サマミヤアカザさんのレビュー一覧

きみに言えない秘密がある 小説

月村奎  サマミヤアカザ 

大切な想い

明日真の抱える"秘密"は
あらすじにも書いてあるとおり
『相手へ明かせない想いがある』という
それほど重たいモノではないのだけど
でも彼にとっては"言えない秘密"になってしまくくらい
大切な想いなのだとしっかり伝わってきて
その展開に引き込まれました。

蒼士の明日真に対する気持ちもわりとわかりやすいものでしたが、
近くにいすぎるあまりお互…

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白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  サマミヤアカザ 

心地よく読み進めました

初めて手に取る作家さんでした。表紙とあらすじに惹かれたものの、ドロドロが地雷なので皆さんのレビューを見て読んでみる事にしました。最初から可哀想な展開で不安でしたが、助けられた先の登場人物が皆いい人で良かった。ただやっぱり兄と慕いいつか家族として接して貰えることをひたすら待ち続けた人にされた仕打ちはあまりにも残酷で胸が苦しくなりました。それでも綺麗な心のままで前に進もうとする受けと支える攻めの思いに…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 5 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

今回も目まぐるしい展開で面白かった!

大好きなシリーズ。5巻やっと読みました!今作も大変面白くて、まさに読む手が止まらずあっという間に読了しました。先生の作品は数作拝読していますが、本作が一番好きかもしれません。以下少々ネタバレあります。

4巻ラストでドラマチックに皇太子の地位を手に入れた続きから。

冒頭はリドリーの有能さに恐怖する皇帝。手下のジスパーク伯爵を使い、いよいよ本気でリドリーを貶めようと画策します。

リド…

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不遇の神子はかえりたい 小説

桃瀬わさび  サマミヤアカザ 

重くて切ないけど、だからこそ心に残る一冊

冒頭に過激で重い陵辱描写があり、感情移入して物語に没入するタイプの自分にはかなり辛かった…
でも、そこを乗り越えると、あとは寡黙で不器用だけど優しい攻め(セルジュ)の過保護な溺愛と、そんな彼に少しずつ心を開いていく受け(悠真)の救済の物語が待っていました…!
セルジュの献身的な愛情に触れるたびに、悠真の傷ついた心が少しずつ癒されていく様子がとても尊いです

とは言え、モブおじに4年半も凌辱…

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運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

良いギャップ

気心知れた友人だからといってそんな物言いはないのでは…?と思うほど、
俺様気質全開な多岐川のキャラがあまり好きじゃないかも…。と、最初は思っていたのだけど。

お話が進むと見えてくる不器用な一面がとにかく可愛くて、そのギャップに萌え。
どんどん印象が変わっていくのがたまらなく良かった…!
東元に対しての上から目線も視点を変えれば好きな人に甘えきっているようにしか見えないので
威勢良く吠…

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推しのためなら運命だって変えてみせる (上) 小説

ユーナ  サマミヤアカザ 

「推し以外どうでもいい♡」なヤンデレ受け

久々に、こう言うダークヒーロー物読むとワクワクするなぁ〜〜!
何だろう…「僕の推しの邪魔をするなんて、死にたいの?(暗黒微笑)」みたいな。モリモリに盛られたご都合設定とチートすぎる能力で厨二病全開な作品だった笑
でも、「推し以外全員モブ」くらいの塩対応で推しにだけ甘々なのめちゃくちゃ萌えるやつだし、Gファンタジーっぽい懐かしい雰囲気…正直嫌いじゃないw

推し活が激しすぎて、推し以外には塩…

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異世界のおいしい下宿屋さん 小説

小中大豆  サマミヤアカザ 

ハートウォーミングBL

ストレス無く読める小中先生の文章が好きです。

現世では幸せとは言い難かった受けが、転生先で
平和に楽しく暮らすお話です。
魔王のナタン、魔族の4つ子、勇者のヴィンセント、王子のユリと転生者のイオリ。
色んな立場の人たちが一緒に暮らすシェアハウス。
ゆっくりゆったりした空気感に癒されます。
DTの攻めと未通の受け、恋愛初心者同士なので
ふたりの言動が不慣れすぎてかわいかったです。

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

愛情の掛け方間違ってる


大国アスタイダルカの第4皇子ナランツェツェギ(受け)(以下ナラン)は、政略で小国ハドゥマサルの王弟ダムディスレン(攻め)(以下ダムディ)と結婚することになります。
絵姿を見て一目惚れしたナランはダムディと仲良くしたいと思うのですが、自身に自信がないことや生来のいじっぱりが邪魔をしてなかなか打ち解けることができません。
毎朝毎晩食事の度に声をかけようとするのですが、直前で勇気は萎み、優にひと…

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護衛と坊っちゃん~生まれ変わってもお仕えします~ 小説

海野幸  サマミヤアカザ 

最高に良かった❤︎ 攻めの、敬語使いで”あんた”呼びが最高

ほんとに素敵な作品で、先生の作品の中で一番好きな作品となりました。もちろん神作品でした。



前世からずっと秋成に仕えてきた銀次。
現世と、たびたび夢でみる前世のエピソードを織り交ぜながら進んでいく。
いつの時代でも、銀次は秋成を命懸けで守ることを自分の使命としてきた。
言葉通り、秋成を守るために死ぬことを繰り返してきたから、現世でも護衛対象の御曹司である秋成を死ぬことを躊躇わず守…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

No Title


安西リカ先生のファンタジー!大国アスタイダルガの第四皇子ナランは、隣の小国の王弟・ダムディスレンと夫婦となった。ナランの国の方が大きいからダムディにとっては望まない政略結婚かなという感じなんだけど…

ナランは初めからダムディのことが気になって仕方ないのにうまく振る舞えないのが可愛らしいこと!でも可愛いだけじゃないナラン、才能も発揮します。

後半はダムディの心情も知ることができて

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