雲田はるこさんのレビュー一覧

いとしの猫っ毛 2 コミック

雲田はるこ 

恵ちゃんの好奇心旺盛っぷりをナメんなよ

みいくんと恵ちゃんの間柄にエロい空気感が出てきた2巻。
しかし、あったかいほのぼのしさや、周りの楽しさはそのまま。
だからエロもちっともどぎつくない。なのに!もぉどうしてくれようかっつーくらい読んでてムズムズ・モゾモゾ・モエモエすんぞ。(初貫通もすんぞ)
妄想族のみいくんは、まあ通常運転。
その上に憂いも入って、だらしないズルズルMANから本来の美形設定が生きてきた。
恵ちゃんは…今回恵…

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いとしの猫っ毛 コミック

雲田はるこ 

冬に読みたい作品なのだ

冬に読みたくなるのがコレ。ねこっけ。
「番外編」だけレビューしてたんだけど本編は書いてなかったので再読。

いつも裸にズル〜っと長いカーディガン着て、なんかだらしない感じのみいくんと、キチントさんで清潔な雰囲気の恵ちゃん。
見た目アンマッチな幼馴染カップルの1巻目。
やっぱりというかなんというか、みいくんが恵ちゃんにずっとずっとずーっと激重な恋心を抱いてて、恵ちゃんが受け入れるという2人…

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窓辺の君 コミック

雲田はるこ 

長いものには巻かれたい

購入は2012年でした。およそ10年前…遠くまできたものだ。未レビューの本がまだまだある。

◾️窓辺の君
最近、登場人物の心内を文字で見せすぎる作品が多いような気がして。漫画なんだから絵でも見せてほしいと思うんですよ。その点、雲田はるこ先生の作品は一コマ一コマで魅せてきます。何も文字がなくても伝わる、柴田(先生もとい助手)の虚しさよ…

◾️good bye, honey
◾️lay…

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新宿ラッキーホール コミック

雲田はるこ 

全ジャンルで一番好きな作品です

なかなか話せる友人が少ないのが残念ですが、「好きな作品なに?」と聞かれたとき、BL以外も含めても、真っ先に頭に浮かぶのがこの作品です!

漫画も素晴らしい。神様。
ドラマCDも素晴らしい。
三木さん小野さん大好きです。怖いくらい。
(賢雄さんがちょっと台詞固いかな?痛そうだな、と思うことや レニくんの片言は無理あるだろ とも思います)

濡れ場が好きでBL好きな方も多いかと思うのです…

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非BL作品

アスク・ミー・ホワイ 非BL 小説

古市憲寿  雲田はるこ 

ブロマンス寄りのBLという感じ

BLソムリエ‍アンリ54世氏がYouTubeで紹介してたので読んでみましたなんと、この作品、何故にBLレーベルではない?と言いたくなるような作品。ブロマンス寄りのBLという感じです
.
お話の舞台はアムステルダム。彼女とオランダに移住した主人公が彼女に振られ破局し、1人で鬱々と飲食店の仕事をしながら生きていたある日、不祥事で芸能界を引退した港に出会い、主人公の日常が港を中心にガラッと変わり始め…

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非BL作品

アスク・ミー・ホワイ 非BL 小説

古市憲寿  雲田はるこ 

心が震える美しさ

ずっと気になっていた作品、やっと読めました。
非BL作品ということですが内容はしっかりとBLだと思います。
でも恋愛の部分だけを記しているわけではなく、さまざまな感情を織り交ぜたストーリーになっているという点で非BLなのかなと感じました。

港との出会いでヤマトの日常はこれまでと違うものになったけれど
それが必ずしも恋愛に繋がっているわけではない、というのが美しかったです。
例えばこれ…

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非BL作品

昭和元禄落語心中(10) 特装版 非BL コミック

雲田はるこ 

感動〜(涙)

なぜか8.9巻が未登録?なのでレビュー書けず。
とうとう完結の10巻です。

アニメで、八雲師匠があの世へ行った場面で、特に泣かせるような展開ではないのにうるうるきまして。
原作ではどうかな、と思ったらやっぱりじ〜んとしました。
長い間、八雲は助六とみよ吉に対しての罪悪感を抱えていたのが、お前のせいじゃない、と2人に言われ、すぅ〜っと楽になったようで。

ずっと独りになりたいと言いつ…

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非BL作品

昭和元禄落語心中(7)DVD付き 特装版 (講談社キャラクターズA) 非BL コミック

雲田はるこ 

八雲師匠の未練

アニメでは描かれていなかった小夏の初高座が見られてよかった。
信ちゃんが通う幼稚園での落語会「こんな上客めったにねぇ」と強引に小夏を引っ張り出した与太郎。
突然のことなのに立派に務めた小夏。

八雲師匠が倒れた時も緊急事態で青ざめながらも息ぴったりでいい夫婦です。

信ちゃんも人懐っこく賢く落語が大好きでとてもかわいい。
厳しい八雲師匠が信ちゃんには甘く、2人のやりとりもすごくいい。…

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非BL作品

昭和元禄落語心中(6) 非BL コミック

雲田はるこ 

与太郎から助六へ

八雲師匠は助六とみよ吉が死んだ日から、小夏が自分を殺してくれるのずっとを待っていると言う。
それこそ死神を待っているかのよう。

「お前さんが居たから手前じゃアできなかった」
てことは、小夏がいなかったら自分で死んでいたかもしれない。それくらいの気持ち。

小夏は息子に八雲師匠の落語を聞かせたいから殺さないと言う。
「今度は その坊主のために死ねねえってのかい」
これまた因果わ巡る…

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非BL作品

昭和元禄落語心中(5) 非BL コミック

雲田はるこ 

因果は巡る

みよ吉が本気でないとしても菊比古に一緒に死んじゃおっか?と言うのもタイトルにかかってますね。

助六とみよ吉の人生が変わってしまったのはある意味菊比古のせい。
2人が死んでしまったのも。
菊比古にとっては因果ですよね。それをずっと背負って生きている。

そしてまた孤独になった。

本当の名など とうに忘れてしまいました──。のページ(八雲と助六篇ラスト)が痺れました。
菊比古の…

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