宮緒葵さんのレビュー一覧

悪の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

唯一無二の絆、飼い主に溺れる愛犬

烈×日秋


『悪の飼い犬』の続編。
1年も待たせずに読めるなんて、嬉しいです。


絵石田惠美先生が描いた表紙。
2人の関係性が一目で伝わってきて、
烈の表情からは「俺のご主人様への忠愛」がビンビンに伝わってくるし、
絶対的な信頼と深い絆が2人の間には溢れて、
お互いに命を預け合っているという感じで、
本当に素晴らしいしか言えない!

テロや犯罪など厳しい未来社会で、…

1

悪の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

『悪の飼い犬』の続編。

宮緒作品の『悪の飼い犬』の続編にあたる作品。
宮緒さんらしいワンコ、というかオオカミ攻めくんが登場するストーリーです。序盤に前巻のざっくりしたあらすじは書かれてはいますが、前作未読だと理解できないと思いますので、未読の方は前作から読まれることをお勧めします。

前作『悪の飼い犬』のネタバレも含んだレビューになります。苦手な方はご注意ください。





近未来の日本が舞台。
世…

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キャラ文庫アンソロジーIII 瑠璃 [悪食]番外編「嫉妬」 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

嫉妬はいい(*´艸`*)

大好きなシリーズなので、こちらだけ分冊で購入しめした。
麗しいみずかねりょう先生の扉絵もついていて嬉しい(#^.^#)

「悪食」より『嫉妬』
千里の元へ、槙さんからの紹介だというお客が訪れ、友人の遺作を寄贈したいという。
預かった絵を見つめる死者の想いを汲み取ろうとする水琴。

遺作に纏わるお話も面白かったのですけど、なんと言っても水琴の素直さがいい"(ノ*>∀&l…

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掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

練りこまれた罠 鍵は「菖蒲鳥」

今作の鍵は「菖蒲鳥(ホトトギス)」の托卵。

前作の「掌の檻」のあとがきにあった「おでん屋 恐るべし」
・・宮緒先生の細かい法知識は、大学で法科を専攻していたから?やけに詳しい
・・と思ったら、あとがきにちゃんと取材をした、とあった。

椿と似た美貌、頭脳派サイコパスの菖蒲。
愛情が深い粘着気質の攻が布陣する執着地獄に、
お坊ちゃま気質の受の宇津木が、墜ちていく経緯がゾクゾクする…

0

覇狼王の后 下 小説

宮緒葵  yoshi 

何でこんなに面白いの!?

二巻で最終巻です。
もう二巻は萌えのオンパレード回。

一巻では攻めが俺様だけど二巻から受けのこと大切にする頻度と密度が上がって、受けに少しでも感謝されようものなら童貞のような反応をしてしまうギャップがとにかくエグかったです。
そんな姿に受けもだんだんと絆されていくし、これはもう両片想いっすわ!!

そして一番良かったのが、中だるみしそうな中盤で敵国の王子が受けに惚れてしまうところ。

0

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

ほの暗い椿の罠に落とし込まれる数馬

宮緒worldを堪能できる一冊だった。
この作品は、春名数馬視点で展開。

春名は、勝手な男で、
自分の才能や容姿、ステイタスを活かして 来るもの拒まずで遊ぶ男。
美貌の椿も、都合が悪くなると捨ててしまう。

ヤクザに追い込みをかけられて、捨てた椿に助けられる春名。
10年ぶりの再会後から始まる、椿の計画。


続編の同人誌「こんこん」は、椿視点で、
突然別れを告げられ、捨…

1

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

薄々分かっても、ドンデン返しが面白い

2022年発刊の電子版を読了。

凄く面白いドンデン返し。
気の毒すぎる、割に合わないな当て馬の功。
美貌の魔女の毒にドップリ嵌って気付かない一希。
暗闇でほくそ笑む美貌の魔女を想像すると、ゾクゾクする。

0

覇狼王の后 上 小説

宮緒葵  yoshi 

よし、今年のベスト執着攻めはこれで!

 
やっぱり全部の作品が序盤から面白いのって宮緒葵先生しかいない。


と思わせられるくらい、今回の作品も最高のスタートを切っていました。
まだ今年も始まったばかりですが、2023ベスト執着攻めに選びたい…。

展開が序盤で予想できるのですが、そう!それが読みたかったの~~!!と的確に私の性癖を突いてくれます。

誰からも恐れられる強者を助けた女神のような受け。
そして救われた…

2

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

黒い犬・・

2023/01 新書館ディアプラス文庫発刊の電子版を購入。【挿絵無し】

天使のような美貌と純真な心を持つレオが
外を観たくて家から抜け出て、貧民街へ紛れ込み、黒い犬に助けられた
黒い犬へご褒美として与えたのは、レオが手作りした星型のクッキー
・・と、レオの記憶に残っている。

美貌のレオは、日本で有名なケーキ職人になっていた。
そして、黒髪碧眼、イケメンのイタリア人がスカウトに来…

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覇狼王の后 下 小説

宮緒葵  yoshi 

よかったね~"(ノ*>∀<)ノ

すぐに下巻が読めて本当によかった(*^_^*)

受け様は、金髪碧眼の身も心も美しい神官だったアリーシェ。
そんなアリーシェを『俺の女神』と呼んで執着しまくっている受け様のヴォルフ。

上巻では、アリーシェを無理やり神殿から蒸れさって手篭めにしたヴォルフ、だったので、アリーシェはヴォルフを悪魔だと嫌ってましたが。

全てにおいてアリーシェファースト。
アリーシェが全てで唯一だと、全…

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