Cielさんのレビュー一覧

王子と護衛 ~俺は貴方に縛られたい~ 小説

海野幸  Ciel 

自傷行為からの脱却

 作家買いです。dom/subユニバースは好みのジャンルなので、海野幸先生がどんなおもしろい作品にしてくれるのか期待しながら読みました。

 とにかく國行が問題児でしたね。
 だけど、度々の問題行動には深刻な理由があり、それが明かされた時には涙が出ました。
 こういうお話を読むと、つくづく家庭環境は大事だなと思わされます。もちろん環境の善し悪しよりも本人の気質が重要ではありますが、それでも…

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ジャガー宮殿の赤い薔薇 小説

鈴木あみ  Ciel 

マイナスなままで終わった攻め様でしてヽ(#`Д´)ノ

健気な受け様がとりあえず両想いにはなったのはよかったけど、まだまだこれからじゃん。
私は攻め様に厳しいよι(`ロ´)ノムキー


受け様は、猫族のマルシーニュ。
攻め様は黒ジャガーの王、リヤンノワール。

マルシーニュは制圧された反乱軍に父親が加わっていて、一族の命を助ける代わりとして命じられて、リヤンノワールの愛妾になる。

愛妾といっても、愛がある訳じゃなく都合がいい理由があ…

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暗黒の魔術師は王太子を溺愛したい 小説

ゆりの菜櫻  Ciel 

溺愛したいのに素直じゃないね♡

思ってた感じと違いましたがとっても良かったです。

王太子アリウスが一度殺された後、半年前にタイムリープして、なんとか国を救おうと奔走するお話ですかね。

暗黒の魔術師ヴィンセント。あんなに皮肉屋で不遜でなのにアリウスを大切に抱いて。
最後に天命の比翼の契約の条件を知ったとき、私も心が震えました。そうだったのー!?と。
だからあのとき…♡

敵国の襲撃に備え、また身近な敵の心を掴み…

3

八十禍の王子と最後の魔女 小説

沙野風結子  Ciel 

魔女狩り 茨姫 魔具 紫の瞳

★ネタバレを含む「あとがき」を、先に読まないほうがいいです

伏線回収の都度に山場がある、読み応えある読み切りBL御伽噺。
凄く面白かった。 
挿絵も、内容にマッチ、美麗で壮麗。

出だしは、100年間 魔女を眠りから守る「茨の城」。
魔女を眠りから起こすため、騎士達が魔力を持つ茨と格闘。
眠りから起こしたのは、第二王子、“八十禍の王子”と呼ばれるリカルド。

100年前、息子…

3

邪神の血族 ~邪神の婚礼~ 小説

かわい恋  Ciel 

まさかの展開

『邪神の婚礼』→『神の愛し花嫁 ~邪神の婚礼~』に続く今作。
今作ではまさかの二人の子供が…!!!!
でも、人間の子供ではなく神の子なので、普通の子育てとはいかずナザールが四苦八苦します。

アムブロシアは人間の姿をした女の子、ネクタルは獣の姿をした男の子で
二人はそれそれ成長スピードも違い、戸惑うことが多々あるナザール。
そんなナザールにネクタルが求愛してロキが怒ったりと
今回もい…

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神の愛し花嫁 ~邪神の婚礼~ 小説

かわい恋  Ciel 

溺愛

『邪神の婚礼』がすごくよかったのでこちらを購入しました。

『邪神の婚礼』でも結構ロキに溺愛されていたナザールですが
今回はもっと甘々なので、執着溺愛攻めが好きな私にはたまりませんでした~(*´▽`*)

今回、少しずつナザールが前に進もうとしているのに成長を感じました。
ナザールが神帝との話をしている時も強くそれを感じました。


お話の中で、獣姿のロキと交わる描写があるので、…

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邪神の婚礼 小説

かわい恋  Ciel 

イイ!!!!!

あらすじに『究極の授乳BL』と記載されており、えぇ!?と興味を持ちました。
ちょうど電子でセールをしていたので迷わず購入し、すぐ読みました。

あぁ~そういうことか~!と思いました。
なんか『授乳BL』というワードで損している気がしないでもないです。
執着溺愛攻めと健気受けのお話なので、好きな方は読んでみて欲しいです。

二人の始まりは最悪だな…と思ったのですが
読んでいくうちにロ…

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愛され王子の秘密の花嫁 小説

森本あき  Ciel 

買って良かった

試し読みを見て、スパダリ攻め×不憫受けっぽいな~と思い購入。予想は当たり。良かった~。面白かった。

ちょっと分厚めで頁数も多いのですが会話文が多いのでするする読めます。小難しい設定、長ったらしい情景説明、よくわからない立ち位置の登場人物や役職のキャラが一切ないので、読んでる最中に、「ん?この人誰だっけ」とか「この話どういった世界観?」といった風に迷子になりません。

ただ、ここまで褒めて…

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あやかし蝶と消えた初恋 小説

海野幸  Ciel 

心が失われていく様が切ない

大の昆虫好きである大学生の朝陽は好きなものに熱中しすぎてしまい、周囲の人間に敬遠されがち。高校の時独りぼっちだった自分を救ってくれた国吉に、予てから思いを寄せているが、彼は天然の人たらしで…。
国吉の周りには常に人に大勢の友人が。聞き上手で人当たりのいい国吉に朝陽は意を決して告白しても、「知ってる」と笑顔で返されてしまう。
もうこの恋を諦めるべきかと悩む中、国吉の実家の神社で“人の心を食う&q…

5

「八十禍の王子と最後の魔女」出版社ペーパー「レネのお小言」 グッズ

お子様

レネと、その父母となった攻め受けのお話。母の手が心地良かったよな、と思う人は多いのでは。

++

お熱をだしちゃったレネを見守るシオン。額に当てられたシオンの手が「ひんやりしていて気持ちいい・・」と言ってレネは眠ってしまい・・・
というお話。
レネのみならず、リカルドもシオンに寄り添われると「気持ちが楽になる」とのこと。

レネからみればシオンは母、リカルドからすればシオンは心許…

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