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kurinn
ネタバレ
こちらのセレクションBコースも、小説の方だけ感想を書きたいと思います。 まずは海野幸先生の『あなたは三つ数えたら恋に落ちます』より「危険なアルバイト」ですが、こちら本編があまりハマらなかったんです。どちらかと言うとキャラ文庫なら『匿名希望で立候補させて』の方が好きです。こちらの番外編は本編と同じく、ちょっと琉星の雉真への理解度ってそんなものなの?って思ってしまいました。 海野先生の作品なら…
月東湊 神田猫
碧雲
2012/11/22発刊の挿絵入り再編版。 古い作品だけど、健気な純愛だろうと予測して、気分転換に善さげなので購読。 捻じれない展開で、心がほぐれました。疲れたとき、こんな王道ハピエンがいいです。 「黎月華を守るためならなんでもします! 」 日向は 花友禅の老舗工房・黎月華の玄関先で、大見得をきる。 跡取り息子・総に恩返ししたい日向に、総は振袖に着替えてこいといい、そのまま日向は黎月…
月東湊 テクノサマタ
麗音
謎の黒い霧に国ごと滅ぼされた国の唯一の生き残り。 『救いの子』として神殿で大切に育てられながら何もできずに一人生き残ったことで、仇を討つことだけが生きがいで旅をしていた青年シルヴィエルが主役の物語です。 人を喰い殺す乱暴な竜の一族が全て滅ぼされ最後の一匹は勇者が刺した『英雄の剣』によって大地に刺し抜かれたまま500年以上生き続けていました。 シルヴィエルが勇者の剣を台地より引き抜き自…
165
悟視点です。 智一が一人だけツミとサギに会いに行ってズルい!いい匂いがするからわかるもん!って怒る悟。 仕方なく智一が悟も連れて行くと…。 悟視点なためかエロ描写はありません。 しかしなあ、こんな小さな子を連れてきて一晩放っといて、自分たちはエロいことしてなあ。 ココアとお別れが寂しくて泣く悟。ココアが頑張って会いに行くよって。数年後栗色のワンコが現れるようになりましたとさ。…
月東湊 壱也
良いお話ではありました。 主人公智一が母のお荷物だと思いこんで自分を殺し、再婚してできた弟の悟の面倒をみることで存在意義をつくり。 そんな智一にヤマツミは言いたいことはちゃんと言葉にするように伝えたり。 悟も少し兄離れしたり。 不法投棄はいけません!神社も後世まで守らないといけませんね。 半分以上智一がひたすら水晶の掃除して、夜はヤマツミとサギリにペロペロされ…。 どっちが…
月東湊 円陣闇丸
フランク
私の萌えツボに「男前な受け」というのがあるんだけど、この受けのリラはちっちゃいけど男前で最高だったので、「超弩級に男前な受け」リストに登録させていただきました。 この場合の「男前」というのは、単なるカッコいいを超えてまして、攻めの心の灯台のような、道しるべ的なキャラ限定です。 皆から強いと思われている攻めだって、時には心が弱ったり闇に引き込まれそうになったりする。 そんな時、受けの何…
はるのさくら
すごく好きだなぁ、よかったなぁ。 読み終わった後にじんわり嬉しい気持ちになれるお話でした。 受け様は、小人族のリラ。 攻め様は黒獅子の頭を持ち、呪われた王子と言われていたダルガート。 第2王子に王位を譲りたい父王と王妃が、ダルガートへの嫌がらせとして、小人族のリラが娶わせられたのだけど。 他国から攻められた時に、助けてくれたダルガートのことが、憧れで大好きだったリラは…
月東湊 榊空也
やなぎ07173
「獣とともに生きる」そう予言された獣使い・琉央と守護獣の運命を背負った皇子・青麟の物語。 月東湊先生の作品は個人的にとても読みやすく、かつ、ストーリー展開も素敵だといつも感じています。 今回もとっても素敵な物語でした。 さて、彼らの出会いは皇子の花嫁候補がやって来ていた、ある夜のことでした。 はじめは素直に心の内を明かすことができず、度々琉央を困らせてしまう青麟。 しかし、彼…
578年間「英雄の剣」で刺されて動けなかった竜と、その剣を抜いたシルヴィエルが出会ったことで始まる物語。 最初は竜を信じられず、常に疑いを抱いていたシルヴィエルでしたが、だんだん交流が深まるにつれ、竜に信頼や愛情を寄せるようになります。 その過程がとても好き。 お互いに同じような背景を抱え生きていた彼らは、お互いの「弱み」や「他人には見せない部分」をさらけ出し合って打ち解けていき…
月東湊 陸裕千景子
この作品の一番の魅力は二人の葛藤にあると思います。 以下大きなネタバレあります。 ずっと人間を食べられなかった優しい鬼とそんな鬼と関わって行く中で想いを寄せるようになる潮。 幸せな日々を送っていたのに、タイトルにもある通り、彼らは「鬼」と「獲物」という関係にならざるを得ない状況に陥ってしまいます。 自分を食べて欲しい潮と彼を食べたくない鬼。 この作品では彼らの葛藤が鮮烈に、そ…