井上ナヲさんのレビュー一覧

君のとなり空いてますか? コミック

井上ナヲ 

お互いの澱をすくい上げるのですよ

色々お休み中の春夏秋冬と高校生の一郎が公園で出会って。

個人的にびっくりしたんですが、ひととせって打つと、すぐに春夏秋冬って、変換されるんですね~

さて、画面ですけど黒白がハッキリとした印象で、なんと言うか漫画なんだけど静謐な感じです。
お話も、たんたんと続く。

結構、ドラマチックな設定ですよ。
公園で会った男は、まさかの隣人とか。好きだっていきなり告白されちゃうとか。
だ…

0

君のとなり空いてますか? コミック

井上ナヲ 

子供のような優しい大人♡

無職と高校生のお話。

恋愛に興味が持てない高校生の一朗が、突然お隣に住む無職の春夏秋冬さんから告白される。
春夏秋冬さんは無職で毎日パチンコ行ったり競馬行ったり・・・。
なんともよく分からない不思議な感じだったけど、
一朗が仲が良かった両親の最近の不仲に傷付いていたら
そっと愛と大人の包容力で包み込んでくれる優しさには癒されました。

「クズ」ってわけではないのに無職でプラプラし…

2

ふたりのはなし。 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

可愛すぎて!

飛馬と海東が付き合った後の話。
でも、実際付き合うって、恋人ってなに?
海東は何も変わらず、ヤキモキする飛馬。

上巻では、ツンツンばかりだった飛馬が、海東だけに見せる可愛い姿を惜しげもなく発揮した下巻!!
同棲する流れも、離れているのが嫌で、嫉妬して、毎日会いたい!一緒にいたい!と言った飛馬。こんなにも人って変わるんだ。と思いましたが、ずっとこんな性格だったんですね実は。飛馬自信がわか…

2

きみのはなし、 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

親友と恋人の違い

主人公飛馬は、人付き合いが面倒で一人でいるいることが、楽だと思って家にこもって仕事をするデザイナー。
飛馬の人柄は、表題作を読むとよくわかり、本人も自分の性格を、よくわかっているように思えます。だからか、飛馬のそっけなさにイラっときたりもしました。海東に対しての態度がひどい。。。
なんで、こんな扱いなのに海東は、一緒にいようとしたり、尽くしているんだろう。。。
飛馬にとってのキスは、何てこと…

1

机の下の秘密 コミック

井上ナヲ 

しっとり恋する

劣等感を抱く優等生×秘密を持つクラスの人気者
高校生という年代の不安定な時期と”秘密”が合わさって、甘い恋の物語ではあるのですが、しっとりとした雰囲気のストーリーになっていました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

受けの夏坂は、ある”秘密”を抱えています。そのことから招いたコンプレックスが影響して”普通の恋愛”に憧れがあるようです。その延長で、女装をしてしまうよう。(女装…

1

机の下の秘密 コミック

井上ナヲ 

恋を自覚したら

同級生の片思いストーリー。

学年トップの成績で、いつも友達に囲まれている完璧優等生の夏坂。
同じ中学から同じ高校に進み、初めて同じクラスになった多喜。
多喜は中学の頃からずっと学年2番で、ずっと夏坂のことをライバル視していたのだが、夏坂は中学時代の多喜の存在を全く知らなかった。
ある日多喜は担任に、欠席の続いた夏坂に同じ中学で家が近いからとプリントを届けるように頼まれて…。

自分…

3

制服と王子 小説

杉原理生  井上ナヲ 

学生寮の、王子様とお花

寮ものが読みたくなって、人気のこのお話を選びました。淡々と静かに進むお話です。高校生らしく、爽やかで甘い読後感です。

寮で王子と呼ばれる同室の先輩(2年)篠宮と、女顔でトラウマ持ちの真面目っ子(1年)遥のお話。
あるトラウマを持っている遥が、寮の1年のリーダーに選ばれ、王子と呼ばれる寮長 篠宮に励まされたり友人に支えられながら、一生懸命寮生活を送るストーリーです。

男子校ものらしく、…

1

ふたりぼっちの食卓 コミック

井上ナヲ 

表題作は良かった

食べ物の気配さえ感じ取れれば、どんな作品でも読みます。
ものすごい気配をタイトルから感じ取ったものの、そんなに出て来ませんでした。
なんか、ごはんと炒め物くらいしか。
だけど圧倒的ごはん不足を補って余りある内容でした。

【ふたりぼっちの食卓】
バイト帰りに「助けて。お腹すいた」と声をかけられた夏生。拾ったのは名前も知らない成人男性だった。
ごはんを食べさせて「お礼」のセックスをして…

0

死にたい病に効く薬 小説

水無月さらら  井上ナヲ 

海外ドラマみたい

受けの涼也は病んでる優男って感じです。
美しい容姿を持っているとされていますがそれ以外は普通の病んでる人です。
とにかく臆病で弱くて優柔不断。

そんなダメダメな涼也ですが私は嫌いになれませんでした。
むしろ共感する部分がかなりあったかも。
ふつーに女の人と恋愛して平凡な日々の中でたまに死にたくなったりして。

双樹とサラの双子それぞれと関係をしたあとに双子の男女それぞれを経験した…

3

死にたい病に効く薬 小説

水無月さらら  井上ナヲ 

受けがあまりに受け身すぎ?

あらすじ:
自殺願望があるリーマン・涼也(受け・27歳)は、ある夜出会った美貌の男・双樹(攻め・27歳)と一夜を過ごすことに。
一夜限りの関係の筈が、後日思わぬ場所で再会し…

涼也は双子の兄を亡くし、そのことで母親から愛情をかけずに育てられた人物。
自分の人生は兄の人生でもあるという感覚で生きており、このため自殺願望があってもなかなか死ねずにいます。

ゲイではない涼也ですが、自分…

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