一穂ミチさんのレビュー一覧

「キス」共通書き下ろしSSペーパー 間接キス グッズ

BLとしてはこれで補完か?

本編の終わり方には賛否あるだろうなーという感想。
個人的には夜明けのようなイメージのあれで悪くないと思うのだけれど、
明渡視点のこの特典ペーパーがあると、確かにBLとしては収まりがいい。

個人的には最後の一言に込められた意味、にグッと来ましたが、
これを特典ペーパーでっていうのは、ちょっと残念な感じもあり
じゃあと、こんな話でしたよ、というのを書いてみます。

ということで、以下…

6

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

恋する想いは脳が作った幻なのか

ちょっと変わったお話でした
小学校から高校まで一緒の幼馴染の一方がいつしか恋心を募らせやや強引に手に入れるのですが、一方は友情としては好意がありながらも恋だの愛だのの想いは持っていなかったというところから始まります。
それでも体を許したのだから段々と恋する思いが育って行く物語なのかと思いました。
攻めの背景からして資産家の家とか親の会社の後継問題とか多難そうな障害を乗り越えて行く展開とかあり…

4

OFF AIR~イエスかノーか半分か~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

2人とも大好きだよー。

 多分けっこう読んでるハズ、とは思いましたが、書き下ろしがあるのならはやり読まねば、と購入です。

ブログやSS等のこばなし詰め合わせ。
読んできてたし、持ってはいますけど、やはりこうして一冊にまとめてもらうと読み応えがある、というか
懐かしい頃の2人から今の2人まで、何度読んでも楽しいですね。

 そして楽しみにしていた書下ろしの「ディドリームビリーバー」
胸が締め付けられるような…

6

一穂ミチ ファンブック~long hello~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら  二宮悦巳 

購入を迷ったけど、結局最初から最後まで楽しく読みました。

 一穂ミチ先生のファンブック…。
私は「イエスかノーか半分か」シリーズの大ファンで、他の作品もいくつか読ませて頂いていますが、本当にいくつかだし、どうしよう…。
 と悩みはしたのですが、先生の書き下ろし付き小冊子「ASSOT MIX」を入手するにはどうしてもこちらに付いている応募台紙が必要な訳で、読んでみて他に好きそうなものがあれば後からでも本編を読めばいいじゃないか、とやっぱり購入。

1

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

大人腐女にもオススメ

いい作品です。私のような年齢を重ねた女子たち(笑)にも、確かな読み応え。
読後感は、まるで文芸書のようなほろ苦さ。
苦手な方もいらっしゃるでしょうが、すごく好きな方も多いのではないでしょうか。
あちらこちらに美しい比喩があって、うっとりします。
続編があればいいな、なさそうだけど。

17

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

はじまりのキス、いろんなキス

一穂先生の作品はどれも好きなんですが、個人的に今作が一番好きかもしれない…というのが読後一番の感想。
以下、あらすじ無視な感想で失礼します。

まず苑の子供時代の不憫さが悲しくて辛かった…。
諦める事を早々に覚え、波風起こさず毎日過ごすだけの苑にただ一人構う明渡。
そんな明渡との長い付き合いの話なんですが、明渡から向けられる好意に対し苑は、最初は罪悪感をも伴い惰性的で流されているだけなも…

10

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

キャラクターはどちらも好きなんだけれどね。

なんだろうなぁ……
このシリーズは好きな方なのですけれど、
この二人はなんとなくしっくり来なかった。
二人が惹かれあう必然性を感じなかったというか……

深が竜起に惹かれるのはなんとなく分かるけれど、
ノンケの竜起が深に恋愛感情的に惹かれる過程が弱いというか……

どちらかといえば、深の方が丁寧に描かれていて、
自分の進む先に迷いながらも頑張る深に、
ついついお疲れ様!と背中を…

5

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

攻め視点もほしかった!!

 評価が二分されているようですが、私は好きな作品です。
 一穂先生の作品の中では、『ナイトガーデン』に一番雰囲気が近いかなと思いました。

 親からほぼネグレクトに近い育てられ方をしてきた苑と、ずっとその近くにいた幼馴染の明渡。お坊ちゃま気質でマイペースな明渡に絆され、頑なだった苑の心が徐々にほぐれていくのですが、苑が自分の気持ちを自覚した直後に不幸な出来事が二人にふりかかるんですね。

4

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

非常に重いストーリーだけれど

作家買い。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。




この作品は攻めの明渡のことが好きになれるかなれないか、で評価が分かれそうだなと思いました。

ネグレクトされ、親から愛されずに大きくなってきたがゆえに、愛情というものを知らない苑。そんな苑を、大きな愛情で包み込むのが攻めの明渡。

自分に自信を持てず、半ば投げやりに生きてきた苑は、明渡の愛情を持て余しながらも…

17

キス 小説

一穂ミチ  yoco 

評価が分かれそう 私は好き派

控えめな不幸受けを溺愛する攻はBLの定番ですが
苑が明渡への気持ちをようやく受け入れたところで急転直下、
まさかこんな展開?!で驚きました。
明渡が自分勝手過ぎるよ~。
でも人間なんて基本はズルいもの、気持ちが動く理由やきっかけだって曖昧なことが多いし、現実はこんなものかもしれませんね。
それに苑の経済的自立や人間としての成長は明渡のお蔭でもあるので、
やっぱりこの2人の過程は必要なも…

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