樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愛の巣へ落ちろ! 2 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

翼くんの受難は、まだまだ続く

原作既読。
勢いのある1巻の表紙とは打って変わって2人ともしょんぼりした顔で座ってる。
澄也の上着を着た翼が澄也の手の上に重ねてる。小指が赤い糸で結ばれてる。
意味深。。。
まだ、この巻では幸せになるとこまでいかんって事だな。
よし、今回も漫画になるとどんな発見があるのか見てみよう。

セックスをした事で澄也のフェロモン香がべったり付いた翼に香りが性行為でうつるって事を教えてあげてる…

5

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ムシシリーズ最高✧*。

ムシシリーズでずっと気になっていた志波と黃辺の話。
『愛の本能に従え!』や2人のSSを読んでて一筋縄ではいかないと思ってたけど想像以上に辛かった。黃辺は優しい一途な人って印象だったので、黃辺目線だと志波の言動に怒りを覚えてしまって…でも最後には黃辺の出した答えや志波の言動に納得、色んな形があるもんね。この2人らしいと思いました。
巻末の『夜が明けてから』が黃辺くん良かったね〜と泣き笑いで読みま…

7

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

長すぎる

大好きな樋口先生のムシシリーズ!
と期待しましたが、自分とは少々相性がよくない作品でした。ともかく長い。長すぎる。ふつう厚いだけよろこぶべきでしょうが、受けの心情を丁寧に描かれるゆえ、黄辺のようなキャラクターに寄り添うには疲れました。でも頁をすすめればきっと……! と思うのですが、最後まで攻めの志波が物足りない。
樋口先生の著作はどんどん1冊が長くなっているような傾向を感じるのですが、個人的に…

11

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

「愛」とは何かを問いかけられる

シリーズいち共感出来ない攻めと、シリーズいち一途な受けの物語だったと思う。
決して手放して喜べるラストじゃなかった。
それなのに、書き下ろしは一変して甘々。
ここに違和感を抱かずにはいられませんでした。


それでも、この難儀な愛を最後まで書き切った樋口先生はすごい。
最後までハラハラさせられた。
熱量を感じる筆致に圧倒された。
その点が素晴らしかったと思う。

黄辺の元に帰…

13

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

表紙からして先が読めなかったけど

今回も神作品でした、ムシシリーズは全部良き。
タイトルに毎回『愛』が入ってますが、いろんな愛のカタチがあるなーって思わされる。

報われなくてもずっと愛し続ける受け(このタイプはムシシリーズの受けの子大体そうかな)と
人と比べて自分の愛が希薄だな、人を愛せないから愛は要らないと愛を拒否する攻め

久史の行動と発言が予想つかなくて振り回される黄辺くんが可哀想でずっと感情移入して読んでしま…

13

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

綺麗なもの

志波は綺麗なものが好き。俺は汚れてる。だから好かれてない、と落ち込む黄辺君の話でした。一途で辛い。

一方の志波は自分は実の娘にすら興味が無い。人を愛することが出来ないなどとのたまうのですが、根本のお手本が黄辺君なので優しくて大きな包容力あって寛容力あるものを愛だと誤解しているんじゃないのかこの人と思いながら読んでました。

なんだかんだ黄辺君限定に執着も独占欲もあるようですし、聖地巡礼て…

2

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

萌え不足、愛は満ちている。

黄辺の愛せる事が幸福だと思えるが刺さりました。夜が明けてからを読めばムシシリーズを読んでいると思うけども、本編は純文学でした。夜が明けてからを読めば久史も黄辺を愛する心が持てたと漸く昇華されたと嬉しくなりますが、久史は恋が出来ないアセクシャル的な意味合いではなくそもそも、人を愛せない自分の子供でさえも愛する事が出来なかった欠落した人間だと思っている。だから愛を知る黄辺を近くに置き、自分を愛している…

11

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

本能と魂の狭間で

待望の虫シリーズの最新刊
愛の本能に従え!に登場した黄辺と志波のお話
正直本能〜や短編で黄辺君は後悔して苦しんでいるのは伝わってきたけど
志波君の内面が分からなすぎたので
今回この二人と聞きどうなる事やらと不安でしたが虫シリーズらしい愛について考えさせられるお話でした

このシリーズというか樋口作品でのもう一つのテーマは孤独と思っているのですが今回も愛と孤独をどう受け入れるかがテーマか…

16

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

BL小説沼に落ちた作品

私が初めて読んだBL小説でした。

内容は他の方が書いているので割愛しますが、1晩で読んでしまうくらいには本当に面白いです

不憫健気受け、切ないストーリー、スーパー攻め様が好みの方にはハマると思います。
不憫健気美人守ってあげたくなる様な受けが好みの私には最高にハマりました。

この作品に出会い、私のBL小説ライフが始まりました。出会えて本当に良かったです。

3

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

恋の痛みに

恋の痛みに胸がきゅんとさせられます。英国のエスタブリッシュたちの社会を凝縮した世界観、パブリックスクールの閉ざされた甘く残酷、かつ禁断の薫りにも惹かれます。エドの本音がわからず怯え傷つく礼の姿には胸が痛みましたが、それすら甘美。最初のページから引き込まれました。礼の健気な様子に心を鷲掴みにされながら、幸せって、愛する人を愛せる自由があることなのだとつくづく感じました。『ダウントンアビー』を見たとき…

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