椹野道流さんのレビュー一覧

ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

幸せ溢れる2人

実は本編読んでないんですが、どうしても気になって読んだら大当たりでした✧*。
篤臣と江南の小気味いい会話が心地よくて楽しい。真っ直ぐに篤臣を褒める江南はかっこいいし、不器用ながらも想いを言葉や態度にこめる篤臣は可愛い。仕事に誇りを持ち互いに尊敬してるのも素敵。そして共に生きていく中で、日々を大切に、同じ目線で過ごす2人がたまらなく愛しい。2人の幸せに泣きそうでした。
どのお話も良かったけど、「…

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お医者さんとお花屋さんのまいにち交換ノート 小説

椹野道流  黒沢要 

何気ない日々にある幸せ

本シリーズはお花屋さんとリハビリ科医、
そして理学療法士とコッペパン屋さんのお話です。

本作はプラチナ文庫のHP企画だった
「働くおにいさんブログ」を書籍化した
「働くおにいさん日記」の続刊になります。

レーベルが休刊になったので
こちらは既刊と違って完全新作なのかな?

形式は既刊と変らず2組のカプ4人が
それぞれの視線で1年間の日常のあれこれを
綴っていくと言う形で…

3

ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

メス花シリーズの短編集

長ーく続いている同棲バカップルのお話。医者(消化器科外科)×医者(法医学室)なのでめちゃくちゃ頭良いですけど。2人でお弁当持ってお花見に行ったり、冬至のご馳走は何にしよう、とか昔ケンカした場所に出かけてリベンジしよう、とか平和な日常のお話ばかりで、漫画の「きのう何食べた?」みたいな雰囲気です。

2人の上司や担当部署の教授は部下の惚気を延々と聴いてあげる優しい人達です。もちろん休憩時間にだけど…

3

お医者さんとお花屋さんのまいにち交換ノート 小説

椹野道流  黒沢要 

交換ノート

黒沢先生の挿絵が見たくて購入。既刊の番外編とでもいうべきご本で「ああああ久しぶりにやらかしたー既刊読んでねーよー」でしたので、萌どまりです。既刊読んでおられる方はもっと嬉しいはず。交換日記みたいな部分が250Pほど、小編が18Pほど。

内容は1月1日から12月31日まで月曜~土曜(日曜は休み)の4人の日記です。1日一人担当で順番はまちまち。9~13行ぐらいのその日のエピソードを各々のキャラが…

3

「ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~」コミコミスタジオ特典ペーパー「柚子湯の夜」 グッズ

冬至の夜

本品は『ときにはひとりで、やっぱりふたりで』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後日談で、2人で入浴するお話です。

冬至の日、
珍しくも食事を先にした2人は
久しぶりに一緒に入浴することになります。

柚子を江南にいたずらされない為に
篤臣が言い出した事でしたが
一足先に浴槽に入った篤臣はどうして
「久しぶり」だったのかをお思い出しました。

篤臣が全身を洗…

0

ときにはひとりで、やっぱりふたりで ~メス花歳時記~ 小説

椹野道流  鳴海ゆき 

四季折々の2人の日常を楽しめます

本シリーズは
消化器外科医と法医学教室所属医師のお話です。

2人の四季折々の日常を描いた短編集になります。

春のお話を簡単にご紹介します。

受様と攻様は医大時代からの同級生です。

K医科大学付属病院に勤務し、
受様は法医学教室で鑑定意医として
攻様は消化器外科医として多忙な日々を送っていました

が、時を同じくして
2人の上司が部下の勤務体制について大きな進路変…

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プラチナ文庫10周年&CannaComics3周年記念ANNIVERSARY BOX グッズ

30人の先生の番外編

30人の先生方が小説、コミック書いてくださってますうち、凪良先生と宮緒先生の番外編読みたさに入手。期待通りの面白さでしたので神にしました。はっちゃけ番外編もしんみり番外編も大好きです! 以下その2編についてのみコメント。

1.蟹の宿 凪良ゆう先生 「お菓子の家・・」番外編
  二人で旅行に行くお話。ほんとそれだけなんですけど、そこにエロおやじ
  丸出しの阿木と、不愛想で暗くて顔がこわい…

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くろねこ屋歳時記(クロニクル) コミック

夏目くも(くも)  椹野道流 

狭い世界で繰り広げられる濃い群像劇

 非常に淡々とした雰囲気の作品なのですが、どこかほっこりとする安心感があって、それぞれのキャラクター達にとても愛着が湧くような作品でした。表紙を飾っている、宮司の鹿郎と元ピアニストで酒屋の大介の話は、怠惰に睦み合う2人のやりとりが色っぽくて。神聖な職の鹿郎が小悪魔っぽかったり、ごろごろ寝ているのが似合う大介が優美にピアノを奏でることもできたり、2人のそんなギャップに思わず心惹かれました。この2人に…

1

君と過ごす春 小説

椹野道流  みふみこ 

心温まる 花見にまつわるショートストーリー

1.とある春の夜(江南&篤臣)
いつもより早く帰宅した江南は、入浴中の篤臣を口説いて、半ば強引に一緒に湯船につかります。温まってピンク色になった篤臣のつま先を見た江南が「桜より赤うなってんで」などと言ったので、篤臣は弁当を持って夜桜見物に出かけることを思い立ちます。
篤臣と入浴するだけで大喜びの江南が可愛く、不意打ちでキスされて恥じらう篤臣が初々しい。相変わらずのラブラブぶりが微笑ましいです。…

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右手にメス、左手に花束 小説

椹野道流  加地佳鹿 

親友でライバルで恋人の二人の出発点

本シリーズは12巻の「離れていても、隣にいても」で初めて知りました。
江南と篤臣の関係にとても惹かれました。恋人でも甘えるだけでなく、相手のために厳しいことも言い、それぞれ外科医と法医学助手として腕を磨く。そんな二人の馴れ初めを知りたくなり、1巻を読んでみました。

医大生時代から八年間も親友だった二人。
気が強くてなんでも器用にこなす江南が本当は寂しがり屋で誰よりも努力家なことを唯一理解…

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