樋口美沙緒さんのレビュー一覧

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

とても切ないラブストーリー…

 最近最終巻が発売されて完結した「王を統べる運命の子シリーズ」。
ようやく2巻まで追いつきました。各巻ともにかなりのボリュームがありますが、じっくり読ませる王道魔法ファンタジーものなので、安心して世界観を堪能できました。BLの方も切ないラブストーリーが描かれていて、どっぷり引き込まれました。

 樋口先生のおはこの突き放す攻めが健在でした!
ルストの苦悩する姿が魅力的で良かった。
昔の少…

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王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

あるべき未来に踏み出すために

今回はフロシフラン国王と使徒である王の鞘のお話です。

魔女の手駒だった受様が王家と神の誓約に隠された真実を知り
神々と人間の新しい関係を築くまで。

受様は攻様に選ばれた王の鞘ですが
魔女が神力で創造した心臓で生きる3人目の土人形です。

攻様は自身の真名を使って受様へ命を分け与えますが
受様の命の期限を延ばす事は出来ません。

受様は残された日々を魔女の討伐を目指しますが…

6

王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

新しい世界に飛び出し生きる意味を見つけていく

今まで野良犬扱いされてきて、自分の意思よりも他人の意思に従ってきたリオが、王の七使徒の一つ「鞘」候補に選ばれ、これまでいた狭い世界から飛び出し新しい世界や新しい人との出会いによって、気持ちに変化が生まれもがき苦しみながらも成長していく様子がとても丁寧に描かれていて、心がギューッと締め付けられました。

王都に着いてから登場する様々な選定候補のキャラクターたちが個性豊かで、今まで身分差に心無い態…

3

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

完結後に番外編が出る予定

あとがきに、番外編が出る予定だとありました。

①巻 孤児のリオは記憶を失っている事を自覚する
⓶巻 リオは自分が魔女が作った土人形だと知る リオは川に落下
③巻 伝説の二匹の竜の存在 魔女の足跡を辿る
④巻 伝説の二匹の竜の再会 

四巻目に、建国神話の二匹の竜の伝説の全部が登場。
①巻目からの流れの謎解きがやっとできる。

リオの命の刻限が迫るギリギリに、やっと竜の願いをか…

5

愛の巣へ落ちろ! 3 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

コレじゃない感じ…

原作ファンで、コミックス1、2巻も面白く拝読しました。3巻の発売も楽しみにしていました。

ワクワクしながら読み始めたのですが、読み進めるうちに「?」なんだか違和感が…。原作を読んだ時のようなドキドキ感があんまりない。どうもあっさりしすぎている。
なんだか登場人物の表情にあまり感情を感じられなくて、感情移入もしづらい感じです。

冒頭の「シジミチョウ」と突き放す場面。
兜に挑発されて翼…

2

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

未読の方は一気読みをお勧めします

待ちに待った4巻でした。表紙から大円満だって分かってはいるんですが、とにかくリオの置かれている状況が辛くて辛くて堪らないんですよ。

もうね次々と襲い来る困難が絶望的で、どうやって表紙の様な状況まで持ってくのかとページを捲る手が止まりませんでした。

リオの絶望感とルストへの愛故の悲しみ、そしてエラドに起こった出来事を知った時の怒りと決意。序章からの流れが見事で読ませて来るんですよ。

9

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

大団円

最終巻。シリアスもの魔法あり超どファンタジーが大好物な方でしたら良いのではないでしょうか。1巻から時々感じていたんですけど、攻めの感情のゆらぎがしんどくて、4巻になったらお話のどうなるどうなる感がしんどくて、読み終わるまでがあっぷあっぷでした。そのため萌どまりとさせていただきました。大団円なのは超良かったんですけどね。本編380pほど+あとがき。

魔女の根城でルストをぶっ刺してしまったリオ。…

5

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

神と王家の罪

面白かった~!!!

ーーーそして同時に思った。
このスピード感が最初からあればな、と…。

1~4巻全体の感想として、
設定がおもしろくてグイグイ引き込まれる作りなのに、
話が前に進まなくて中弛みが否めなかったんですよね。
(特に3巻。話の無限ループで目が滑る…;)
(2巻が怒濤の展開だったので急ブレーキが辛かった)

んで、最終巻となる今作は、
謎やカラクリが一気に放出…

11

王を統べる運命の子 4 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

これぞ最終巻

さ、さ、さ、さ、さいっこう!!!のエンディングでした。

ボリュームある一冊です。400ページ弱あります。でも読む手が止まらない。
今日は何が何でもこの作品を読まないと何も手につかない気迫でしたので、トイレも極限まで我慢です。読み終えてソッコー駆け込みました。

これが見たかった、これを期待していたんだ。な最高の作品が今私の手の中にあります。
読み終えたのち、好きな場面を付箋しパラパラ…

12

王を統べる運命の子③ 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

こんなに応援したくない冒険の旅は初めて

2巻すごく面白かったです。
でも最後衝撃的な終わりで早く続きが読みたいと思って読んだ3巻でしたが、読むにつれワクワクな気持ちが消え失せていきました。


謎が明らかにされていく今巻。新たな謎がどんどん湧いてくる展開に私の脳みそがパンクしそう。設定が凝り凝りなのは最初から分かってましたが、この複雑怪奇なからくり…一度でみなさん理解できたんでしょうか?(汗)
私はよくわからなくて、声に出して…

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