月東湊さんのレビュー一覧

旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

蜂蜜があまーい。

 カブリン爺さんからもらった花の種、竜が1番好きだった花を咲かせるお話。

 聖霊たちは、さすがなお仕事をしてくれたようで、種は無事芽吹いて、種を植えた鉢は桃色の花でこんもりに。

人の姿になった竜と、シルヴィエルは仲良く花を食べておいしいね、と言い合う。

 でも、自分が好きな食べ物を竜がたべることはできないのかとしんみりしかけたところで、ガラダ族からもらった蜂蜜を思い出すシルヴィエ…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

いつか名前を呼びたい竜と一緒に旅を。

とってもハラハラドキドキの冒険ファンタジーでした。

 攻め様は578年間「英雄の剣」によって串刺しにされていた竜。
この最後の竜を封じた事で勇者は神となったそうなんだけど、どこに目をつけてたんだっ勇者を神にしたもっと上の神様Σ( ̄皿 ̄;;
と訴えたくなりました。

 受け様は、「英雄の剣」を抜いたシルヴィエル。
故郷フロイア国を滅ぼした「黒影」への敵討ちの為、英雄の剣を携えてフロイ…

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旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

2人で味わう幸せ

本品は『旅の道づれは名もなき竜』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、竜が託された種が芽吹くお話です。

龍は竜の町で再会したカブリンから先祖代々託されてきた「竜が1番好き
だった花の種」を収めたペンダントを託されます。

シルヴィエルは精霊の助力を得て種を蘇らせ、芽を出す事に成功します。
竜は7粒の種からのびた白い根と緑色の双葉に「いつ頃花が咲くのか」と
ワクワクしていますが、…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

剣に込めた受様の悲願と自由を得た攻様の秘めた望み

今回は英雄の剣で広場から動けない竜と復讐を誓う青年騎士のお話です。

故国の復讐のために生きる受様が攻様の助力を得て念願を果たすまで

とある大国の山の麓には龍の町と呼ばれる町があります。その町の広場
には、何百年も前に滅びたとされる竜族の最後の1匹が生きたまま捕えら
れているのです。

所かまわず暴れて人や動物達を喰らう恐い怪物である竜は力自慢の人間
達に徐々に倒されていきま…

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旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

蜂蜜の贅沢な食べ方

本編後日談。コミコミさんで本編を買うといただける小冊子。A5 7Pほどのお話で、二人のやや甘い様子が読めます。

以下 めっちゃ内容に触れる感想

本編で出てきた、あの花の種!ちゃんと精霊さんが良いようにしてくれて、なんと無事花が咲くんです!遠慮なくがっつり食べようとするもんだから、大切に食べなきゃなどと言って二人で味わっているうちに、「同じものを味わうことの幸せ」としみじみ感じて嬉しくな…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

全部好き

全部好きだったので神にしました。ちょっと長かったけど、お話もキャラも好きじゃない所が無く、読後感も良くて、とても嬉しかったです。色っぽいシーンは少な目ですが竜や精霊等の出てくるファンタジーが大丈夫な方でしたら是非。本編350Pほど+あとがき。

広場の真ん中で背中を剣に刺されて「暇だ・・」とぼやく竜。578年もの間、そうやって、誰かが剣を抜いてくれるのではと待っています。ある日、強い意志を秘め…

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極悪人のバラード 小説

月東湊  榊空也 

寂しがり屋のオレ様が愛しい居場所を見つけるまで

答えて姐さんの「泣けるおすすめBL」で推薦されていた作品でしたので早速読んだとこと私の好みドンピシャな切ないお話でした。
ご紹介くださりありがとうございます。

タイトルになっている『極悪人』は学生時代の研究仲間と起業して成功した技術者でもある 高野。
この男、見目よく金もあり男も女もいろんな尻尾を振ってくる華やかで幸せそうに見えて結構寂しがり。
恵まれた中流家庭で育つもどこか家庭に居心…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

攻めがとても可愛い!

序盤のからっとした明るい雰囲気と、終盤のハラハラする重たい決意が対照的でした。
受けのエルが最初はツンツンなのに、次第にデレが加わってきたかと思うと最後はツンはなりを潜めて可愛いったらないです。
月東先生もあとがきでおっしゃってましたが、テクノサマタ先生のイラストでも心を開いていくと表情がどんどん柔らかくなりほっこりしました。
しっかりとした長さがあるので、二人の気持ちが寄り添っていくことや…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

出会うべくして出会った2人の物語

好きな作家さんと大好きなファンタジー!!なので、楽しみに読みました。おまけにページ数も355ページと分厚く、読み応えもありました。

…が、自分にはその分厚さが仇となったのか、途中で読むのが疲れてしまって…。

いえ、感動する場面はたくさんあるんです。
500年間孤独を抱えて生きてきた最後の竜と、復讐だけを支えに生きてきた村最後の生き残りの青年が心を通わせながら、生きていこうと思えるよう…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

心に沁みる、感動のファンタジー

祖国を滅ぼされて復讐を誓う青年と、500年もの間、生き捕らえとなっていた竜。
二人が旅をする中で、大切なものを得て行くと言う、とても感動的で心に沁みる壮大なファンタジーでした。

もうこれ、ストーリーといいキャラといい、エピソードの数々といい、とにかくめっちゃいい話!
感動でボロボロ泣きましたよ~。
いや、単純に、復讐を果たして祖国を救ってってだけじゃなく、その裏に様々なドラマがあるのが…

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