樋口美沙緒さんのレビュー一覧

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

大満足な一冊

ストーリーが面白すぎて、さすがの人気作に圧倒されました。

不憫で健気な受けはあまり好きではなかったのに、礼の変化が著しくて、また俺様執着のエドの度を超えた執着が好きで、一気読みでした。

礼の問いかけに、無愛想に答えても、愛が溢れてしまうエド。
背負うものが大きすぎて、一般人には想像もつかないようなプレッシャーを抱え、独り立ちして、礼を迎えに行くまでのエドの精神力、何よりも礼が好きなの…

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パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エドの拗れっぷりがすごかった!

高評価の通り、読む手が止まらず、一気に読み終わりました。

個人的には、溺愛攻め↔︎しっかり者で強気の受けが好きなのですが、本巻を読むと、攻めのエドの気持ちはうっすらと愛が垣間見えるが、礼はまだカゴの中の小鳥で、不憫な受けのままだった。

礼の母との別れや、母以外から必要とされたことがないなど、その不憫な出自を読めば、この性格もなるほどと頷くしかない。
そんな礼がエドの意向を無視して入学…

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愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

よかったしやっぱり泣いた。

あ〜!また好きが増えてしまった。
今回はオオムラサキの大和 ×ヤスマツトビナナフシの歩、ハイクラス同士のお話です。

あらすじから寝取られゲームってろくな攻めじゃないだろ…、と思いきやシリーズで1番真面目で爽やかな攻めでした。
寝取られゲームっていうのもオオムラサキの習性が「同種が抱いた相手を寝取りたくなってしまう」なので自分の意志ではなく、歩と出会ってからは他の相手と関係を持たないのすご…

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愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

篤郎!?篤郎!!篤郎〜〜〜!!

めちゃくちゃ面白かったです。
いまのところムシシリーズの中で一番好き。

愛の裁きを受けろ!とセットで是非読んでください。
前作読んでたときは篤郎ほんとにやなやつ〜!!と読みながらプンプン怒ってたし、さて次読むかで篤郎が主役とわかったときはえっ?!?!ほんとにと動揺した。
が結果的に篤郎のこと大好きになってしまった。

愛の裁きを受けろ!では読みながらぽろぽろ泣いてなたんですが、こち…

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愛の裁きを受けろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

涙なしではよめない。

後半涙がとまらなかったため、元気な時に読むことを推奨します。

攻め:七雲陶也→俺様・傲慢・ヤリチン・ハイクラスのタランチュラ
受け:蜂須賀郁→健気・不憫・ロウクラスのカイコガであり話すことができないし、身体がとても弱く30年ほどしか生きられない種族です。

第一章では普通に生きてたら交わることはないくらい正反対な2人が恋に落ち、別れを選ぶまで、
第二章では4年後の再会、2人が一緒にい…

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愛の蜜に酔え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

一途な攻め様×健気受けが好きな方ぜひ!!

切なくて苦しいのに、最後はしっかり幸せにしてくれる物語でした。

有賀綾人×黒木里久のお話。
クロシジミチョウの里久と、クロオオアリの綾人。互いを想い合いながらも、綾人が次期王となれば用意された婚約者と結婚せざるを得ない――そんな立場に縛られる2人の恋が描かれています。

522ページと大ボリュームですが、400ページ近くまでひたすら里久が不憫で切なくて…。胸が痛くなる展開が続きます。

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パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

オイオイオイオイ…オイ、スタン!!!!!

ツバメと殉教者の続き。
あまりに有名なシリーズですが、あまりレビューは読みこまずに挑みました。
とりあえず続刊(本作)がヒドイor辛いという点だけ頭に入れつつ。

なるほど~、これは続刊であまあま期待して読むと辛い(笑)
樋口先生の描く愛って深いなぁ…。愛ってなんだろう。

かなりオイオイオイ…オイ、スタン!!!な展開はありましたが、本作を通じてめちゃくちゃ思ったのがケイト強くなった…

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愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

No Title

このふたりの行く末は切ないままなのではと、終始心がしんみりしてしまいます。ままならない想いを抱いて生きていくのが切ないなーと。こんなにも上手くいかないものなのかなーと。ほんのりすれ違うふたりが幸せになれたらいいなと願わずにはいられなかったです。ですが、そんな薄暗闇の夜が明けてからのふたりが素敵でした。穏やかに優しく激しい愛が巡りはじめます。最後までどうなるのか、どんな答えが出るのかと不安が付きまと…

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愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

開花するグーティ

前作から葵の直向きな強い愛は、全くブレる事なく真っ直ぐなのに「何やってんだ、シモン!」と終始苛立ちを感じてしまいます。彼なりに少しずつ良い方向に変化してはいるのですが、もどかしい極まりない。ですが⋯とうとう開花するんです。開花したグーティやばいです。もう止まりません。いったい何年分の愛なのでしょうか、全て葵に注がれます。その愛を受け止める葵の聖母たるや、こちらも後光に包まれてしまいます。個人的には…

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愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

兜ヤバッ

攻めの突き抜けっぷりがドストライクです。頭良すぎて完璧すぎて執着って、エリート変態とでも言いましょうか、自分でも歯止めがきかないのが最高ですね。また篤郎が悲観不幸で、兜に狩られてしまうのが個人的萌えポイントです。どんなにひどく抱かれても、兜が気になっちゃうあっちゃんが可愛くて不憫で結局許しちゃうところが堪らない。愛情表現に不器用なふたりが凸凹しながら好きを確かめ合ってく。罠にはまってるのはどっちっ…

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