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六青みつみ 葛西リカコ
こひしゅが
ネタバレ
このシリーズを読みたいと思ったキッカケの一冊です。表紙の二人の美しさに一目惚れしていた。 始まりからつらい。キースの母親(偽物)がゲスクズすぎる。 キースの暮らしてる邑は、現実で言う部落。そしてすごく閉鎖的。 外界は悪の権化であるテイコク人がうようよしている、アルカ邑は地上の楽園だ、絶対に境界を越えるな、という宗教じみた洗脳をしている。 キースを村八分にするような邑のどこが地…
虐待されてるカイエを見ているのがつらい。こんな扱いを受けるべきじゃない存在なのに。 出会ってすぐからカイエのリグへの懐き方が可愛いのなんの。 ここから辛い展開てんこ盛り。ベルマンがカイエの体を売り金を稼ぐシーンは胸糞すぎて痛すぎて本当に辛い。 兄貴分的な存在の人から騎士殺しは大罪、偽の主でも失えば聖獣のメンタルはボロボロになると言われていたけど、リグが男前な決断をしてくれたお陰で、ス…
前作のヴァル×キリハの話に出てきた、ギル×リュセの話。 対の絆であり主のギルを信じたいけど、なにか隠してるような気がして信じきれない。 リュセは選定の儀について調べようと無断で外出し、ギルにバレる。一緒のときでないと外出するな、と監視・監禁・束縛するギルの独占欲がつよい。 他の小説と違って、受けが攻めを拒絶する理由が明確に書かれているから全く嫌な感じがしない。ただ単に照れ隠しとか突慳…
椎崎夕 葛西リカコ
はねっかえりのりーさん
読み始めは、様子見といいますか。 この1冊の中で、2人が両思いになるのは確実そうだし、いったいどこに山場がくるのかな〜みたいな気持ちでなんとなしに読み進めていました。 笙が人を愛せない、という感覚の持ち主だというのは物語冒頭から説明されてましたので、その理由も気になり、けれどそこが適当な感じで、ただそういう性格だから、というふうに流される場合もあるわけなので、これ面白くなるかなぁ、とちょっと不…
凪良ゆう 葛西リカコ
しょうが
タイトルにふさわしい内容。 幕あいだけに、あの時の舞台裏、あの事象のてんまつ、いろいろなるほど~と納得させられました。 本編の細かい部分を確認したくて、並行読書が必要。 本編を復習していたら、いろんな名場面についうっとり… 読み返すことに集中してしまい、結果的に今作を読むのにけっこうな時間を要してしまいました。 は~楽しい。ありがたい。 書き下ろしが大量で感謝しかないです。 二人…
櫛野ゆい 葛西リカコ
溺愛物語、大好きなんです。 生活の癒しに小説を読んでいる身としては、欠かせないものです。 なのでこうして安心して読める作品に出会うととっても幸せな気持ちになります。 物語の内容は皆さんが書かれているので省きますが、葛西先生のイラストが本当に美麗で、獣人姿が多い王様の人間姿に、もうきゅんきゅんしっぱなしでした。 なんて格好いいんでしょう。 そして体格差。 体格差、溺愛、大好物…
あらすじに軽く騙された。ゲイバーという文字と、夜遊びって組み合わせで、受けもゲイだと思ってました。 本編読んだら序盤も序盤に、彼女やら女関連の話が出てくる出てくる。 あらすじも「夜遊び」だなんて手抜かないで、ちゃんと「女遊び」と書いて欲しいですね。
ももよたん
凪良先生の作品がとても好きで、全部制覇したくてこちらも手に取りました。 序盤はするする読めるのですが、何となくイイと思えなくてこのまま終わるのか?と思っていたら、後半にググッと主人公の気持ちの熱量が高まるにつれ読んでるこちらも集中が高まってきました。 やはり恋心が高まって来ないと読者もハマりづらいですよね。 でも弘明の阿木への気持ちが、唐突に始まったような感じがしていつ、何処でそこま…
征矢かな
登場人物の造形、構成の面白さ、展開の意外さ。何より、惹かれてしまう2人の関係に引き込まれて読みました。 あとがきに、キモイ攻めが好きです、と書かれていますが、ここまでキモくなくても…と思うくらいキモい攻め。でも、癖になるんです。 それは、清居が惹かれてしまう魅力があるから。 平良と清居、それぞれ違う感じ方をする、違う人間であるからこそ、惹かれあい、すれ違います。2人を応援したくなりま…
秀香穂里 葛西リカコ
嫉妬激しめ独占欲丸出し執着攻め、危機感なしの素直受け。 当て馬っぽい立ち位置の行平とのやり取りがよい。優男かと思いきや、拒否したり抵抗するような男を徹底的に虐げるのが好きな男。 両手を縛ったハルの口元にペニスを押し付けて、その写真を撮り智貴に送る鬼畜の所業が最高だった。 最後の電話越しのやり取りに、気づいたらニヤついてました。