葛西リカコさんのレビュー一覧

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本編後に再会したふたり

小説ページ部分は7ページ。
甘エロでした。
キスだけなのに本編以上に甘々。
言葉責めとスーツ越しに足を撫でただけで、なんであんなエロいんだ織宮。
葛西リカコさんのイラストイメージも相まって、ものすごく色っぽかった。


ネタバレになります。


本編終了後、捜査本部解散の日に織宮とホテルで過ごして以来、2週間ぶりにバーへ呼び出される。

彰も刑事という立場上、自分の中ではっ…

0

悩ましい彼 美しい彼 3 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

泣ける

美しい彼から憎らしい彼を経て、2人の成長に泣けた巻でした。

まず平良はもちろん吃音もあってあんなに話す人じゃなかったけど、清居に対してちゃんと自分の考えを話せるようになっていて(それが清居に伝わるかどうかは別として)、平良と清居の会話が成立してることに感動しました。

そして清居もまだまだ理解不能な平良の心情を推測しようとしたり、野口さんへの嫉妬を隠さずむき出しにしていて、自分を理性で抑…

4

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

読んでいて涙が止まらない、本当の名作。

間違いない名作です。
買うかどうか迷っても絶対にネタバレを見ずに読むことをおすすめします。

記憶喪失になった青年がカフェのマスターとともに、過去の恋人を探すお話なのですが、少しづつ過去が明かされるたびに衝撃でした。
どんでん返しの応酬で、読み返すたびに伏線の多さにビックリしました。

ストーリー展開の素晴らしさもさることながら、キャラクターの心理描写やセリフ選びも秀逸で、何度読んでも…

3

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

英田サキさんにつられて

DEADLOCKで入り、英田サキさんの作品てことで読みました。
この手の物語を書かせたらピカイチ。そしてどんどんCPが増えるというか周囲はみんな男性同士のCPになっちゃう?的な(笑)

ツンデレ代表とも言える瀬名と上條の掛け合いが面白すぎて、萌えつつも笑いつつ。
過去に色々あった瀬名に惹かれてしまう上條が絆され攻で素敵。
いや、普段はアホな天然のおっさんなんですけど。

もう一つのス…

2

つがいは愛の巣へ帰る 小説

鳥舟あや  葛西リカコ 

ここに帰ってくる

シリーズ3作品を読んで、1作目に帰ってきました。
3作目を読んでもう一度この話を読むと、面白さが倍増します。
個人的には、一番このお話が好きです。

攻めの重すぎる愛と、それを無自覚に享受するつがいの、あまあまが堪能できる今作。
初見では獣人の大きすぎるものを受け入れる、ウラナケの痛々しさが目についていましたが...
2回目以降は、アガヒとウラナケのお互いが唯一無二の存在である、という…

1

ケルベロス 封入SSペーパー グッズ

本編後の2人。

猫を拾って困った末に頼った先が織宮だった。
あの織宮が、彰が電話したら理由も聞かずに直接駆けつけるのか。
スカしてるけどお互いが思い合っていて一途。
去り際のセリフは安定の織宮だった。
公には慣れ合えない間柄だけど、十分甘かった……!
その後の2人の姿が見られてよかった。

1

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キング陥落

一言で表すならキングがキングでありながら、一兵卒に完全に振り回されて陥落するお話です…(違う)。

1巻の美しい彼でも散々キングである清居を振り回してあろうことが告白までさせちゃった平良ですが、この2巻でも完全に清居を手玉に取っちゃったな〜、しかも無自覚に!という、凪良先生にしか書けないんじゃないかという、素晴らしい展開でした。

ついに芸能活動が本格化してきた清居の彼氏なのに、清居の追っ…

6

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

小説を読み始めたきっかけの1冊

コミックから腐女子になった者ですが、最近はよく小説を読みます。そんな私が最初に購入した小説がこの美しい彼でした。初めてBL小説を読むのにも、すごく読みやすいなと思ったのが最初の印象です。どんどん展開が進んでいくので飽きないし、気付けば読み終わっていました。もともと小説は苦手ではなかったのですが、この本をきっかけにBL小説の面白さに目覚めてしまいました。なので、初めて小説読むという方にもオススメの1…

9

interlude 美しい彼番外編集 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

とても幸せな気持ちになる番外編集

「美しい彼」の全サ等諸々の番外編SSを集めた本。既出のほか書き下ろしもあり(分量多し!)
全体的にとにかく素晴らしい。
清居の健康や幸せを祈ったり神の降臨に身悶えたり、平良があまりに平良過ぎて、電車で読んでるのに何度も笑いそうになって堪えるのに苦労しました。
うざいキモいとうんざりしながらも平良を好きで離れられない清居が可愛くて、ある意味不憫で、不思議とお似合いなところも楽しいです。

9

悩ましい彼 美しい彼 3 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

中毒性を持つ愛

しゅみじゃない と言いながら、三巻目も読んでしまった。

ストーカーに近い執着愛をキモイ奴から長年受け続けていると、きっと中毒して、執着されないと我慢ならなくなる変態受になるのだと思う。
もうこうなると、なくちゃならない「愛い奴め」になっちゃうんでしょう。
末永く幸せになって欲しいと願う、二人の爆笑短編集でした。

凪良先生、観察フェチだから、きっとモデルになった誰かが居るんだと思うの…

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