一穂ミチさんのレビュー一覧

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

おおらかガンコな年下ワンコ攻め×神経質で不器用なえっちなお兄さん系受け

年下ワンコ系の画家と年上不器用な画廊のオーナーの話

すごくよかった…
「ひつじの鍵」のスピンオフ作品なんだけど、合わせて読んでほしい

このシリーズは心の距離が変化する様子の書き方が最高

「ひつじの鍵」の主人公に気持ちを伝えることなく恋に破れた和楽(画廊のオーナー)が31歳になった頃の話

群(画家)と最初に会うのではなく、群の描いた絵と和楽が最初に出会うのがよかった

5

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

一穂作品の楽しみ

「ひつじの鍵」で羊に振られた和楽の救済話
振られたのが高校時代だったので、今回は大学生くらいの話かと勝手に思ってたら、13年後とは・・・
和楽は幸せなるのに大分時間がかかったね 笑
でも群を見つけてギャラリストとして支援するには和楽に経験がないとだめだし
恋愛に引いてる和楽に突っ込んでいくには群の若さと勢いが必要だし
やっぱりこの年齢差じゃないと成り立たないんだよなー

それにしても…

8

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

BL小説と絵画の意外な親和性

とってもとっても…とっても良い本。
作品に惚れたギャラリストが、無名の画家を育てるうちにその人柄に引き込まれて、絆されて、絵画を通して内側から変えられていくお話。
最初から最後まで引き込まれ、読後もじっくり反芻できるようなコシがありつつ、基本ハッピー。手元、枕元に常に置いておきたくなるような満足度の高い1冊です。

まずこの表紙がお洒落じゃないですか?これだけでも本棚にしまうのがもったいな…

9

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

夏バテに栄養補給

作家買い。
最近の一穂作品はいじめやネグレクトなど重いテーマが多かったので
読むのがしんどいという方もいるかもしれませんが、
本作は甘くて優しいお話でした。
毎日暑苦しくて夏バテ気味だったので、心にすっとしみました。

家庭の事情で絵の道に進めなかった群と、彼を見つけ出して絵に専念させようとする和楽。
群が和楽のお蔭でいろいろな感情や人、芸術に触れて、さらに才能を開花させていく、

5

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

和楽のかわいさ

一穂作品ベスト5にいれたいくらい好きな「羊の鍵」のスピンオフ
こちらも期待通りで気に入りました!

年下に振り回されまくりの和楽がとにかくかわいい
群への気持ちを思いとどめようとしながらも、全然とどめられてない 笑
仕事はできる男なのに、ちゃんとした恋愛の経験はゼロだったみたいでぐずぐずなところもかわいかった!
13年前は羊ちゃんのことが好きだったので和楽は攻めと思ってたけど、今では受…

6

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

相変わらずお仕事描写がうまい

一穂さんの描く若い芸術家×彼を世に見い出した年上画廊経営者の話です。画家も画廊もお仕事描写が面白くて興味深く読みました。タイトルの意味が途中で出てきた時も「おおー!そういう意味なんだ。」と知的好奇心をくすぐるような所がお上手だと思いました。テンポ良い文章も独特です。

最近の話は虐待とかいじめとか主人公以外の人の深刻なシーンが多く、重いなーと思ってたのですが今回はそういう暗い部分は少なく楽しく…

8

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

言わずもがなの神作品です。このシリーズは絶対読んで損ありません。

2

アンティミテ 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

萌えとシリアスさ、すべてが的確かつ適量。

作家買い。

一穂作品の『ひつじの鍵』のスピンオフ作品です。『ひつじの鍵』の受けくん・羊の幼馴染で、ずっと羊に恋してた和楽のお話。羊の登場は少しだけですし『ひつじの鍵』が未読でも問題ないですが、前作で不憫だった和楽救済のお話なので、読んでいた方がより和楽に感情移入できるかなと思います。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は画廊を経営する和楽。
彼は…

17

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

感情移入はできないかも

感情移入してしながら読むタイプなのですが今回の作品では第三者目線で読みました。
すごい大人、というかリアルというか…
二人にはそれぞれ帰る場所があったけど色々あって不倫?みたいになってしまう
こんな恋愛の形もあるんだなぁと。
雨が降っているとこちらの作品をふっと思い出します

0

ひつじの鍵 小説

一穂ミチ  山田2丁目 

キャラメルからはじまる恋

攻めの一色さんがカード会社のコンシェルジュで受けの羊くんのお父さんの顧客のお願いでキャラメル千箱用意してもうらうとこから始まるんですが、羊くんがたまたま見てしまった一色さんの一仕事終えた素の姿が気になって…みたいなお話。
一色さんのTHE・コンシェルジュのお仕事モード丁寧口調からオフモードの乱雑な口調へのギャップがどハマりしました!
羊くんのお金持ちになったのに洋服をイオンで買うような素朴さも…

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