樋口美沙緒さんのレビュー一覧

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ラブは少なめ

前作で結ばれた二人がどうやって付き合っていくのか、楽しみでページを捲っていきましたが、なるほど今回はこういう話か……となりました。

内容は文句なしに面白かった。
でもそれはBLとしての面白さではなく、人がどうやって成長していくかということから目を離せないという意味での面白さだった。

スタンが過去のトラウマでどれほど傷ついているかもわかる。
桂人がどれだけ愛が深くて、優しいかもわかる…

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パブリックスクール-ロンドンの蜜月- 小説

樋口美沙緒  yoco 

礼の成長

内容は言わずもがな神ですし、
今更触れるのもあれなのですが、
良かったものには良かったと言いたい。
そしてそれが作者様に少しでも伝われば嬉しい。

エド&礼の4冊をここ数日で再読しましたが
改めて、まずこのシリーズBLとしては言わずもがななのですが、英国やその他の国についての知識がとんでもなく深いと感じます。
これほどの知識を作品に落とし込んで違和感なく(と言っても日本から出…

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パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

再読

定期的に読みたくなるシリーズ
何度読んでも最高でした…

レイは相変わらず自分に自信がなくて健気すぎるなぁ…
エドにはレイしかいないからもう少し自信持って…
って初見の時は思ってましたが、
当然なんですけどこれは物語だから二人にスポットライト当てて描かれてて読者はエドにはレイしかいないのわかるけど、
レイからしたらまさか誰にとっても王様であるエドが自分なんかを選んでくれるわけがないっ…

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愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

本能は愛なのか

初めてレビューを書いてみます。

このシリーズは「愛の裁きを受けろ!」が1番好きなのですが、今作もかなーーーり好きになりました!
たぶん2番目か同等くらいには好きかも。

なんといっても歩のナナフシとしての特性が可愛くて可愛くて……。
存在感0、基本的に見えないし覚えられない、気づかれないって可哀想ではあるけど私に刺さりました。
たしかにナナフシって見えないよね。でも探そうとしてジー…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2022 Ⅱ キャラ文庫創刊25周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

どれもGETしてよかった\(^o^)/

ん!?あらあら、情報は確かにⅢの内容になってますね(^_^;)

「DEADLOCK」より
『Beautiful eyes』
ロブ&ヨシュアカップルのお話。
愛し合ってるなぁ、としみじみ思わせてもらったお話でした。


「魔王様の清らかなお付き合い」より
『気が気がじゃないから自覚しないで』

東京から大阪へ異動となり、遠恋になって半年後を峰守視点で。
恋人の素敵な所は、自…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2022 Ⅱ キャラ文庫創刊25周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

ヨシュアなのよ

DEADLOCK入っている小冊子はマストゲットでしょ、と入手。小中先生のも良かったので萌2にしました。(情報に今載っているのはⅢの内容だと思うのでご注意ください)

1.DEADLOCK番外編 Beautiful eyes
 ヨシュアが出演した映画の関係者への公開の日のお話。へたれロブはヘタレっているし、まっすぐヨシュアは揺らぎなくまっすぐロブを愛していて、ああやっぱこの二人大好きだわと思え…

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ボリューミーで、感動で泣ける

2作前のツバメと殉教者のスタン桂人CPの2作目のお話。前作でも親からの虐待に心に傷を負った2人の相互救済に泣けましたが、今作はそれを上回りました。

前作で相互救済したかに思えたものの、スタンは自分を虐待した母を許せず、そんな母が自死したときに喜んだ自分を許せないでいた。その贖罪から、スタンは"それなりの幸せ"があればいいと思っていた。そんな中、スタンの双子の兄アルバートは…

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王を統べる運命の子③ 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

土人形3体の記憶が統合、旅に出る

3巻目は、次巻に続く経緯説明の様な構成。

複雑な展開で、面白かった。
夫々に成し遂げたい願いがあって、理由がある。
想いを果たす動機と手段が問題だ、といった寓話調。
次巻を早く読みたい。

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心に残った部分のメモ。

神の気まぐれ?で、3体目の土人形、リオは復活。リオの外観は本来に戻っていた。
土人形2号のユリアにリオの寿命を半分譲り、ユリアは心臓が無いまま復活。

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パブリックスクール-ロンドンの蜜月- 小説

樋口美沙緒  yoco 

まさに蜜月

エド礼編4冊目。礼が日本での大仕事を終えてイギリスに移住し、仕事探しを始めるーというお話です。

やはり抗えなかったイギリスでの貴族と庶民の壁。そしていくら日本で美術に携わる仕事をしていたとしてもイギリスでは何も持たない人間。持ってるものと言えばエドワードという後ろ盾だけ。でも礼はエドの威光を使わずに自分の力で立っていきたいと願う。もう散々分かってたことなのに、やっぱりここまでつきまとうか、と…

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パブリックスクール-ロンドンの蜜月- 小説

樋口美沙緒  yoco 

歯がゆさ

遂にイギリスにやってきた礼。
就職活動するのですがなかなかうまくいかずー…。

今回は礼が凄く頑張ったなぁと思った回でした。
でも、同じぐらいエドもグッとこらえてて、読んでいてすごく辛い気持ちになりました。
エドの名前を使えばどうとでもなるのに、それはしたくない礼とそんな礼の考えを尊重するエド。

礼の気持ちはすごくわかるんです。
でも、エドサイドになるとすごく歯がゆかっただろうな…

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