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佐々木禎子 小椋ムク
fandesu
『姐さん』で「トンチキではなくコメディですが」と教えていただいた一冊。 可愛らしい。 世の中は大型連休で湧いているのに荒んだ生活をしなければならない状況が、大変癒されました。 しかし『初心い恋』というのは、どうしてこんなに可愛らしいのでしょう? 薹が起って穂田となってしまったこの身の中にも、初心な気持ちがどこかにあるからなのでしょうか? 不思議です。 双子とか、兄弟で『遅れて罹…
小宮山ゆき 小椋ムク
ぴれーね
ネタバレ
こちら、web連載(公開終了してます)されてた作品です。 甘くて優しくてほろ苦い、大人の恋と言ったお話になります。 私は、大人の恋って好きなんですよね。 世の中をそれなりに知り、これまで痛い経験も重ねて来たー。 だからこそ、とても慎重になっちゃうし、臆病にもなってしまう。 そんな揺れ動く主人公の心情が丁寧に綴られた、地味だけど優しい作品なんですよ。 ところで、このweb連載。 出…
窓月
小宮山ゆき先生の新刊が気になったので、デビュー作を読んでみました。コミックスには当てはまらないのですが、小説だと作家様のデビュー作で自分との相性がなんとなく測れるんですよね。結果とても好みでしたので、新刊を買ってみようと決めました。 丁寧な心理描写と淀みないエピソード展開にじわじわと掴まれてしまいました。視点が攻めと受けの交互になっていて、二人の心情が同時進行でわかります。交互視点だとコメデ…
フランク
本編では壁の薄い寮でやっちゃってて大丈夫なのかなぁ、この子たち……と思ってたんだけど、電子書き下ろしSSのテーマはまさにそれ。 桝木の部屋の右隣に住む彼、井上君が壁の向こうから聞こえてきちゃった「女の啜り泣きのような声」についてあれこれ思い巡らせちゃってます。 絶世の美人・折川が、桝木の部屋を出入りするようになった事に気付いた井上くん。 特に共通項のなさそうな二人の友人関係に奇妙なも…
砂原糖子 小椋ムク
硬派な剣道男子と、二度見どころか三度見、四度見されちゃうほどのイケメンくんとの何とも不器用な青春ストーリー。 攻めの剣道男子の佇まいがまるで武士(もののふ)のようなので、読み始めて早々、勝手に「もののふ君」と命名しちゃいました。 受けは、母親が勝手に出した「ダイヤモンドボーイコンテスト」(ジュノンボーイみたいなもん)でグランプリ候補になっちゃうほどの容姿の持ち主で、それなりに女の子とも…
銀次郎
コミカライズされたということでこちらも同時に購入してみました。 背景描写がとても丁寧で、物語に飛び込むことができます。 コミカライズよりも甘さを感じて、幸せな気分になりました。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 読んでいるこちらは登場人物の脳内が読めるので、それぞれの想いがすれ違いまくっているところは面白いと感じました。 でもすれ違いが発覚してそれぞれに距離を置いた…
安西リカ 小椋ムク
コモさすけ
タイトル通り、久しぶりに再読してみました。 実は、安西さん作品の中では印象が薄く、表紙とタイトルだけでは全体を思い出せなかったです。まるで初めて読むように読んでしまいました…。自分の記憶力衰退にショック。 相変わらず読みやすくサクサクとページが進みます。他の方のレビューにある好きな点も苦手な点も、両方うんうん、とうなずけるような感想を自分は持ちます。 若いころのどうにもならない事で道…
一穂ミチ 小椋ムク
もち木地
一穂ミチさん5作品目 「ふったら~」「ハートの~」「さみしさの~」「ぼくのスター」 今まで読んで全部ハズレなし。鉄板作家さん認定しちゃう! 凄いですね。どの作品も全部キャラクターが生きてる。 BLの決まったオチに向かって似たようなキャラクターが似たような出来事を経ていく。 別にそれはそれでOKですが、一穂先生のキャラクター…というか人物設定なのかな?どれも具体的でリアルで個性がある。 …
麗音
不器用な高校生同士です。 お互いの恋心を秘める切なさや、すれ違うじれったさ、若い恋の気恥ずかしいような甘酸っぱさに萌えました。 砂原作品らしい心情を丁寧に描く物語です。 桝木は寡黙でストイックだけれど案外ムッツリな人でなんです。 折川は美形を武器に器用に生きているように見えて実は努力家なところを知っていて桝木もそんなところも好ましいと思っているのがいいと思いました。 友人への恋心…
雀影
不器用な、高校生たちの初恋物語。 無愛想で強面の身長190㎝越えの剣道部員の舛木に、アイドル顔負けのイケメンで身長180㎝の帰宅部員の折川の二人は、中学時代からの親友としていつもそばにいたけれど、折川は舛木に恋愛感情を持っていて、でもそれを認めたくなくて隠しています。 折川の卑屈にこじれてしまった片思いに、それまで鈍感で何も気づいていないと思っていた舛木も、実は密かに折川に欲情していてという、…