夜光花さんのレビュー一覧

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

今回も面白かったです

やっと読めた「凍る月」シリーズの第2弾。
前作終盤で行方不明になってしまった
光陽の幼馴染の亨の事が気になって気になってだったので、
本屋でこの本を見つけた時は、「あぁ、やっと読める」っと即手にしました。
読み終わって、うん、やっぱりこのシリーズ面白いです。

今回は光陽と契約を交わしたい黒澤、
覚醒した亨が光陽を狙ってきます。
組織も出てきて、餌の秘密もちょっと明かされ、スケール…

3

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

続きが気になる

ハリウッド映画みたいなお話でした。
獣人ものは初めてだったので、
おぉ〜こういう感じかぁ〜と思い、楽しく読みました。

獣人である梁井と獣人の餌として生まれた光陽のお話。
梁井は餌を食べなければ人間の姿を保てず、
光陽は餌として獣人の誰かと専属契約をしなければ命が保てない。
専属契約を結んだ2人ですが、
家の中に閉じ込められるようにして育ってきた光陽の純粋無垢さに、
餌は餌としか…

3

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

ちょっとあっさりしてるかな?

このお話に出てくる久雄事串本のお話を読みまして、
あぁ〜串本どんな感じだったっけな?と、再読しました。
もうすべてのカラクリも解った上で読んだんですけど、
あんまり覚えてなかったのもあったり、
実はこんな態度してたんだーがあったりで、
全部解ってても楽しめました。
初めて読んだ時はまったく真犯人がまったく解ってなくて、
さすがに妹は怪しいなーとは思ってたんですけど、
最後の種明かし…

1

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

次回作が楽しみです

BL小説ではありますが、推理物要素の方が強い作品、
推理物好きからするとちょっと物足りなさがあるかもしれないけど、
私自身、推理物はあまり読まない質なので、面白かったです。
正直、最後の方はちょっと急いじゃったかなー感あり、
おさまる所も引き受けちゃった彼に対して、
「おいおい!それで君はいいのかよー!」と心でツッコミ、
一件落着を受け入れてる側にも、「おいおい、皆頭おかしーだろ!」…

2

薔薇の血族 小説

夜光花  奈良千春 

ストーリーは面白いです

個人的には、先に読んだ「少年は神〜」シリーズの方が気楽に読めて好きです。こちらは吸血鬼ものなので身近なひとが悲惨な死に方したり、主人公が痛い思いしたり、心臓に悪いです。笑
すてきな三角関係なのですけど、攻めさまが私的萌えツボにストライクではないのが残念。決闘とかかっこいいけど、それよりも啓くんの命を守るのが先では、とか。押し切っちゃってやったもの勝ち!みたいなのはどうなのかな、とか。ちょっとも…

2

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

注意!!

元来、高校生の受様は苦手なのですが、
BLアワードにノミネートされているので、読んでみました。

結果‥おもしろかった!!
世界観も異世界とか、ファンタジーもの好きなのですが、
ストライクゾーンドンピシャでしたね。
「ちるちる」さんのプレイに「緊縛」とありますが、
そんなに痛いシーンはありません。

驚いたのは、この作品、読み切りではありません。
続編という続き方ではなく、

4

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

ぅああああ!あっまーいっっ!!

続編ずーっと読みたかったんですが、電子書籍化してなくて。
この度、やっと見つけてゲットです。
結果、すっげ甘いです。

いろいろ事件(?)は起こるんですが、
西条(攻様)が歩(受様)を好きなことはずっとブレないので、
安心して読めます。
ただ、歩が勝手に壮絶な空回りしてます。
そりゃあもう、ぶんぶん音が聞こえそうなほどです。

「愛の言葉」
後日談。
歩の誕生日に「好き」を…

2

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

タイトルで損してると思うのは私だけ?

タイトルの物々しさと表紙絵のシリアスなイメージで、
敬遠していた本作。
いざ、読んでみたら、意外とライトで拍子抜けしてしまいました。

いや、べースは決してライトじゃないんですよ。
でも、歩(受様)のド天然さでシリアスが薄まってる感じですね。
だいたい、あれだけ挙動不審だったら、
私が西条(攻様)だったら、ドン引きですよ。
でも、なんだかんだで許しちゃう西条。
実は、歩のことすっ…

2

忘れないでいてくれ 小説

夜光花  朝南かつみ 

人の記憶とは

他人の記憶を視れる能力を持つ守屋と、彼に惹かれた刑事の秦野が主人公のお話です。
先生お得意のサスペンス作品で、話の展開もさることながらそれぞれのキャラクターの人物描写も上手でした。

例えば、守屋と秦野はどちらも犯罪を嫌っていても、守屋は「犯罪者は私刑でもいいから懲らしめるべき」、秦野は「犯罪者は法によりきちんとした刑を課すべき」と相反するスタンスなんですが、これがある意味最後までぶれないん…

2

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

執着攻

ショッキングなタイトルが気になってずっと読みたかった作品でした。死にネタじゃなくて良かったです笑

受に執着する攻が暴挙の合間に見せる、抑えきれない愛情がとても切なかったです。夜光花さんの文章は好きなので読みやすかったです。

ただ、まあ、この手の展開でいつも思うのですが、まともな社会人が復讐や報復のためだけに同性を犯すわけないですよね。回数も然ることながら、行為自体が存外に優しいものであ…

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