サマミヤアカザさんのレビュー一覧

ラスボス予定の聖騎士に求婚されています 小説

村崎樹  サマミヤアカザ 

主人公のときめきに萌える

読むのに時間がかかりました。2段組なのと、どうにも読むのが進まなくて。
でも最後の方は一気読みでした。

ゲームの世界に異世界トリップもの。
多いですよね。ゲームのシナリオでは…と毎回こだわるのがだんだん飽きてきたのですが、今回は違いました!

やはり闇落ちが山場だと思って、いつ?どうやって?と読み進めてたら、え!?どうしちゃったの?いつもそんな感じじゃないよね?
シルヴィスが元々選…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

ようやく少し進展…?

待ちに待った5巻。
もちろんリドリーの王への道のストーリーも面白いのですが、リドリーとシュルツの関係もずっともだもだしていて気になっていたので、ようやく少し進んだ感じがめちゃくちゃよかったです。シュルツのなんだかんだ強引なとこ、好きですね…(同じ作者の某騎士を思い出します)。
加護が効かなくなったシュルツにリドリーはどうするのか、続きが気になります。

4

『月満ちる第四皇子の婚礼』出版社特典ペーパー グッズ

新たなる誓い

本品は『月満ちる第四皇子の婚礼』の
フェア店特典ペーパーです。

本編幕間、伴侶の誓いを立てる日の朝のお話です。

ナランと身も心も結ばれてから月の満ち欠けが一巡りし
今日、ダムディとラナンはタイ式に伴侶の誓いを立てます。

エニデルから円満離縁の打診を受けて
ダムディは逆にならんを生涯の伴侶としたいと申し出て
許されるのであればハドゥマサルにナランを
連れ帰りたいと望みます…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

大国の皇子としての矜恃と劣勢感

今回はハドゥマサル王弟と
アスタイダルガの第四皇子のお話です。

受視点で攻様との婚姻で受様が変わり攻様の唯一となるまでと
攻視点で本編裏事情を含む夫夫となった2人の続編と
あとがき後にSSを収録。

受様は大国アスタイダルガの第4皇子ですが
兄達に比べ貧相な身体つきで顔貌も百人並みです。

アスタイダルガは北のソランガと緊張状態にあり
両国の緩衝地にあるハドゥマサラに金銭援…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

迷えるリドリー

神シリーズ5巻目。もう5巻か!頑張るリドリー、まだまだ決着つかず、4巻ほど「リドリーかっこよ!」と唸ったところが無かったので萌にしました。(カラー挿絵はめちゃんこカッコよい!)お話自体というかシリーズ通しては間違いなく神なのだし読みやすいし、小説読んだことない方、是非。めっちゃ面白いです、太鼓判100ぐらい押します。タイトルはリドリーが「このままでええんか・・」と悩む様子があったので。ええ訳ないや…

4

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

おだやか

先生買い。雑誌掲載時から面白いと思ってましたが、一冊になってもう一度読んでもやっぱり面白い。国の興亡戦なお話が好きな方でしたら是非是非。攻め受けとも苛烈の真逆なタイプに感じて、芯があって好き。ただ、ずっと覚えている自信が無かったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き110Pほど+あとがき。穏やかさんがお好きな方にもおススメしたいです。

歴史ある大国の第四皇子であるナランツェツェギ…

5

月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

ほど良いむずがゆさ

意地っ張りと感じが悪いって紙一重だと思うのです。
本当はこんなことを言うつもりではなかったのに!と、その場にそぐわない発言をしては脳内反省会をするナランを読み手は見守っていられるものの、婚姻のお相手となるダムディ側の気持ちはわからないわけで。
人見知りで不器用なのはわかるけれど、はたしてこの皇子さまのことを好ましく思えるのだろうかと少々ハラハラしました。

ところがですよ。
作中でナラン…

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『月満ちる第四皇子の婚礼』出版社特典ペーパー グッズ

朝の身支度、お団子をこしらえるナランと、誓いの日への思い

安西リカ先生「月満ちる第四皇子の婚礼」の購入特典ペーパーのこちら。

ナランの朝の身支度で目が覚めたダムディが、
今までのことを振り返りながらナランと会話を交わし…という、
ほのぼの心温まるお話でした(*´˘`*)

新たに”伴侶の誓い”をたてることになっている日の朝。

しゅ、しゅと髪を梳く音で目覚めたダムディ。
最愛の伴侶がせっせと朝の身支度をしているのをじっと見つめていると…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

前半と後半の対比がさすが!

ナランー、ダムディー!

前半はナラン視点、後半はダムディ視点です。
お見事でした。
前半は大国の第四皇子のナランが隣国の小国の王弟ダムディと伴侶になるところから…。

もうナランの自己評価や口下手不器用プライドは高いなところが、読んでてなぜか泣けて泣けて。共感してしまって読むのに声が出そうでした。やめろーって。
お慕いしてるんでしょ?お話したいんでしょ?なのに口が喧嘩を売るようなこ…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

政略結婚が政略結婚でなくなっていく甘みのある愛に酔いしれました

安西リカ先生の日常現代ものじゃない作品は、久しぶりな気がする(笑)
カテゴリ的には外国モノ。世界観としては、チベット辺りか、モンゴル、あるいはネパール辺りかなって感じでしょうか。
時代背景も中世から近世くらいで、前時代的な趣きを感じる雰囲気がしっとりと艶めかしくてとても良かったです。

同性同士の、カタチだけの政略結婚から始まるストーリーというのはまあまあ見かける設定ではありますが、ちょっ…

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