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樋口美沙緒 街子マドカ
ゆうかのん
ネタバレ
ずっとおすすめされていたムシシリーズ。 虫かぁ、虫嫌いだしなぁと思いつつ、 一巻読んだら止まらなくなり、 みんなの「その後」が読めると知りこちらも。 もう、最高だった! そのひと言に尽きます。 ハピエンなんだけど本編はなかなかハードだったから… 泣きながら読んだあとのこの甘さよ!! この多幸感を得るためにあの山を登ったんだな! 王子キャラの綾人の、変人っぷりが特に良かったです…
樋口美沙緒 小椋ムク
千太郎
いつもは色々頭の中で整理してからレビューを書くけれど、今回は頭に浮かんだことそのまま書き連ねていこうと思います。 というのも、この作品は理屈では語れないものが多すぎます… “愛”という漠然としたものを漠然としたものとして描ききっている。それなのに読む前と後だと“愛はね、”というタイトルから感じる“愛”というものへの感じ方が全く変わります。小説だからこそ成せる技というか、はっきりとした結論は…
いやぁ、長かったですね...このふたりは! もう大公様の情緒未発達ぶりにフリッツじゃないけど何回「おいおいおい!」となったかw よくもここまで頑なにできたなってくらいのシモンでした。 そんなシモンに、ずっと、じっと、理解しようとしてほほえみ続けてきたアオイ。 いくらお母さんでもなかなかできないよ! 見ていて苦しかったよ…!! シモンがギリギリの淵に立ってようやく本心をぶちまけられた時の…
巻を追うごとに涙の量が増えていくこのシリーズ。 今作は性モザイクの葵と外国の大公シモンのお話。いやもう、樋口先生はドSなのかな⁈って思うくらい悲しい設定だった… 性モザイクっていうだけで覚悟はしていたけど、 大公は大公で生い立ちが厳しく、愛を知らなさすぎて。 ムシシリーズということで主人公たちはその起源種の性質を引き継ぐんだけど、これがまたどうしようもなくて厄介です…涙 ふたりの間に…
いやぁ、最高の夜明けが待ってました! が、夜が長すぎて途中かなり辛かった…! 久史が独特すぎて全っ然理解できませんでしたw もはやマイペースなんていう生やさしいものではなかった! もちろん久史にもいろんな葛藤があってのことなんだけど、「ひどい!もうヤメテ!!」って何度思ったことか。 黄辺がやっと、やっと、久史を受け入れて、 久史を愛していたいという自分も受け入れて、 あれ?甘やか展開…
すっかりハマってしまったムシシリーズ。 どの巻も泣きながら読んでいますが、 こちらも例にもれず。 ロウクラスの受けが、ままならない自らの境遇を乗受け入れ、攻めと向き合い、愛を得る、というゴールは確約。 それまでの道のりがかなりハードなこのシリーズですが、今作は受けちゃんが誰にもマワされなかった!! 歩の口調がわりと砕けていたことが印象的。 大和の何でもわかりやすい言動に出るところも…
すっかりハマったムシシリーズ。 樋口先生のつむぐ文章の、胸への染み込み具合がやばいです。 それにしてもこじらせ男子しかいませんね、 この学園はw 1巻から出てきた澄也の友人、スマートでちょっと口の悪い美男子の真耶。 お相手は、あの央太!! 1巻では泣き虫な印象しかなかった央太が! 真耶がぜんっぜん本音と向き合わないからやきもきしっぱなしでした。 こじらせすぎている… …
篤郎〜〜〜!!! 前作ではあんなに!あんなに!ムカついたのに! こんなに泣かせる展開にもってくるとは! 樋口先生、おそるべし。 更生施設から出た篤郎は、家族や友人から離れてロウクラスが集まる街でひっそりと暮らしていた。 心の中に郁を住まわせ続けて。 そんな折、全てを知っている兜との再会。 変わった篤郎に惹かれ、距離を詰めてくる兜。 郁への悔恨から恋へと踏み切れない篤郎はわかると…
こんなに泣かされるとは思ってもみませんでした。 郁のひたむきさにやられっぱなしでした。 「はちすがいく、と読みます」だけでもう泣けます。 前作ではあまり印象でなかった陶也と、陶也の夜遊び仲間・篤郎の腹違いの兄、郁。 関係がすでにめんどくさいw 寿命が短く身体が弱いカイコガの郁は口がきけなく筆談なんだけど、そのやりとりが後々きいてくるんですよね。 ヤク漬けの篤郎のせいで郁は酷い目…
今作も泣かされました。 樋口先生のムシシリーズ、感情がもってかれるのですごく疲れます。 が、読んじゃう。 絶対的な女王に縛られる綾人、クロオオアリの助けがないと生きられない里久。 綾人と里久ががんじがらめのしがらみから抜け出して、それぞれが少し大人になってしっかりと自らの足で立って勝ち取ったふたりの暮らし。 最後は文句なしのハピエンなんだけど、 それまでの道のりはまぁ辛かったで…