Cielさんのレビュー一覧

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  Ciel 

これぞ宮緒ワールド。

2012年に刊行された同名小説の新装版。旧版は未読。宮緒作品はほぼ読んでいますが、旧版のレビューを読んでちょっぴり腰が引けたこともあって読んでいなかったのです。

が、まああれからBLを読み漁り、いろいろな耐性もついたことだし、Cielさんの表紙は麗しいし、ということでお買い上げ。旧版は未読なので加筆・修正などについては分かりません。

旧版でもレビューがありますが、こちらでも一応書こうと…

9

異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし 小説

小中大豆  Ciel 

チート過ぎて笑っちゃう

異世界転生ものです。
召喚されて異世界に来たけど、能力不足を咎められて追い出され……でもすんげーチート能力があったことが分かって、森の中で充実したスローライフを過ごしていた陽色。彼が招き入れたワケあり獣人兄弟と森で暮らし始めるほのぼのホッコリ〜なお話です。


口当たりの軽いお話なのでサラッと読めました。作者さんの優しい文章が物語のテイストに合っていて消化しやすい内容になっています。
陽…

8

異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし 小説

小中大豆  Ciel 

「萌え」はあるけど、ストーリー自体めっちゃ面白い。

作家買い。
小中先生の新刊は異世界トリップもの。Cielさんの描かれた美麗表紙も相まって読む前から期待度も上がりっぱなし、という状態で手に取りました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






平凡な高校生の陽色は、ある日突然異世界にトリップしてしまう。
人族と、エルフ、獣人たちが共存する世界に。人族の王が世界征服を目論み特別な能力を持っている人物を召喚したらしい…

11

王様に捧げる千夜一夜 小説

安西リカ  Ciel 

読み物として面白い!

面白過ぎて先生にファンレターを書いてしまったほど。
会話のテンポが良く、何回読んでも好きなシーンなどがあり、思わず笑みがこぼれてしまいます。

文章って楽しいな、と素直に思えた作品です。
アラブものとして読まなくても良いので、もし苦手意識がある方でも読まれてみるといいと思います。

攻が受いぞっこんになっていく様が本当に楽しいです。

1

異世界で王様に溺愛されて幸せになりました。 小説

橘かおる  Ciel 

守る為に異世界へ逃がした可愛い子

BのLは、今世が舞台より、
異世界の、あり得ない空想世界のファンタジーのほうが、妄想が拡大されて癒される。面白かった。

神皇:
有限の命の生き物だけど、人の体=「器」に魂を移動して、生き永らえる不死の神殿の主(化け物) 
王族と力の対抗、ロッドバルドを嫌う

ロッドバルト・ジョゼ・フィン:28歳 バー ランド王国王太子
4才のコウリを逃がす 王となり、コウリを探しに行く

1

八十禍の王子と最後の魔女 小説

沙野風結子  Ciel 

始めから違和感を覚えた

体液が必要&イラストが美しいということで、期待値大で読み進めていたのですが…

敵であるはずの魔女の紡ぐ言葉を、すんなりと信じる王子に違和感を覚えてしまいました。それは魔女も然りです。

また王子の魔女への扱いも違和感。
自分の身を守るのではなく、むしろ魔女のみ守るのか、と。

その最初の違和感を引きずったまま、距離を縮めていく二人を読み続けていくのは難しかったです。

0

あやかし蝶と消えた初恋 小説

海野幸  Ciel 

不思議な雰囲気

すっっっっごく面白かった!!作者様の作品は以前から好きでよく読んでたけど、今作はこれまでで一番好き。キャラクターがすごく魅力的で受けの朝陽くんの一生懸命なところが可愛いこと可愛いこと…。

攻めの国吉くんは一見クールで、中盤までは本当に何を考えてるのか分からないところがあるのですが、その想いが明らかになったときはかなりグッときた。

謎めいた蝶のエピソードもすごく心を掴まれましたし、イラス…

2

官能の2時間をあなたへ 小説

秀香穂里  Ciel 

魔法のような2時間

最近はネイルをしている男性も増えていますよね。
骨や筋がはっきりとした手に映えるネイルカラーは、女性がするのとは違った魅力があるなと思います。
男性専門ネイルサロンのネイリストと、駅構内で働くフローリストの2人にフォーカスを当てた今作。
個人的にどちらも素敵で興味のある職種のひとつだったので、一体どんなお話になるのかなとわくわくしながら手に取った1冊でした。
結果、タイトルの官能的という言…

1

耽溺の淫宮 小説

西野花  Ciel 

淫靡な王宮エロス

淫靡な世界と美麗なイラストのマッチングが極上の一冊です。

いつもながら西野先生の綴るエロティシズムの魔法には驚かされますが、今作も光っていました。秩序なき風俗、卑猥すぎる玩具、複数プレイに陵辱・強姦と……エロを構成する設定と要素がいっぱい。胸が痛む陵辱シーンを除けば、ストーリー全体としては甘めです。

受けをこよなく愛する南の国の王と、美しく気高い北の国の王子のお話で、表紙の美麗な2人が…

5

耽溺の淫宮 小説

西野花  Ciel 

淫欲の誘惑、愛の囁き

カノア×イリヤ


表紙だけでBLがバレないけど、
『耽溺の淫宮』というタイトルと、
そのタイトル通りに「淫」でいやらしいし、
特に深いお話ではないが、
かなりの耽溺感があるから、
昼間のリビングで読むよりも、
夜、こっそりと自分の部屋の中で読むほうがいい。
そうすれば、思いっきり淫らな世界に浸れるし、
より没頭できると思います。


20歳の北の国のフェリクスの第四王…

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