一穂ミチさんのレビュー一覧

朝から朝まで 小説

一穂ミチ  山本小鉄子 

朝から朝まで

読んでいる最中、なぜか不安な感じがあり、何があるのかと思いながら読みました。
決して暗い話ではないのに、気持ちが揺れてしまい、少しの怖さを感じたまま読み進めて。
くすりと笑うところもあり、にやけるところもあるけれど、考えさせる作品だと私には感じました。
その引っかかった部分がたまらなく好きで。
引っかかったところが全て解決するわけではなくても、面白く読めました。逆に少しもやりとするところが…

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イエスかノーか半分か 2 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

原作の魅力がビジュアルに

都築×計

コミカライズ2巻。


さらに感じたのは、

原作の魅力を活かしつつ、
ユキムラ先生の個性的な絵の力が、
2人のひとつずつの表情筋の動きや、
その心情がパンパンで伝わってくるのが素晴らしい!
ページの構成やシーンの切り分けもバランスが良くて、
ストーリーに浸りやすい、
原作ファンでも、原作未読の方でも、面白く楽しめるコミカライズだと思います。


2巻の…

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イエスかノーか半分か 1 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

じっくり楽しめるコミカライズ

都築×計

原作小説とアニメの後に、
コミカライズでじっくり楽しめるのが嬉しい。

繊細でコミカルな原作小説を、
そのままの魅力を持ちながら、
ユキムラ先生の絵のセンスが、
繊細な空気感の中から、
コミカルな雰囲気をさらに表現しているのが素敵!

このコミカライズのすごいところは、やっぱり
しっかりとこだわりのある2人の表情だ!
2人もイメージの通りにリアルに生きている以…

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ラブ~キス2~ 小説

一穂ミチ  yoco 

胸震える続編

「キス」の続編です。「キス」を読み終わっていてもたってもいられず、すぐこちらを読み始めー

もう、最後のプラネタリウムでの明渡の願い事に、涙が溢れて止まらなくなってしまい、しばらくページがめくれなかった。。

ハッピーエンドながらも、どこか常に切なさを感じさせられ、涙してしまう物語でした。

前作での辛すぎる別れと再会。続編のこちらは、上階の水漏れという偶然の出来事から明渡の部屋で一緒…

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キス 小説

一穂ミチ  yoco 

切なすぎて涙が止まらなくなる

読みながら涙がボロボロ出てきて止まらなくなってしまい、どうしようかと思いました…

以下、ネタバレ含むレビューとなります。↓



幼馴染同士の、一方(攻)が一方(受)を追いかける恋。
様々な出来事を経て、やっと苑(受)が明渡(攻)にイコールの気持ちを返せるようになった時、衝撃的な展開が待っていてー

序盤、半ば一方的に苑の体を開いた明渡に少しもやっとしたりしたんですが…
それ…

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イエスかノーか半分か 2 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

活字好きさんがうらやましい

小説のコミカライズは見つけ次第すべからく読む
をモットー(小説読めない呪いにかかってる)に日々徘徊しておりますが

この巻 タイトル回収巻だったんですね

前巻 好青年の皮を着る暴君・内弁慶な彼より 地味で無愛想な彼が時折みせる人当たりのよさや男前さを楽しんでおりましたが 男前というより気配りの達人 だったんですね
ちょっと自己中なところはあるみたいですけど

まぁ 暴君の子ともっ…

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イエスかノーか半分か 2 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

表情が良い

原作が好きでコミカライズの2巻目待ってました!原作で言うと、1巻目の1つめのお話+2つめのお話の途中まで。

今巻ではメインキャスターのピンチヒッターとしての大仕事に、計と潮との恋の行方。そして皆川くんという後輩の存在に計も潮も心を乱されて…そして気になるところで次巻に続きます。

原作の疾走感が大好きなのですが、コミカライズは表情がひとつひとつ見えるのが良いですね。このシーンは原作が楽し…

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イエスかノーか半分か 2 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

唯一無二の存在

人気小説コミカライズ2巻。
気になるところで終わってて3巻に続きます♪

本の半分ぐらいのところで原作本編が終わり、
残り半分は原作書き下ろし部分に突入してます。
(分量的には3巻で原作1冊分になるのかな?)

ちなみに一穂さんの書き下ろしはナシ・あとがきはアリでした。

さてさて。さて。

めーーーーーーちゃくちゃ良かったです…!
コミカライズの良さが出てるというのかな?…

5

イエスかノーか半分か 1 コミック

ユキムラ  一穂ミチ 

胸が苦しくなるw

何年越しかで待っていた2巻が発売されるとのことで、
久しぶりに読み返してみました。

ユキムラ先生のコミカライズ、
原作は読んだことないんですが、
表現される表情豊かさ、
スムーズに展開されるコマ割り
読みやすく、原作を未読でも
大いに楽しめました。

お話は受の視点で描かれるかたちで
展開されます。
前半は性格に裏表のある受が
面白おかしく語られるのですが、

後半…

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ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

人間だもの...

この作品を読み終わったいま、BLの世界に足を踏み出してよかったと心の底から思いました。


碧、西口、すみれ、沙知子、松田...
色んな人がいて、それぞれの人生があって。
他人の人生に踏み込み合い、それを喜ばしく思うこともあれば、そうは思わないこともあって。

自分を構成する要素が自分をどうしようもなく苦しめることもある。
煩わしくて仕方がない、それでも大切な大切なアイデンティティ…

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