文善やよひさんのレビュー一覧

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

思っていたのとは違った

電子書籍版を購入
「神」とめちゃくちゃ迷って「萌萌」評価です。

最近、老いの為か長編や壮大なファンタジーかしんどくなってしまいました。
BL愛は今もあるのですが、徹夜で読書にふけることもなく。。。

そんな現状なので、本作も購入したものの重い腰をあげることも出来ず、お盆休みに入り、やっと手に取りました。
榎田先生の新作なので、とても楽しみにしていたのですが。

で、本作、思っ…

9

わだつみの嫁取り コミック

文善やよひ 

でも、萌え、とは違うんだなぁ

アンデルセンの「人魚姫」の美しいイメージとは全然違う、ちょっと生々しい感じの二人による異種婚姻譚。

人魚はザ日本の妖怪、って感じでツノが生えていて、腹びれがパタパタ(←ちょっと可愛らしい)。
下半身の魚部分の腹側はウロコに覆われているんじゃなくて、龍のお腹みたいになっていてちょっとキモい…。
そしてよくわからない触手がウニャウニャ〜。

受けのキヨは風采の上がらない腰痛持ちのオヤジ。…

1

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

がっつりファンタジー

とりあえず榎田尤利先生BL新作ありがとうございます!!
それがとりあえずすごいうれしかったです。
非BLも含めほとんどの作品読んでいるはずですが、ここまで世界観からがっつりファンタジーは初めてなのでは…?

普段よりキャラクター要素が控えめな感じで、どちらかというと世界観要素強めな印象でした。BL的な要素には十二分に萌えましたが、メインストーリー的な部分がまだ全然終わってない、むしろこれか…

5

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

尊すぎて泣く。

少しずつページをめくって、大事に大事に読み進んでいたのですが、とうとう終わってしまった…。
最高です。それ以外の言葉がない。

ある時、主人公2人は衝撃的に出会います。そこからお話は民族間に横たわる問題や都市計画不備、国を治める難しさ、そこに関わる人々の葛藤。いろんなことをからめとりながら進んでいきます。
といっても、難解に描写されてはおらず物語は深いですが、そこは榎田先生。私たち読者が混…

8

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

完璧な一冊でした

久しくBLを離れていらっしゃった榎田先生のBL本格的復帰作は(昨年ブロマンスを出されていますが)ファンタジーでした
(先生のお話は好きでだいぶ読んでいる方と思うのですが全部読んでいないのではっきり断言はできませんが、ここまで世界の構築から全くファンタジーのお話はBLでは初めてではないでしょうか?)
久しぶりのBL
尚且つファンタジー
でも間違いなく圧倒的に素晴らしいものでした


世…

17

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

最高という言葉しか

もうものすごく面白くて、寸暇を惜しんで読みふけっていました。この世界に没入し、楽しすぎて、逆に感想が書けないというジレンマに陥り、読後数日寝かせてしまいました。
ファンタジーBLは、私はあまり得意ではないのですが、この作品は世界観や設定が本当に細かくきっちりしているので、読書中まるで破綻を感じることなく、そもそもBLだということを忘れるほどでした。(勿論恋愛もちゃんと描かれています!)
キャラ…

14

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ファンタジーかと思えばSF要素もあって面白かった

とても面白かった。
特別な能力と知恵でアカーシャの地を治める長寿の種族アーレの攻めと
アカーシャから追われて外の森で暮らしている忌み嫌われた種族のアラズの受け

いつも無口で無表情で美しい石像と渾名されていた攻めが受けとの出会いをきっかけにどんどん感情豊かになっていく様子が良かった。そして警戒心を解いて攻めに心を許していく受けも良い。

まわりに無関心で人付き合いが不得意な攻めが動物に…

10

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

続編読みたい!

榎田尤利先生のTwitterで久しぶりの新刊が出ると知り楽しみにしていました。
やはりベテラン作家さまは文章の安定感が違いますね。

巻頭の「アカーシャで暮らす人々」の見開きを見たときに、もしかして難解なお話なの?ってちょっと警戒してしまったんです。

確かに独特の世界観と名称に最初は戸惑いましたが、でも読み進めるうちに魅力的なキャラとお話に夢中になって読んでいました。
途中でどうして…

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賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

変わらないところと変わったところ

かなり昔、インタビューかなんかで榎田さんは「BL(当時はそう言っていなかったと思うんですが)かどうかなどということは考えていなかった。ただ書きたいもの(ニュアンスとして、私は『書かねばならないもの』的に受け取ったんですが、そんな感じの言葉だった様に思います)を書いていた」という様な事を、デビュー当時の想い出として話していた様な記憶があります。
いや、私の記憶なんて本当にあてにならないのですが。

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賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

皆様、読んで〜っ

勝手ながらどうしても続編が読みたいので、レビュータイトル変更&神評価に変えました

榎田先生、6年ぶりのBLとのこと。どんなお話かと楽しみにしていましたが、案の定、どっぷり世界に入り込んでむちゃくちゃ楽しめました。BLとしてというより、お話としてとてもとても楽しかったので萌2にしました。続きが読みたいと思ったのは私だけなんだろうか?読み応えたっぷり2段組290P。

アカーシャでニ…

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