サマミヤアカザさんのレビュー一覧

小説の登場人物と恋は成立するか? 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

現実か?それとも?

「小説の登場人物と恋は成立するか?」というタイトル。
見ただけで気になる吸引力の高いタイトルに見事にするっと吸い込まれて購入。
読みながら、これはファンタジーなのか現代ものなのか?
なんて、日常との境目が分からなくなるような面白さと、ちょっとミステリーものっぽい要素もあったりして。
ストーリーが面白かったです。

水を操る特殊能力を持った主人公が奇々怪々な事件の数々を華麗に解決していく…

3

小説の登場人物と恋は成立するか? 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

フィクションからリアルへ

近年の作風は終始穏やかなラブストーリーに落ち着いてしまった感がありますが、過去の水原作品比とはいえ今回もそんなにハラハラすることなく読了しました。主人公のセリフ回し(心の声)も軽妙で新鮮です。でもお話としては往年の作者らしさを端々に感じて少し懐かしく、じんわりと嬉しくなりました。

タイトルからコメディや異世界ファンタジーものかな?なんて思って読むとドキドキできるかもしれません笑


小…

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花嫁代行、承ります! 小説

榛名悠  サマミヤアカザ 

かわいい愛と執着

疲れてるのかな〜最近、無性にあまいお話が読みたくなる。って事で再読( ´ ▽ ` )♪

お話について。(博臣×奏多)
便利屋の奏多が、ブライダル会社のPVに花嫁役で出演して欲しいという依頼を受けるという所から物語りが始まります。
撮影当日になり、新郎役と対面してビックリ。高校時代の苦い思い出の同級生、博臣だったのです。
再会モノって良いですよねー。こちらのお話もご多分にもれず、攻め様が…

1

「そらの誉れは旦那さま」コミコミ特典SS小冊子「まどろみの続き」 グッズ

ある冬の日の朝に

本品は『そらの誉れは旦那さま』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、高虎視点で次郎丸たちがやってくるお話です。

ゆるやかな冬の朝。高虎はいつもより暖かいと感じて、もう春が近かった
かとぼんやり思います。いや、まだ年が明けたばかりのはずだと、すこし
づつ覚醒するとともに、ああ、ここは隼瀬浦ではなかったと思い至ります。

ここ日向埼にやってきてから半年が経ち、近頃はこうした錯覚を起こ…

4

そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

護られるものから並び立つものへ

本シリーズは妾腹ながら勇猛果敢な武将と
双子の姉の身代わりで攻様の嫁となった青年のお話です。

攻様の父の指揮する戦で受様が初陣を果たし、
攻様が戦の功績で領主となった日向埼の領民達に受け入れられるまでと
攻様の弟達が日向先を訪ねて来る後日談を収録。

男女の双子として生まれた受様は不吉な忌子として虐げられて育ちます。
その上、攻様との婚儀を嫌がった姉の身代わりとして、男ながらも…

0

そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

支え合えるめおとへと。

続編が出るだなんて(≧▽≦)
前作で、祝言を挙げて、内外に向けて空良を妻としてお披露目をし、固い絆で結ばれた2人。
これ以上何が?と思っていたのですが、なるほどなぁ。
空良の成長ぶりに感動です。


 出陣中の空良の義父である時貞から、援軍要請の手紙が届く。
攻めあぐねている状況に、その土地の風土や天気を読み取れる空良にも来て欲しいともあって。

これに激怒で、聞く耳持たない…

2

海賊上がりの身代わり王女 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

お似合いの2人

良く名前を見かける作家様なのに、読んだのは3作目だと思います。(大昔の作品は記憶に残ってないだけかもです)


「いたいけな弟子と魔導師さま」がクスッと笑えてとても大好きな作品だったのですが、それに比べると硬派な印象の作品でした。

それでも萌は確かにあって、ローレンスとデイヴィッドのビジュアルが物凄く素敵でした。
そしてストイックなはずのローレンスが、デイヴィッドだけに欲望を覚えると…

2

つがいはキッチンで愛を育む 小説

鳥舟あや  サマミヤアカザ 

もふもふも楽しめる

前作の続きとの事ですが未読なので、今作が初です。前作を読んでいなくても充分楽しめました。
獣人と人間、それから人外までも混在する今作の世界。ただファンタジーに寄せ過ぎている気配もないのでファンタジー不得意でもわりとサラッと読めるのではないかな?という印象です。
2人の関係性や距離感が絶妙なバランスで描かれているので、ジリジリとしつつ嫌な感じではない。話の構成も読みやすく、万人ウケしそうなBLで…

4

そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

空良と高虎シリーズの第3弾。

今作は新キャラ「菊七」をむかえ、空良の初陣があり、そして高虎が城持ちになるという内容です。
大きな変化の中で、またひとつ成長を遂げる空良と、高虎の心のやわらかい部分を垣間見れました。


あらすじを読んで空良が出陣すると知った時、正直に言うと嫌だなぁ…と思ったんです。
どんなに責められてもなじられても、憎むことや恨むことを知らずに生きてきた無垢な空良に、争いの一端を担わせるのかと。
で…

3

そらの誉れは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

続編がうれしいシリーズ

なんと3作目!
なんでかわたしの使っている電子書籍では続編通知がきておらず、たまたま見てたら新作が!というわけで迷いなくポチりました。
もうみなさんが既に思いの丈を先に書いていただいてるので、感想だけ。

自己評価がやたら低い謙遜を通り越した空良でしたが、今作は周囲の評価をしっかりと自分で認識して自信のようなものができてました。
一作目の鳥、オオルリと二作目の鳥、フクロウのふく、はいます…

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