宮緒葵さんのレビュー一覧

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

ワンコ攻めがお好きな方に。

作家買い。

宮緒さんと言えばワンコ攻め。
そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことの無いワンコちゃんのお話です。

中華風、っていうのかな。
某国を彷彿とさせる設定を軸に、ちょいファンタジー要素も盛り込まれたストーリーでした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は蒼龍皇国の皇帝の甥である瓏蘭。
彼は皇帝の弟の息子…

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華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

将軍の妻で、攻めで、男の純皓お姉さまっ……!!!

あらすじから、てっきり純皓VS側室の戦いが中心になるかと思いきや、そんな浅いお話じゃない。
登場人物の絡め方がうまいなぁと思いましたし、見せ場のあれこれにぐいぐいと読まされてしまいます。

そして、あらためて純皓の女優(?)っぷりに唸らされました。

光彬の前では、自分が御子を産めぬばかりに……としおらしくいじらしい妻を演じて、光彬から全力否定よしよししてもらい。
やってきた側室候補の…

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つがいは目隠し竜に堕ちる 書き下ろしSSペーパー ドラゴンズ・ゲーム? グッズ

使うの怖いwww

スマホの実物を知らないと見ただけで形は完コピ出来ても、話を聞いただけでは魔力で複製出来ない事が良く分かりました。www

アプリやアプリのアイコンの意味までは分かっても、光希の説明を聞いてラヴィアダリスが想像したのはとてつも無いものでした。

音楽を聴くアプリは楽器を持った人物が見えるなどファンタジー要素があって微笑ましかったのに、ゲームに至ってはゲーム内で王と軍隊を動かすと現実の世界でも…

2

つがいは目隠し竜に堕ちる 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

竜人はM

実に宮緒先生らしい攻めだと思って読みました。
それにしても大魔術師にして竜人のラヴィアダリスって情報量が多くて凄かったです。白の大魔術師とか白のとか呼び名があって光希でなくても混乱してしまうかもと思ってしまいました。www

光希はとても不幸で理不尽な目に遭って来た可哀想な子なんです。
でも番として召喚された事に納得していなかったとはいえ、終盤までラヴィアダリスの事をお前って呼んだりしてと…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2020 A キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

新刊待つまでの安定剤!

「暴君竜を飼いならせ」が大好きなので新刊を待つ間にSSが読めるのはとても嬉しいです。

以下ネタバレですので未読の方はご注意下さい。




ガーディアンアイランドでの二日目の夜のお話でした。双子は寝ていて潤は湿地帯の水辺で遊んだ時にユキナリに撮影してもらった写真データをチェックしています。母親にあげる写真を選んでいるのですが、リアムが選んだ潤の水着が白の紐パンで際どいので双子だけの…

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華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

尻で抱くってやつですね

こちらは二巻目。

辻斬りが多発し、将軍・光彬は、調べるために貧乏旗本の三男坊を装って自ら城下へ……という時代劇のお約束ネタや、妖刀にまつわる噂やら……というエンタメが詰まってて、ものすごく読み応えがあって面白かったー!
600円程度でこんなに楽しめていいんでしょうかね?って感じ。

一番いいのは、攻めと受けの愛がどんなことあっても揺るがないところだと思う。
攻めと受けの愛の行方が不穏…

3

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 A キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

おとなしめ

キャラ文庫さんのバースデーフェアでいただける小冊子の一つ。
3編とも笑うでもなくしんみりするでもなく、普通かな・・という印象でしたので萌にしました。

1.暴君竜を飼いならせ番外編「暴君竜ファミリーの愛情記録」犬飼のの先生
  ガーディアン・アイランドに来て二日目の夜。ラブリー双子ちゃんの
  寝顔を見ながら、可畏は、子供の頃の写真や動画をあまり残してないという
  話になり・・・とい…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

濃ゆくておもしろい〜!

女装攻めが結構好きなんで、時代物で、女装攻めで、しかも御台所×将軍ってどーゆーこと?とワクワクしながら読み進めましたが、面白かったです。
超〜〜〜執着攻めで、上様を手に入れるために策略張り巡らして、男なのに御台所として嫁いでくるとか笑っちゃいますよね。

上様に対する狂おしいほどの愛がとにかくすごくて、ワクワクしました。
攻めの腹黒さといったら凄まじいものがあるんだけど、でもそれはすべて上…

3

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

攻め二人の存在感が半端ない表紙(^_^;)

2014年刊。
犬の執着心に特殊設定を混ぜ込んで、紆余曲折な流れを作って一冊で上手くまとめている宮緒さんの力量はさすがだ。
それにしても、表紙からして攻め二人の存在感が半端ないね~、恰好いい!!

でも主人公は真ん中の子・ナギですよ!!
挿絵の笠井さんが遊んでいる気がしてならない(笑)

この子を巡って"エクス"という超能力特殊部隊VS闘犬・シナトと猟犬・イービス…

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幕末オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

長編として読みたい

主人公(受)の誇り高さがいい感じでした。
攻も運命の番としてだけではなく、主人公のそんなところに惚れたのだと伝わってきたのがいいですね。
攻の兄たちもただアルファに蹂躙されるだけではないところから愛刀を拾ってくれたのではないでしょうか。
「私の体は私のもの」辺りではすっかり魅了されているようですし。

先の方も書かれておりますが、主人公と攻の関係性の正体(?)がオメガバースであることや、…

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