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一穂ミチ 絵津鼓
雀影
ネタバレ
小学生と大学生が出会って、じっくりと愛を育んで行くお話。 こじれません。 これ、片方が成人済みの大人で、でも大学生でっていう、モラトリアムな時期に、片方は小学生にしては大人びてしっかりしてるけど声変わりすらしていない子どもっていう年齢設定がまず絶妙。 更に、和菓子屋の息子(跡継ぎではない)と贔屓先の社長の一人息子っていう、この年齢差では普通に出会うことはなさそうな二人を引き合わす設定も絶…
一穂ミチ 竹美家らら
acop
ネタバレしたくないのですが、どうしても少しにじみ出てしまう・・・すみません・・・。 相変わらずセリフとかモノローグのひとつひとつに『クスッ』と笑える部分がたくさんあります。前作もそうでしたが、計の心の中のブラックトークがハンパない。「このくそ野郎のやってるSNSがことごとく炎上しますように」とか普通に思っちゃう計のキャラが突き抜けていて、唯一無二なキャラではないかなと思います。 今回まさかの事…
あやちゅけ
あらすじを読んで、「攻めが12歳だと!?」と 鼻息を荒くしてしまいました(笑) ショタ好きではありませんが、 12歳はもうショタの域ではない(と、勝手に思っている)ので、 年下攻めスキーとしては、興奮せずにはおれませんでした。 しかし、本の中身を見て……純粋さに心を打たれました。 ◆◆ ◆◆ ◆◆ 《CP》 大人びた少年・佑・12~18歳 × 和菓子屋の息…
Krovopizza
12歳と21歳が6年かけて愛を育んでいく年の差ピュアラブストーリー。 年齢設定のせいもあってか、いつもの一穂作品に比べると薀蓄も洒落た表現もなく、比較的平坦なお話です。 あらすじ: 熱中症で倒れかけたところを小学生に助けてもらった真知(受け・21歳)。 佑(攻め・12歳)は小学6年生で、真知の実家の和菓子屋の得意先の坊っちゃん。 ノンケの友達に片想いする真知だが、佑との交流を通じ彼へ…
ココナッツ
愚民て…なんだか久々に聞いたー(笑 レビューがもうかなり上がっていますので、個人的な感想を。 受けは、真面目で人当たりの良い局アナ…と見せかけて、裏表のある計。 そして攻めは、若手有望株のアニメーション作家の潮。 心の中では毒を吐きまくり、スーパー猫かぶりの計と、仕事で出会った同い年の潮とのお話です。 計の心の声がバシバシ辛口で繰り広げられている本作。 それ自体は、わたしは特に…
しのだ
この作品がとても好きで、何度も何度も読み返しています。 自分の好きなこと、好きなもの、好きな人にしか興味のない情の深すぎる志緒と、苦い過去を抱えたまま人を拒絶して大人になってしまった桂。 教師と生徒という許されない関係であることは、桂のかつての恋人との恋愛と同じですが、志緒は桂を決して諦めませんでした。先生が寂しいのならその寂しさを埋めてあげたいと思い、辛い過去があるのならそれを抱えたまま…
snowblack
A5版裏表のペーパー。 本編に対しては、いささか微妙な感じで感想が纏まらず その纏まらなさをどう表現していいかもわからずに 評価を保留しているのだが こちらはすっと胸に落ちて、とても好きな話だった。 本編の後、彼らは「18-27」(19-28かもしれない)になっている。 会社でたまたま宅配便の受け取りをした真知は、 若い配達員から「ひょっとして、博物館のお兄さんですか?」と …
一穂ミチ 小椋ムク
muccu
8年ぶりに再会した達生と和。 お互い意識しているものの、部下と上司の立場(ちょっと他人行儀)で二人の距離はなかなか縮まりません。 攻め(達生)視点でストーリーが展開していくので、達生の気持ちはすごくわかるのですが、和の本音が見えずもやもや。 前半はかなりスローテンポでしたが、二人の過去の出来事が徐々に判明し、ラストで一気に二人の気持ちがぶつかり合うあたりで面白くなっていきます。 とにか…
タク
かっこ良い小学生に胸キュンキュンでした。 とにかく小学生の佑君がしっかりしてて男前。友人の立場を思いやってさりげなくフォローしたり、 真知達と行ったプールで自分が不振者に遭遇したのに真知じゃなくて良かった、と言ったり。 この子小学生じゃ無いよね?中身大人が入ってるでしょ?って感じで 身体と中身のギャップに萌えました。 1番驚いたのは恋愛に対するスタンス。 「(好きな相手が)俺のこと好き…
さかもてぃー
二十一才と十二才。 絶対にありえなくない…?犯罪じゃない…?あらすじを読んでそう思う人ももしかしたらいるかもしれない。でも私は言いたい。これほどまでに羨ましくなる両想いはないなと。 二十一才が真剣に十二才を好きになってる描写は悶えます。準備運動いります。 穏やかに進んでいく物語なので、リラックスして読むにはお勧めです。