Cielさんのレビュー一覧

銀の王は黒豹に愛を捧げる 小説

釘宮つかさ  Ciel 

挿絵は先に見ないで最初から読みましょう。

途中までは萌えました。
養い子を慈しむ攻め。

しかし、残りの2/3で攻めの鈍さ勝手さに受けが可哀相で可哀相で。

そして最後の1/3は腹が立って腹が立って。

受けの必死の求婚をお前には無理だ!と突っぱねておいて(王の子を産むことで受けを失いたくない気持ちはわかるんですが)、身を引いて城を去った受けに激怒する攻め。そして命令する攻め。

命じるな、請え!と怒りすらわいて。
一…

4

傲慢な皇子と翡翠の花嫁 小説

秋山みち花  Ciel 

へ?

なんで髪の色と目の色が変わったのか謎だわ。

イケメン攻めの過去の婚約者とやらについて存在を知らされただけで、モヤモヤしたままです。知らねーよってか?笑

攻めの兄ちゃんが、あまりにも残念なイケメン?いや残念を通り越して頭が弱すぎやしません?ちょっと気持ち悪かったです。
良い人なの?こりゃこいつに国を任せたりできんだろ。国を憂う気持ちわかるわ。

占い婆さんもどういう意図があったのか…

0

迷子のオメガはどこですか ~カプセルトイの小さな月~ 小説

弓月あや  Ciel 

切なさとほのぼのさのバランスが良い。

Cielさんの描かれた表紙とあらすじを拝見して購入。
タイトルにつけられた「迷子」という文句。どういう意味かなー、と思いつつ読み始めました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公はオメガの月雪。
5歳の時にオメガであることが発覚。オメガの息子を持つ、というただそれだけで、彼らの両親は会社を追われ、近隣の住民たちから非難され、その過酷さに耐えきれなかった彼の両親は月雪を…

6

ハニーベアと秘蜜の結婚 小説

水瀬結月  Ciel 

紳士だけど変態じみてる攻め

購入前にさっとレビューに目を通して記憶に残ったのが「ぺろぺろ」「変態」という文字。
表紙のスーツイケメンが、ペロペロ変態だなんて素敵!と思ってポチッてみました。

で、読んでみたらやっぱり攻めが変。
受けが試食で蜂蜜をペロリと舐めると、それを見た攻めの目がカッ!と見開いたり、「こぐまのぺろぺろフェチ」とか言い出して……なんなの?この攻め……状態でなんか笑えます。

「こぐまのぺろぺろフ…

0

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

最後の番外編の攻めの変わりようといったら……!

義月作品の俺様攻め、しかも属性に「鬼畜」が入ってるので、かなりビビりながら読んだけど鬼畜とは感じなかったです。
でも、充分に攻めが冷たいというか、とにかくつれないんですよね。

受けは処女でウブなのに派手な外見のせいでビッチだと誤解されてるんだけど、あえて誤解を解かずにセフレでもいいから……と頑張る健気な子なんだけど、すべてがことごとく裏目に出てしまい、攻めからつれない仕打ちばかり受ける。

3

魅惑的な契約者 小説

火崎勇  Ciel 

ごっこのはずが。。

やっぱり火崎さんの作品は好きだな~、と思った次第。
文章が軽快で、会話に現れる受け攻めの軽妙なやりとりが楽しいですね。

この作品は、ひょんなことから出会った素敵な男性が、なんと転職先の社長というところから始まります。
文章だけだけれど場面が目に浮かぶ、そんな作品。まあ、社長の顔を知らずに入社することもないのでしょうが、そんなことは気にせずすっと読めます。

受けは仕事熱心で評価もされ…

0

淫雨 ~捧げられた花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

ハラハラ

4作目の淫雨は前3作と違って、秘儀に巻き込まれた主人公たちが結託して立ち向かい、謎解決ターン、攻めも受けも慈愛に満ちてる。このシリーズ通して、受けが最初から最後まで愛されてるなぁって初めて感じました。

ラダのために行動する聡史、聡史のために行動するシンディアに心打たれる。
4作品の登場人物が全員集合したのも壮観!
淫雨まで読むと1作目時点で、ん??え?って、モヤモヤしてた結末もあーーーっ…

1

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

2,3作目を読んでから読みました。

突然、インド秘教の神子になるべく夜通し秘儀(せっくす)を強要され、攻めは傲慢下衆野郎達でしんど…ってとこから、どんどん淫靡にされ、戸惑いながら受け入れエロかわになる受けと結局受けに翻弄される攻め達のそれぞれの愛し方を楽しむ!!

秘教に巻き込まれた受けが奔走しまくり、ツライ…….…ってとこに味方も現れ、傲慢な男、懇願する男、愛する男ってバランスが良い。
エロエロハラハラ!アクションサスペンス…

0

淫夜 ~二人の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

双子の関係性が良い

1作目(淫花)未読、2作目(淫月)が良かったので、6Pってどんなもんじゃ?と好奇心だけで読み始めた今作。
またしても受けが不当な扱いを受ける受ける。
精神的に追いうちかけるわ…攻め4人、やべぇ奴らが揃ってた。終盤も終盤までくそ野郎で…
早々に陥落した陸を使って、海を精神的に追い詰めてくの本当にしんど。海の心のうち、これまで頑張ってきた姿を思うと本当にしんどい。それでも、海の清く強い姿がいじら…

1

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

表紙買い

オカルト!複数!!インド秘教の神子がキーとなるシリーズもの。
単品でも読めるということで、順番無視で淫月から読んじゃいました。

輪廻転生、攻め2人は前世の記憶も想いもハッキリしてるのに、受けは覚醒しておらず、毎夜の官能的な夢が実は前世の記憶というのが受け入れられないすれ違いラブ。
三千年分の執着で攻めがムチャクチャする。愛が重すぎて受けのこと現世の受けが見えてない…受けの無理って気持ちが…

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