月東湊さんのレビュー一覧

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

好き

月東先生だし円陣先生だしマストバイ。優しくってとても嬉しく和むお話だったので神にしました。疲れている時でも読めます!先生、ありがとうございました!と感謝の気持でいっぱいな雑誌掲載作160Pほど+その続き200Pほど+あとがき。ファンタジー大丈夫な方でしたらぜひぜひ!!

黒獅子の頭を持って生まれたダルガード。古来から悪の象徴とされた黒獅子であるため、国王、国民から恐れられています。第一王子が次…

10

親愛なる僕の妖精王に捧ぐ 小説

月東湊  みずかねりょう 

一方、残された人たちは

ここのレビューや、電子書籍のレビューから、優翔が海へ身を投げるほど酷い目に遭わせた同級生たちがどうなったかは書かれていないと分かっていたので、身を投げるシーンまで読んでてもやもやしました。
その後は異世界でがんばる優翔に物語の中へ引きずり込まれ、読後は、優翔とウィーの作る2種類の妖精族と人間の世界が今後どうなるかの方が気になるようになりました。

しかし、ちょっと想像してみます。
優翔は校…

0

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

すごいファンタジー!竜攻めも良し!

作者さんの最新作を読んではまり、こちらも読んでみました。

すごかった、とっても読み応えがあり、長い物語を読んだような不思議な充実感があり。

シルヴィエルが悲壮で破滅的で泣くことも笑うことも心を開くこともできずに、敵をうつことだけを考えて生きてきたのが…。
毎晩悪夢にうなされ闇を怖がり。

竜に刺さった大剣を抜いたことで、竜についてこられて。
誰も信じないシルヴィエルが竜と旅をす…

1

獣魔王と幸福の白い翼 小説

月東湊  みずかねりょう 

絶妙なタイミングが生む感動

泣いて泣いて目が痛いです。

今ものすごくしたいことは、ホワイトボードかノートにこのお話のキーポイントを書き出して、そのタイミングのズレを矢印で合わせて、どうすればより平和で甘々になったかの検証です。

なぜなら絶妙なズレがあるのです。
今わかるか!なぜ今ばらす?なぜもっと早く明かさなかったの?そうすればもっと平和に決着しただろうに…と。

しかしそれこそがこのお話がここまで感動して…

2

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

ポカポカする

陽が出たら踊ってみようか!と、思えるほどに、その情景が楽しく想像できてしまう。

ずっと暖かく優しい陽射しに包まれているような気分で読み終えました。

ダルガートの心根の美しい事。
悪意にさらされ続けても誰もかれもが歪んでしまうわけではないと思うのですよ。
ダルガートの様なキャラには心から幸せになって欲しいと願いながら読み進められました。

そしてリラの天真爛漫さも馬鹿っぽいという…

13

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

奇跡の出会いに心から感謝!リラは百人力!

初めましての作者さんでした。
すごかった!文句なしの神です!

呪われた巨漢の黒獅子頭の王様と小人族の青年。
二人が出会えた奇跡にひたすら感動と感謝です。

孤独なダルガートがリラによって様々な感情を知っていく様子。
また忌み嫌われ口も聞いてもらえず蔑まれ続けても、腐らずまっすぐたくましく二十歳まで生きてきて。

呪いの理由を知ってもリラがいてくれたから…。

お話も巧みです…

16

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

呪いを解くか解かないか

先生の作品はファンタジー好きな人間としては何冊か読んではいましたが
面白いのに正直いまいち自分と合わないなぁと感じておりましたが本作はとても面白かったです

父のせいで呪いをかけられ
でもその呪いは赤子本人のものであるとされ
王宮で一人で生きてきたダルガート
物語は彼が彼を崇拝する小人族の王子リラを妻に迎え
己が己の呪いに掛けられていることを知り
呪いの内容を知り
呪いを解くかと…

12

呪われた黒獅子王の小さな花嫁 小説

月東湊  円陣闇丸 

受け♡

ファンタジーは選り好みが激しく冒険しない読者なのですが、月東湊先生のファンタジーだけは必ず拝読しています。毎回人間味溢れるキャラクターがとても魅力的で、ストーリーもサラッと読めるけれどしっかりと説得力がある。わたしがファンタジーに望むものを諸々満たしてくださっているので、裏切られることがありません。

なんといっても受けが理想的なんです。本作においてもリラのちっちゃくて可愛いのに男前!なところ…

13

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

凄く良い作品でお勧めします

こちらもChara BIRTHDAY FAIRの為に購入しました。この前出たばかりの「呪われた黒獅子王の小さな花嫁」もとても良かったので、こちらも期待していましたが想像以上でした。
元々とても気になっていた作品だったので、どうして読んでいなかったのかと後悔しました。

孤独な者同士だった竜とシルヴィエルが、お互いに救われて行く様子が見事としか言えませんでした。

とくに祖国で「黒影」との…

2

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好きと嫌いが一緒に

本当は萌2にしたいところですが、個人的に苦手な作品があったので萌になりました。

こちらもネタバレしない程度に順に感想を書きます。


まず大好きな『花降る王子の婚礼』より「花降る皇妃とシュブルの宴」ですが、帝国アイデースと強い繋がりをもったイル・ジャーナはリディルを中心に新たな歴史を刻もうとしていました。リディルがもたらす新たな文化がグシオンをはじめとして周りに受け入れられて、好意的に…

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