total review:287543today:27
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
23/87(合計:865件)
海野幸 羽純ハナ
てんてん
ネタバレ
今回は板金工場勤めと大手商社勤務の会社員のお話です。 受視点で攻様が大好きな友人から唯一の最愛になる本編と 攻視点で恋人になった2人の後日談を収録。 政治家一家の次男に生れた受様は 不自由なくは育つものの、両親の関心は常に兄のみで 顧みられずに育った上に 父の影響で多数派こそ正義とばかりに 多数派から零れ落ちないよう周りを気にしすぎる 性格となります。 大手商社入…
海野幸 小椋ムク
もちベーグル
オメガには元々動物の耳が生えて生まれてくるという特殊設定ありのオメガバで、一般的なオメガバ要素は控えめな作品でした。 不憫受けからの溺愛エンドが大好物なのですが、不憫受けには外的要因によるかわいそうな受けと自己否定的で自分で追い込んでかわいそうになる受けの2パターンあると思ってるのですが、今作は圧倒的後者!! むしろ周りからはかなり評価されてるし、攻めとは仲良くもしているのに、耳を切除…
あーちゃん2016
先生買い。面白かったです!ただ攻め受けにめっちゃ入れ込んだってところは無かったので萌にしました。海野先生の既刊お好きな方には、安心してオススメします!雑誌掲載分150頁ほど+その続き100頁ほど+あとがき。 政治家の家の次男に生まれた光彦。幼い頃から成績優秀、品行方正であるべしと育てられてきたからか、唯一の親友である藤吾と呑むときも、セミオーダーのスーツを着て焼き鳥屋の暖簾をくぐるという堅物…
ちろこ
これはまた面白い切り口のお話ですね! ファンタジーじゃないのにファンタジー感。 小説が繋ぐストーリーに、ドキドキの気持ちでいっぱいになりました。 幼馴染みからのカミングアウトと告白から始まる物語。これまでの親友関係に変化が生まれていくのですが、この話が面白いのは小説というアイテムの存在にあります。 幼馴染みで親友の藤吾に告白された光彦が頼ったのは従姉妹で小説家の柚希でした。この柚希…
湘子
藤吾×光彦 久しぶりに海野幸先生の作品を読んだ。 やっぱり心理描写が上手で、攻めまで心の奥深さを堪能できた。 イタコ小説(夢小説)という発想が、 ちょっとファンタジー要素がある感じで、 幼馴染で親友の藤吾からの意外な告白される光彦が、 振っても2人の関係が変化はなく、絆と安定感に胸が温かくなる。 従姉のイタコ小説(夢小説)が絡んで、 光彦の恋心がだんだん自覚されてい…
海野幸 いさか十五郎
CRダメ人間
ホラー要素はありません。 あらすじにもある通り、嫌がる後輩に無理矢理怖い話を聞かせる主人公。 人を怖がらせてトレス発散するわりとヤバい人です。 公園で子ども相手に怪談を聞かせるあたりヘタしたら通報されそう(笑) 後輩の嫌がり方がガチすぎる。というか冒頭で恐怖のあまり気絶します。 そんな相手に無理矢理怖い話をするなんて最低では……と、出オチで主人公にドン引きしながら読みました。 が、…
海野幸 コウキ。
先生買い。雑誌で読んでいたのに、もう一回読んで、ぐいぐい引き込まれるんで、面白いんだと思いますが、特に後半コワイ。読み返すのは躊躇われるレベルで、恋話をぶっ飛ばしてしまったので萌にしました。雑誌掲載の本編150Pほど+書き下ろしの本編続き140Pほど+あとがき。カーテンの隙間が怖い人は要注意です。 朝夕に鐘をつく寺がある町に住む光春。少し前に体調を崩した時に助けてくれた花屋のイケメンが忘れら…
襖くろーらー
タイトルの「悪い男」って攻めの諏訪だけじゃなくて受けの光成のことも指していやしませんか? 地の文が三人称文体なので、時々諏訪の心情も書かれることがあるものの、視点はもっぱら主人公・光成に寄っています。 そのため、読者から見た光成というのは「表」に見えるんですが実は「裏」なんですよね。 光成は初恋の人と歴代彼氏が揃いも揃ってクズ男ばかりだったため、無意識のうちに彼らにかなり毒されて…
こひしゅが
光春(受け)のバチバチな片思いからはじまる。攻め←←←←受けという構図が好きなので、わくわくして読んでましたが、どうやら最初から両思いみたいです。 光春のお人好しがじわじわと不快になる。光春に憑いていた霊が女なのもあって、成仏してこの世に居ないのにそこまで気にかける? とずっとイライラします。 色んな男を抱いてきた蘇芳の熟れ感がエロい。脱いだ時に香るでしょ、と腰に香水つけてる理由を明…
みざき
海野先生は、ひとつのテーマにとらわれず本当に幅広い作風で数多くの作品を書かれている稀有な作家さんだと思うのです。 その中でも、日常の中にあるありふれた物事をBLの中に落とし込みながら丁寧に掘り下げている、こういったテイストのお話が1番好きかもしれないなと感じた1作でした。 「女性は甘いお酒が好き」だとか、「男性はシトラス系の香りが好きだろう」だとか、世間一般に蔓延る謎の決めつけやイメージっ…