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木原音瀬 カズアキ
はるのさくら
ネタバレ
雑誌でも追いかけてましたけど、こうして文庫で1冊に纏まると感慨深い。 というか、前中後編とあったのに1冊に纏まったんだ。 めっちゃ分厚いわ~。 受け様は精神体"O"の乗り換えのコーディネーター、パトリック。 攻め様は、魂である白い粒に傷が付いてしまっているシド。 ”O”が集団で暮らすネストにて、傷が付き『本体の精神』のコントロールが難しくなってしまったシドに対…
あーちゃん2016
本編最後の方に出てきたフランが、サンドラの家を訪れるお話でした。 これも読んだ方がいいと思いますーーーーーーーーー! ++以下 雑感 フランの中にいると思うシド。 彼が呼び寄せるのか。 てか、そこにあった白い粒は、誰。そこに置いたのは誰。 と気になる点はあれど。 これでずっとパトリックと一緒だから? パトリックの望みをかなえたから? 30歳になってもシドが出てくる…
とても印象深いシリーズの最終巻。涙もろい方は家読みを推奨します。声を抑えきれないほどこみ上げる箇所がありました。滅びゆく種族のお話、300Pほど+その続き2編20Pほど+あとがき。先生、お話を有難うございました。多くの方におススメできるタイプの本ではないかもですが、私は好きでした。気軽に読み返せないですが、忘れないシリーズなので神にします。あー、単独読みはちょっと難しいかも。「パラスティック・ソウ…
まりあげは
タイトルの通りです。 シドがパトリックと願った最期が、ペーパーに書かれていました(号泣) カタチは少し違ったかもしれませんが、運命の巡り合わせなのか、はたまた偶然なのか。 これぞ完結。 そう思えた、本当のラストがこのペーパーには書かれていたように感じました。 木原先生らしい(すごくソフト寄りな)結末といえば、そうなのかもしれない。 とにかくこの特典ペーパーが…
みざき
ううう、すごかった。すごく好きです。 元々刑務所ものが大好きなもので、刑務所というワードが出て来た瞬間から、これは…木原先生の刑務所ものが読めるぞ…!と、非常にわくわくしていたのです。 はー、その期待をポンと軽く超えて来る作品でした。 これまでパラスティック・ソウルシリーズを4冊追いかけて読んで来て、木原先生の引き出しの多さに毎巻驚かされていたのですけれど、過去4作の設定もしっかりと踏まえつ…
湘子
シド×パトリック 完結巻にふさわしい、 精神的な痛みにズタズタにされて…、 切ないけど、愛に満ちている。 さすがに木原音瀬先生の手腕だ。 シリーズを読まなくても、この巻だけでも全然問題ないと思う。 何度も肉体を「乗り換え」しても、 また愛し合って、愛の永遠性が感じられる。 肉体がなくても、精神だけの純粋さで、 永遠の時間の中での愛に全身が震える。 書き下ろしSS…
ポッチ
「パラスティック・ソウル 」の6巻目にして完結編。 順番としては『パラスティック・ソウル 1』→『パラスティック・ソウル 2』→『パラスティック・ソウル 3』→『パラスティック・ソウル endless destiny』→『パラスティック・ソウル love escape』、ときて、今巻に続きます。 正直、前巻の「 love escape」で完結だと思っていたので、まだ続きがあるんだ、と思って…
シリーズ本編とは異なった主人公・種族の物語。 なんとなく、気楽には読めないお話な気がしたんです。 なぜなら木原先生作品だから。 その予想は見事に当たっていて、終始胸を鷲掴みにされるようなストーリー展開と、根底にある簡単には答えが出ない大きなテーマに夢中になってしまう。 読んでいてすごく苦しいのだけれど、あっという間にこの作品の世界観に魅了され、とある種族の愛についてが綴られた数十年にも渡る…
少しずつ読み進めてきたパラスティック・ソウルもついに本編の区切りとなる3巻目…と、早く読みたい気持ちと、もう少しあたためておきたいような気持ちの間でぐらぐら揺れながら、読みたい誘惑に負けて一気読みしました。 非常に読み応えのある作品で、どうやったらこんなお話が思いつくのだろうかと不思議でなりません。 願い事が叶う薬・ビルアとハイビルア・ブロイルス老の謎。 これらのワードが複雑に入り組んだ…
朝陽天満 カズアキ
kurinn
こちらの作品も大好きなシリーズの続編になります。既にwebで読み終わってるのですが、この巻からグッと面白さが増して来るんです。 ヒロインを始め攻略対象者たちが皆アルバの心強い味方になって行くので、読んででワクワクしてくるんです。 もちろんBL要素もちゃんとあって義兄であるオルシスの執着と独占欲に萌えること間違いなしです。魔力譲渡も手を繋ぐだけより一歩進んでいて、オルシスがアルバの無防備さに…