緒葵  兼守美行 

ワンコ攻め多頭飼い

待望の愛犬シリーズ第3作品目、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
エロ 4
執着 4
戦闘 2
な感じだと思います。

愛犬志願、愛犬調教の愛犬シリーズの第3作品目ですが、それぞれの作品は別カプで一冊完結なので、愛犬連縛だけでも分かる内容になってはいますが、シリーズの各キャラ達が登場しますので、キャラの多さからも少しややこしく混乱されるかもしれないので、前…

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百年待てたら結婚します 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

相変わらずの執着っぷり!!だが…

執着攻めでは群を抜いていると思っている宮緒葵先生の作品をほぼ集めている私です。
今回は長髪美人×不憫。
しかし私が苦手な地雷が2つもあり、これはオススメする人を選ぶ作品だなぁというのが正直な感想です。

舞台は現代ですが、妖鬼がいたりそれを払う陰陽師的な存在がいる世界観です。

攻めもどこか女性的であったり、リバ要素と攻めが他の人間との絡む描写があるのが私的に読む手がちょっと止まりつつ…

3

悪の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

相変わらずの犬


人体強化用ナノマシンを開発する「アムリタ」によって改造されたアグレッサーこと烈(攻め)。
父を烈に殺されたと信じていた日秋(受け)は刑事となって真実を知り、死刑囚を隷属させる非人道的なシステムを停止させ、地下に潜って半年。
突如烈の偽物が現れアムリタの施設を襲い始めます。偽物を捕まえようと作戦を練る日秋たちでしたが、次に襲われると思しき施設にはなかなか入り込めません。
偽物は敵なのかそれ…

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