羅川真里茂さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

魅力的な1冊

原作未読。

なんと言っても私は木原先生と相性が悪い。
何を読んでも、うーん、よく出来ているし、作品としては素晴らしい……
かもしれないけれど、個人的に好きになれない、感がつきまとう。
ということで、余程のきっかけがなければ読まないようにしているのだが
今回はきっかけに出会ってしまった!

本屋で会計も済ませた帰り道、「試し読み」が目に入ったのだ。
羅川さんの絵は、特に好きとも言…

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吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

テンポよく進んで行きます

「羅川真里茂×木原音瀬 初タッグ」のニュースを見てからあっという間の単行本発売。
どちらも好きな作家さんなのでとても楽しみにしていましたがはやいはやい。

話の内容は原作通りなのであらすじは書きません。
気になる方は原作の方の姐さま方のレビューをご覧ください。

原作通りといっても読み比べると削れるところだけちょちょいと削られたり、台詞回しが短くなっていたりというのはありました。
そ…

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吸血鬼と愉快な仲間たち コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

面白い!

第1話トライアル版です。
そのうち単行本が出ると思いましたが、価格も手頃だし、早く読んでみたかったので購入してみました。

高塚が外出する。
蝙蝠のアルは高塚の家から逃走するために人間に戻り、お肉をレンジで解凍しながらクロゼットで着る服を物色。
突然、高塚が帰宅。
気づいて逃げようとしたが、高塚に見つかってしまう。
第1話はここで終了です。

実は小説の方もここまでしか読んでいな…

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非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 4 非BL コミック

羅川真里茂 

全人類にオススメ

安心してください、最後です。
いやぁ、長かった。気づくと朝だ。
三巻からのヒヤヒヤにようやく終止符のつくこの巻ですが、やはり最大の盛り上がりは崖から谷底に二人で飛び込むとこですかね。
それにしても、ずいぶん前半で物語が終わるんだなと思ったら、違いました。それでハッピーエンドじゃないんです。まだまだ続くんです。
まぁ、今までの話が重すぎてそれほど深刻にはならずにすみますが、最後までいろんなテ…

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非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 3 非BL コミック

羅川真里茂 

四巻まで読む時間を確保して読んでください

この巻は次の巻とセットと思った方が良いでしょう。二巻でようやく幸せになれた二人が二巻の最後で不穏な終わり方をします。そこから、メルは監禁されてずっと捕まりっぱなし、ケインは心配しっぱなしで、まさに映画のような展開になっていきます。二人が別々なので萌えもなにもありません。ただひたすら、ケインと同じ気持ちで、メルの無事と早く二人を会わせて!と言うことしか考えられなくて、夜中にもかかわらず号泣しながら四…

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非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 2 非BL コミック

羅川真里茂 

BLを越えた名作

古い作品ですがBLとか言う枠に拘らず全ての人にお勧めしたい作品です。
全四巻からなるこの作品の二巻目は、二人の愛が深まるメルの過去やケインの家族との問題が軸となります。
物語中盤、ケインに過去を知られていた事を知り、走り去るメルを捕まえ、なんで男娼なんて危険なことをしたのか?と聞かれて答えたメルの一言。「お腹が、すいてたんだ…」
ここで号泣しない人がいたら会ってみたい。
今すぐにでもストリ…

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非BL作品

ニューヨーク・ニューヨーク 1 非BL コミック

羅川真里茂 

名作

他の方のレビューで泣きたいときはコレ!となっていたので読んでみました。
予想を遥かに越えて、かなりの名作でした。
カミングアウトすることの難しさ、幼少時代のトラウマなど次から次へと考えさせられる問題を突きつけられて、漫画と言うよりも映画を見ているようでした。
4巻まで一気読みしたくなる作品なので、一人でゆっくりと堪能できる環境を整えて覚悟して読むことをお勧めします。

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ニューヨーク・ニューヨーク 1 コミック

羅川真里茂 

噂通り

他の方のレビューで泣きたいときはコレ!となっていたので、読んでみました。
古い作品なので、絵や台詞まわしに違和感を感じますが、そんなことが気にならなくなるくらいストーリーがしっかりしていて引き込まれます。全部で4巻なのですがすべての巻が重要で、脇役の台詞や生い立ちなどどれも見逃しちゃいけないようです。

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ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

読んで損はなし

人生の一部分を描いているのではなく「生涯」を描いていてとても考えさせられた作品。両親に自分の恋人を紹介して認めてもらうところや、最後に女の子を養子にもらって家族として幸せな2人を描いている場面は涙が出ました。

読了感はヒューマンドラマ系の映画を観終わったあとの様でした。
また何年後かに読み返したい。ただシリアス要素が多めなので「萌え」はしなかったです。神作品であるとは思いますがBLとしての…

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ニューヨーク・ニューヨーク 2 コミック

羅川真里茂 

奇跡のような

なかなか一生を通して描かれたBLは少ない上、雰囲気で流すことなく「描き切った」と言える数少ない作品ではないでしょうか。

特筆したいのは、猟奇事件の解決をもって物語の終わりとならないところです。その後の彼らの生活もきちんと書いてあり、家族をはじめコミュニティと共存していく部分も入っています。
そして、彼らの周りの人たちのことも。けしてゲイカップルの愛だけが素晴らしいのではなく、周囲の人たちも…

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