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一穂ミチ 竹美家らら
あかも
ネタバレ
BLだけど個人的には一顕とかおりの異性愛関係の描き方がとてもよかった。二人はきっとまともにお互い好きで、それでいて将来を想像できて、気持ちに多少のすれ違いははるけれどそんなカップル(あるいは夫婦)など世の中掃いて捨てるほどいるだろう。一顕のかおりを求める気持ちもよくわかるが、P304で吐露されたかおりの気持ちだってよくわかる。そういったすれ違いに折り合いをつけて付き合いあるいは結婚することは決して…
一穂ミチ 松本ミーコハウス
Takk
すっごい良かった、会話が多くて読みやすくて。 全体の雰囲気・空気感も肌に合う、というのかな、穏やかで居心地の良さを感じました。 親同士の再婚で義兄弟になった同い年のかずさと葵。今はお互い別々の大学で離れて暮らしていますが、愛犬の死で二年ぶりに再会する所からお話が始まります。 かずさと葵は二年前に何かあったようで…。その辺りをかずさの回想を挟みながら現在と併せて進行していきます。 い…
しろたん9610
男女のレス問題を扱うという、非常にBLでは稀なテーマの作品。前から読んでみたかったので、どうせなら完全版で。 誤送信メールから始まって、二人の悩みと共に心の交流が丁寧に描かれる前半部分。ここまでは非常に好みで、整が和章にテレビが欲しい、と言うところなんて、切なすぎて泣けた。 しかしそれだけに、ここからの展開にどうも乗り切れず。 かおりに拒絶された一顕がとうとう、整にすがる。そこでいき…
一穂ミチ 青石ももこ
縫子
「ずっと遊んでいようぜ、俺とお前と静、三人で」 攻めの良時と受けの密は幼馴染み。良時の妹の十和子と、喘息を患っていた密の病室が同じだったことをきっかけに知り合う。出会ってから良時と密と十和子は、お互いをかけがえのない存在として認めて成長していくものの、時間を重ねるにつれて、ずっと3人でいることの難しさに気付いていく。 そんな中で、良時を想っている事を自覚しながらも、3人…
国会記者の年上攻めと国会速記者の年下受けのお話。速記って何か分かりますか?私は知らなかった。国会での議員の発言を話すのと同じスピードで全て書き留めて、議事録を作る仕事なんだそうです。普通の文章だとまず追いつかないから、訓練された速記者だけが使える、暗号のような、速記文字という記号を使うそう。求められるスピードは10分間に4000字。速記者は記録することが仕事だから、議会では何か発言をすること…
主人公の志緒には、どうしても叶えたい望みがあった。 それは、敬愛する父がかつて通った学び舎に編入すること。 志緒は体調不良を理由に2度受験に失敗していた。幼い頃約束した父との約束を果たせなかった悔しさ。自分を腫れ物のように扱う両親への苛立ち。誰にも打ち明けられない様々な複雑な感情を抱えながら、ラストチャンスにかけて志緒は勉強漬けの日々を送っていた。 そんな中、志…
ぬくみ
『イエスかノーか半分か』の、スピンオフ作品。 こちらは、国江田さんにちょっかいをかけた、皆川竜起くんのお話です。 イエスノーでは、竜起の印象はチャラくて要領のいい子という印象。 でも、このお話では竜起の努力や、プライドなんかも見れて印象が変わりました。 お相手のなっちゃんは、大阪弁がキュートです笑 もちろん、イエスノーの2人もちょこっと出てきてくれます! ちょいちょい出…
この二人、付き合い始めてもうすぐ2年になるらしいです! いやぁ、もう2年になるんですね! なんだかんだ充実した2年だったことでしょう(笑) さてさて、今回は潮の家族のことがわかります。 国江田さんのおうちの方は、ちょこちょこ出てくるし、同人誌のほうではがっつり出てくるお話もありましたが、今回は潮の家族! 潮はなんと、政治家の家の一人息子だったのです。 潮は、実家に思うところ…
今回は、国江田さんのお仕事関係でワタワタしてた感じのお話です。 もちろん、二人のイチャイチャ、クスッと笑えるシーンもあって、キュンキュンしましたよ! お話はザ・ニュースのライバル番組が、放送されるというところから、始まります。 国江田さんが最初は、そんなに気にしていなかったライバル番組でしたが、出演者に国江田さんをライバル視する木崎さんがいることで、どんどんグルグルしていってしまい……
読んだのは大分前で今更ですが感想を… 『イエスかノーか半分か』は、私が初めて買ったBL小説でした。 BL作品は、マンガはよく読んでいたのですが、小説にまで手を出したら、お財布がヤバいことになるだろうと思って、それまで手を出していませんでした。 それなのに、なぜこの作品を手に取ったかというと…単純にマンガと間違って買ってしまったから(笑)BL作品は電子書籍でのみ買っていた私は、当時、電…