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74/96(合計:959件)
樋口美沙緒 街子マドカ
薄雲
ネタバレ
ムシシリーズもついに5作目です。 1作目が出たときには、ここまで息の長いシリーズになるとは思いもしませんでした。 そしてこんな方向性のシリーズになってくるとも、思ってもいませんでした。 良くもなく悪くもなく(というか主役だけでいうなら限りなく悪い)、でも確実に自分の中では勢いの衰えている作品、という印象です。 今作も前作に続き、ハイクラス同士ですが、上位種ハイクラスのオオムラサキ×下位…
ムシシリーズ4作目。 だーかーら!まずは人の話を聞けよ!と攻につっこみ入れながら読むのがこのシリーズのデフォです(笑) 今回はシリーズ通してハイクラスの良心のような存在だった兜と、前作でのヒール篤郎のお話。 読み応えがっつりで、ジェットコースターのような展開にこちらの感情は揺さぶれっぱなしになりました。 そして驚きなのが、良心の塊のような兜が、まさかの超絶ゲス攻で、とんでもないヒールだ…
snowblack
ムシシリーズ第5弾。 なんだかんだと言いながらこのシリーズ結構楽しみに読んでいる私。 しかし、今回、高評価が並ぶ中で誠に申し上げにくいところなのだが はっきり言って趣味じゃなく、途中バラバラ飛ばし読んでしまった。 そもそもこれはBLなんだろうか……? いや、それを言ったら彼らは純粋人間じゃないし そういう意味では性別の概念も違っているのは百も承知。 このシリーズ、子供を生んだりも…
はるぽん
ページ数あって読みごたえがありました。一作品につき10ページ前後ずつで、合計52ページです。 虫シリーズがかわいかった。ほかの虫カップルもちょろちょろ出ていてほほえましかった。翼や篤郎などは子連れでした。受けくんたちの世話ばっかり焼いてる真耶さんにも、いつかいい人が現れますように。 それにしてもかなり新旧混ざってますね。どれも知ってるor持ってる作品だったからよかったですけど、新刊が2作入って…
麗音
豪華小冊子と言うふれこみでどんなものかと思っていたら、これまでの5作の全作品のその後を彼らを見せてくれる50ページを超えるものでした。 今だけとか非売品と言われてこれ目当てに購入しましたが、買ってよかった。 シリーズファンなら必見の冊子でした。 中でも一番は、儚く最薄幸受けの郁(第3弾『愛の裁~』)が元気に前向きに生きていることに安堵しました。 主治医の澄也に感謝ですね。 同じく…
愛の蜜以来久々に名門校北星学園が舞台に。 時系列は前作とあまり違わないあたりだと思います。 学園の理事長は雀だし、校医は澄也でした。 今回の主役は、どこでも注目の的な蝶の王者オオムラサキの大和と、目立たないことが身上のナナフシで歩。 歩は本来ナナフシ起源種としては一族には生まれないはずの男性で、なおかつ女性化にも失敗したため家を追い出されてしまったのです。 その上父方の血統で一度…
前作の愛の裁きでは病弱な義兄をレイプさせて殺しかけた最低なクズ野郎だった篤郎が今度の主役です。 淋しくて、義兄のことが好きすぎて傷つけてしまったという、同情すべき事情はあってもそれほどに人を傷つけて反省したからと簡単に許されて何もなかったことにはできません。 たとえ傷つけられた本人が許すといっても。 更生施設でドラッグとは縁が切れ保育園でアルバイトしながら細々と暮らしている篤郎。 3年…
タランチュラ 陶也 とカイコガ 郁 今回も愛の巣への澄也(陶也の従弟)と翼が脇役で登場。 時系列は翼と結婚した後のようです。 陶也22歳ということは愛の巣から4年後。 澄也20歳と翼18歳で結婚し最近子供も生まれたとか。 翼が高校卒業してすぐ結婚して幸せに暮らしてるんだなと思うと知人の近況を聞いたみたいに嬉しくなりました。 けれど陶也にしてみたら、自分と同じように虚しい思いやや…
シリーズ2作目はクロオオアリ科の綾人 と クロシジミチョウ科の里久 一族のために引き裂かれた二人が傷つきながら遠回りして漸くたどり着く愛の軌跡です。 想い合う二人を引き裂き傷つける女王アリの憎たらしいこと。 一族のためにと言いながらも実は自分の血筋があまりよろしくないコンプレックスから次期王を最上の血筋で作り上げることばかりを考えている非情な女でした。 後継者の第一候補である綾人を言い…
虫擬人化ってなんですか。 おもしろいんですか? 萌えますか? 害虫といわず虫はチョットだめな私にこの作品を手に取るには少々勇気がいりましたが、読んでみたらめちゃくちゃ面白いじゃありませんか。 もう反則ですよ。 シリーズ5作目の発売でフェアをやっていた機会にまとめ買いしてしまいました。 もともと好きな作家さんだったのに、このシリーズだけ避けていて損した気分です。 ホントごめんなさい。 …