旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂

tabi no michizure wa namonaki ryu

旅の道づれは名もなき竜  コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
旅の道づれは名もなき竜(コミコミスタジオ購入時のみ)

商品説明

文庫発刊記念・コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
A5サイズ全12頁(内小説7頁)
本編後、シルヴィエルが種を芽吹かせるお話です。

レビュー投稿数3

蜂蜜の贅沢な食べ方

本編後日談。コミコミさんで本編を買うといただける小冊子。A5 7Pほどのお話で、二人のやや甘い様子が読めます。

以下 めっちゃ内容に触れる感想

本編で出てきた、あの花の種!ちゃんと精霊さんが良いようにしてくれて、なんと無事花が咲くんです!遠慮なくがっつり食べようとするもんだから、大切に食べなきゃなどと言って二人で味わっているうちに、「同じものを味わうことの幸せ」としみじみ感じて嬉しくなる二人。

ふと人間のものを同じように味わえないのかと思って考え付いたのが蜂蜜で・・というお話でした。

この二人、竜とエルが対等な関係っぽく思えて良いんですよね。
めちゃくちゃ贅沢な蜂蜜の食べ方に戸惑いながらも、竜が嬉しそうにしているからいっか と広い心で、竜の喜ぶことをしてあげようと思うエルの気持ちが嬉しいです。いつまでも仲良く、おおよそ同じぐらいの年数、歳を重ねていけるとよいよね。末永く穏やかな日々を送ってほしいなと思う、大好きな二人でした。

2

2人で味わう幸せ

本品は『旅の道づれは名もなき竜』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、竜が託された種が芽吹くお話です。

龍は竜の町で再会したカブリンから先祖代々託されてきた「竜が1番好き
だった花の種」を収めたペンダントを託されます。

シルヴィエルは精霊の助力を得て種を蘇らせ、芽を出す事に成功します。
竜は7粒の種からのびた白い根と緑色の双葉に「いつ頃花が咲くのか」と
ワクワクしていますが、半分は食べないで種を取ると言われて不服そうに
口を尖らせます。

そんな竜にしたシルヴィエルは「今の我慢で次はもっとたくさん、その
次はさらにたくさんむしゃむしゃたべられるよ」と言い、竜も渋々頷き
ます。シルヴィエルも早く竜の一番好きな花を味わいたいと思います。

それから5日後、種を植えた鉢からは濃い桃色の花が咲きます。1つの種
にしっかりとした茎が3本づつ伸び、茎の中央辺りから先端まで花で埋ま
ったこんもりとした姿はシルヴィエルが思っていたよりがっしりした花
でした。

竜の姿で食べようとした竜にシルヴィエルは一発で無くなるからと、人
になって食べる事を勧めると、竜は即人化として口にし、幸せそうに
ぶるぶると身震いしました。

記憶の中の味を思い出し、ものすごく美味しいという竜に勧められて、
シルヴィエルも食べてみる事にしますが、竜に「あーん」をさせられて
しまうのですよ(笑)

譲らない竜に負けて食べさせられるシルヴィエルが可愛いです♡

食べてみると香りが強く、口の中でふわっと広がる上に、噛み応えも
あってとても美味しいと思います。竜はまた花を食べられた事もですが、
シルヴィエルが一緒に美味しいと食べてくれた事をとても喜びます。

シルヴィエルは竜にも自分の好きな食べ物を一緒に食べられないかと
考えて・・・

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)12頁のボリュームで、竜の好き
だった花を2人で味わうお話になります♪

先日、ガラダ族の村に遊びに行った時にお土産としてもらった花の蜜の
存在を思います。ガラス瓶から木の匙で指に落とし、慎重に竜の舌にの
せたシルヴィエルでしたが、「なんだかいけそうだ」という竜の返事に
ぱぁと笑顔になります。

今度は竜がバカッと開けた口にたっぷりと蜂蜜を流しいれ、自分も匙で
一口味わい、同じものを口にする幸せも存分に味わいますが、竜は慣れ
ない甘さにドキドキしたらしく、唐突にシルヴィエルの唇を奪った上に
口の中に舌まで入れてくるのです。

竜には蜂蜜そのものは甘すぎるからシルヴィエルの口に残ったくらいで
調度いいらしく・・・シルヴィエルに食べさせて唇を重ねてくる

・・・というラブラブな後日談でした♡

同じものを食べて幸せって思う2人がね、もう甘々すぎでぎる ヾ(≧▽≦)ノ
あらゆる意味でもう「ご馳走様」しかないお話でした♪

2

蜂蜜があまーい。

 カブリン爺さんからもらった花の種、竜が1番好きだった花を咲かせるお話。

 聖霊たちは、さすがなお仕事をしてくれたようで、種は無事芽吹いて、種を植えた鉢は桃色の花でこんもりに。

人の姿になった竜と、シルヴィエルは仲良く花を食べておいしいね、と言い合う。

 でも、自分が好きな食べ物を竜がたべることはできないのかとしんみりしかけたところで、ガラダ族からもらった蜂蜜を思い出すシルヴィエル。
花の蜜を集めた蜂蜜なら食べられるのでは?と竜と一緒に1匙ずつ食べてみたところ。
竜には甘味が強すぎる、と。
そしておもむろに、シルヴィエルの口の中に舌を入れてなめまわして、このくらいの甘さがちょうどいい、なんて(#^.^#)

それ以来、蜂蜜を味わう時はシルヴィエルにくちづけるようになった竜でした。
でも多分、シルヴィエルの唇越しの方が甘さ増し増しなんじゃないかな(*≧∀≦*)

 本編では苦しいことが多かった2人の旅でしたが、今は幸せに暮らしているようで、安心しました。
いれからも、2人で好きな事好きな物、いっぱい見つけていってね。

1