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17/110(合計:1095件)
凪良ゆう 葛西リカコ
ももよたん
ネタバレ
凪良先生の作品がとても好きで、全部制覇したくてこちらも手に取りました。 序盤はするする読めるのですが、何となくイイと思えなくてこのまま終わるのか?と思っていたら、後半にググッと主人公の気持ちの熱量が高まるにつれ読んでるこちらも集中が高まってきました。 やはり恋心が高まって来ないと読者もハマりづらいですよね。 でも弘明の阿木への気持ちが、唐突に始まったような感じがしていつ、何処でそこま…
征矢かな
登場人物の造形、構成の面白さ、展開の意外さ。何より、惹かれてしまう2人の関係に引き込まれて読みました。 あとがきに、キモイ攻めが好きです、と書かれていますが、ここまでキモくなくても…と思うくらいキモい攻め。でも、癖になるんです。 それは、清居が惹かれてしまう魅力があるから。 平良と清居、それぞれ違う感じ方をする、違う人間であるからこそ、惹かれあい、すれ違います。2人を応援したくなりま…
秀香穂里 葛西リカコ
こひしゅが
嫉妬激しめ独占欲丸出し執着攻め、危機感なしの素直受け。 当て馬っぽい立ち位置の行平とのやり取りがよい。優男かと思いきや、拒否したり抵抗するような男を徹底的に虐げるのが好きな男。 両手を縛ったハルの口元にペニスを押し付けて、その写真を撮り智貴に送る鬼畜の所業が最高だった。 最後の電話越しのやり取りに、気づいたらニヤついてました。
かわい有美子 葛西リカコ
はねっかえりのりーさん
私なんかがこの作品の世界観を上手く表現できるか定かではありませんが、孤独な生い立ちによって、穏やかでありながら無感動で、しっとりと波立たない水面のようひ生きてきた攻め様のエルヴァンと、攻めいられて国が滅び、孤独になったカイの美しい物語です。 個人的には前半部分がちょっと長いかなぁ〜という印象。 説明的というか、必要な部分ではあるんですけれど、もう少し攻め様と受け様のやりとりが色々見たかった…
165
しっとりとして静かでひそひそと語られるようなお話でした。 こんなにされたらお互い好きになってしまうよ…。 冒頭はエルヴァン視点その後はずっとカイ視点で現在から過去を回想し行き来しながら語られ。 不遇の皇子エルヴァン。よくこんなに優しく真っ当に育ちました。母を殺され父や兄達に疎まれ、いつ殺されるかわからない日々を鳥籠の中で生きてきて。 悲劇の王子カイ。国を襲われ家族も民も殺さ…
砂原糖子 葛西リカコ
表紙と見開きイラストで既に泣きそうになった。 久遠は、真文を騙して横取りしたようなものだから、いい印象はなかったけど、ちゃんと罪悪感を覚えるいい人間だった。幸あれ。 記憶のノートが衛に宛てたラブレターみたいで切ない。 自分からは行動を起こさずただ待ってるだけの衛に、真文が爆発して気持ちを言ったおかげで無事にまたくっつけたのでほっとした。 二章目(?)の「カナリー…
六青みつみ 葛西リカコ
前作、前々作に引き続き楽しく読ませて頂きました! それぞれ作中の主人公達が抱える辛さや幸せの形は多種多様で、あらすじは省きますが、それぞれお話が立っている代償シリーズ。 この2人、私の中では、シリーズ中の、ベストオブカップルです! 今回は、とにかくリグとカイエが2人で居るのが可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。 なんていうか心が洗われるというか…全然説明になっていませんが…
攻め視点。(衛視点) 初っ端から前巻の伏線回収にゾワっとした。 前回の金色ってその事だったんだ、と納得。金髪はあながち間違いではなかった。 前の巻から思ってたけど、真文足滑らせて転びすぎだよ……読み進める度に、地面が濡れてる描写がないか、気を張ってしまう。 数年平和に過ごしてて、いつ発端の記憶喪失になるのかビクビクしてたら、濡れた地面でも階段でもなくて意表を突かれた……。 …
展開構成すべて綿密に練られてて、伏線と伏線回収がすごいとしか言葉が出てこない。 中上衛と久遠光彬と静良井真文のやり取りで、何度も騙される。 章が変わってから、時間軸がわからなくなってめちゃくちゃ悩みます。 もしかして真文と同じ気持ちを味わわせているのか。 後半は心臓ドキドキどころがずっとバクバクしてた。三角関係で取り合いの規模がすごい。 Mの正体は、久遠に見せかけて衛でしょw…
真式マキ 葛西リカコ
見開き? のイラストからしてえろい。好みすぎる。 わーい攻め視点だー! と思ったらすぐ攻め視点終わっちゃった。最初の数ページだけで、あとは最後までずっと受け視点です。 ちるちるのキャラ説明を見てて、経済ヤクザってなんぞやwって思ってたら、フロント企業を仕切って組の稼ぎにする役割らしい。(それでも珍紛漢紛) 彰が人に期待や信用をしなくなった、トラウマになった原因の描写が痛い。…