宮緒葵さんのレビュー一覧

CROSS NOVELS 創刊20周年記念小冊子「クロほん 2022」 グッズ

面白い!

クロスノベルスさん20周年記念で発行された小冊子。20周年おめでとうございます。色々楽しかったんですけど9の宮緒先生の番外編が、ほんとめちゃくちゃ楽しかったので、宮緒先生ファンの方はなんとか探して読まれることをおススメします!

以下読んだもののコメント

1.かわい有美子先生「透過性恋愛装置」番外編
京都に棟上げを見学させてもらいに行ってきた北嶋が、牧田にいっぱいお土産買って帰ってくる…

2

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

攻めにいろいろ詰め込み過ぎ

 執着攻めを欲している人にはぴったりな作品だと思うのですが、そこに受けを崇拝しているという要素が加わると、私はやはり苦手なのだなと再認識させられました。特に宮緒先生のそういう攻めは、スピンオフ元でも感じたけれど、リアリティがなくて。こういう作品に現実味を求めるのはナンセンスだとも思うけれど。

 複雑な家庭環境に加え、和装にネイルをしている美貌の男というだけでも飲み込むのが精一杯なところに、受…

3

ラスト 小説

宮緒葵  乃一ミクロ 

受けの前ではチワワだけど…


再読です。
数年前に読んで、最後の部分しか覚えていない楽しめるかなぁ~と思ったのですが読んでいると段々と思い出すものですね(笑)

ですが相変わらず最高の執着具合でした!

再会もので攻めがビフォアフして登場。
サイコパスさもありながら、時には泣きながら縋り付くワンコのような仕草に絆されまくり受け。
受けの前ではチワワだけど、その他…特に受けに近づく奴には狼にもなる。
そんな二…

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華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

傾国の人誑し・火事・真剣試合 

シリーズ4巻目。

光彬のヒトタラシがまた事件を呼び起こす。
光彬の魅力を玉藻御前に喩えて、不安になる純皓。
光彬は傾国の人タラシ。みんな光彬を知ると愛してしまう。
光彬の心をつなぎ留めて嫌われたくない純皓には
言い切れない「秘密」がある。咲も同様。

将軍後継の候補に挙がった尾張の彬春が、恵渡にやってきた。
二人は再会を喜ぶけど、二人が考える「武士の心得」が、微妙に食い違う。

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

サブタイトルは「オールスター勢ぞろい」・・

7巻は、玉兎についてと椿の謎 次巻で完結
展開は、まるで里見八犬伝。
神霊・玉兎の力で妖怪化した人と対峙する光彬。
闇墜ちした神霊、玉兎が、人の体に宿って大暴れを始める。
状況は大戦闘で、BのLではない感じ。

鶴丸君が女装して、サツマ藩の側室候補である桐姫のお部屋付に扮する。
そして、脅迫ネタにしていた大事なものを発見。

玉兎に操られる者の自白で分かったのは、「椿」にまつわる…

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華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリーズ三巻目 

1-2巻の後、8巻を読んだら、さっぱり経緯が掴み切れずつまらない。
それで5-6巻を読んだけど、途中が抜けると、面白くない。
観念して、3巻から購入して、通して一気読み。
最初から全シリーズを割引で一括購入したら良かった。・・

三巻目は、「下馬将軍」と土御門家の娘が起こした呪詛事件。
歴史好きなら、誰がモデルかすぐわかる。面白かった。

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休刊で電子版のみ残る4巻までは、…

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華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

流鏑馬と側室候補暗殺の巻

姐さんがたが評価する通りで、凄く面白い。
玉兎が謀る、跡継出産騒動の佳境に入っていきます。

沢山の死者を出しても、鎮守の神だったのに、玉兎は平気。
みかけが童子だけあって、精神年齢がかなり低そう。

やっと光彬は、祖父と一緒に疫病が流行った時に造られた、
今は里人に忘れられて壊れたままの祠に参拝した事を思いだしている。

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★著者は、善く調べて描いている。
「流鏑馬」:…

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華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

光彬の異母弟 お家騒動の巻

時代劇風BL 凄く面白い
吉宗や、維新前の篤姫輿入れとか、
面白いトコをゴチャゴチャに混ぜてパロッているラブコメ風?
将軍が御台に攻められちゃって、笑っちゃう。

Unlimitedで1-2巻を読み、直近発刊作から購入、
・・でも5巻から、玉兔や純皓の兄が絡む伏線が仕込まれていて、
続けて読まないと、つながりが分からない。
それで頑張って5巻から8巻の電子版を購入。
更に3-4巻…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

1巻目 陽炎と妖刀 祖父の遺訓

★シリーズ全部を読了して思うのは、内容が濃いこの1巻目が一番面白かった。

全部購入したら経費が幾ら必要か?・・と忌避していた、人気のシリーズ、
Unlimitedで1-2巻を読んだら、中身は喜劇に近い。
純皓の奮闘大活躍が凄く面白い。
・・で、結局全シリーズ買って、徹夜で一気読してしまった・・
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江戸じゃなくて、陽ノ本 お恵渡
将軍は、七條姓 
暴れん坊将軍など講談からい…

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桜吹雪は月に舞う (2) ~奉行と閻魔~ 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

流石としか

雑誌に掲載された「奉行と閻魔」が凄く面白くて凄く記憶に残っていたのですが、書き下ろしの「奉行と人斬り」が入ることによって次巻への流れが自然と出来上がっているのが流石でした。

明星の狙い通りにやがて好文は明星と同じところに堕ちてしまうのかと、そこにばかり気を取られていたところで、書き下ろしで爆弾を落とされた気持ちになりました。
今回は謎だった実醇の出自が分かったところか、思わぬ人物と血縁関係…

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