夜光花さんのレビュー一覧

少年は神の国に棲まう 小説

夜光花  奈良千春 

「面白いから、まず読んで」と人に渡したくなる本

読み終わった興奮が未だ冷めやらず。
前巻を読み終えてから、首を長くして待った最終刊。朝一で本屋へ走り、仕事が一段落して読み始めたらノンストップ!まさしく『壮大なシリーズ、堂々の完結』と言って差し障りありません。このシリーズの醍醐味である戦闘シーンの壮絶さ、恋する人を守ろうとする男気、家族愛は言わずもがな、悲恋、同志愛、幸せ溢れるエロ、キラキラしい儀式、延いてはモフモフまでてんこ盛りの素材が、夜光…

17

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

序盤はドシリアス、でも読後感は良し!

下克上ものが読みたい! できれば主従で! という欲望のもとサーチをかけこの作品にたどり着きました。

奈良先生の描かれた表紙がなんとも刺激的ですが、本文はテンポが良く調教シーンもそこまでハードではなかったので(あくまで主観ですが)楽しくサクサクと読めました。むしろ一番ハードだったのは序盤にある"事件"のシーンですね。「え、これbl小説だよね!?」と何度も思ってしまうくらいエ…

1

少年は神と愛を誓う 小説

夜光花  奈良千春 

生か死か

少年神シリーズ六作目。
毎回奈良先生による素敵な表紙なんですが、今回の表紙の美しい事…!
倒れたアーサーを支える樹里の姿で、何とも不穏な表紙ではあります。

今作でとうとうモルドレッドが動きます。
アーサー王物語ではアーサーはモルドレッドに殺されるので、不安いっぱいの樹里はアーサーに隠れて戦いに参加。
身重の樹里が心配なアーサーの過保護っぷりも分かるけど、樹里の気持ちも痛いほど分かるん…

5

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

これがファンタジーの力か

ここ数年、BLの世界から遠のいていたのですが、
たまたま見かけた「アーサー王でBL」で気になり、気付いたら出ている分全て揃ってました。
そして、再びこの世界に舞い戻ってきました。ただいま。

アーサー王=クラシカルな耽美な雰囲気なのかな、と思っていたのですが、
いざ読んでみたら、色々吹っ飛びました(頭の中にあった価値観が)
読み手を惹きつけ、そして手放そうとしない文章と展開。
良い意…

8

眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

2巻まで読了

夜光花さんといえば執着攻めだと思うのですが、
本作の有生(攻め)はちょーっと今までにはなかった感じで新鮮でした…!
もう格好いいやら可愛いやら…。
慶次(受け)も可愛かったけど!(この子かっこよさはあまり無い)
ストーリーについては他の方のレビューなんかで分かると思うので、主にメイン二人のキャラクターについてレビューしたいと思います!


【微妙な点】
①慶次(受け)の魅力がもっと…

19

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

表紙と裏表紙の温度差がすごい

少年神シリーズ五作目。
前作で「もしや」なところで終わってましたが、とうとうタイトル通りになりました(*゚▽゚*)
元の世界に戻りお母さんにアーサーとの仲バレちゃう辺りは可笑しくって。
モルガンの魂分けしたお母さんだけど、性格は全く違ってさすが樹里の母って感じなキャラで好きです(´∀`*)

結局キャメロットで世界にまた戻ってアーサーと再会しますが、その時のアーサーの様子に激萌えしました…

1

少年は神を裏切る 小説

夜光花  奈良千春 

希望と絶望

少年神シリーズ四作目。
前巻で目覚めたジュリが、今巻でやりたい放題です。
そして離ればなれになっていたアーサーと合流し、モルガンを倒す武器を手に入れる事に。
ジュリの行動に鬱憤がたまった後のこの流れに、きっとワクワクする事かと思います(*゚▽゚*)
城に戻りジュリに傷を負わせてモルガン退治に希望を見せながらも知る真実は、樹里にとって残酷なもの。
このアップダウンが物語の面白さを引き立てる…

1

少年は神の生贄になる 小説

夜光花  奈良千春 

動きだしてきました

少年神シリーズ三作目。
巻を増す毎に、この世界観にどっぷりはまっていくんですよね〜。

とうとうジュリが目覚め(蘇り?)、樹里は偽物と糾弾され捕えられます。
ランスロットの手により脱獄した樹里は、ランスロットの領地で身を潜める事に。
そしてアーサー率いる軍と戦う事になり…。

ジュリが現れてからハラハラな展開の中、見所はやはり樹里のアーサーへの想いの自覚です!
ランスロットの心中を…

4

少年は神に嫉妬される 小説

夜光花  奈良千春 

ランスロットの巻

少年神シリーズ二作目。
この巻より、ランスロットの存在感発揮です!
アーサーと違った魅力があって、ランスロットも良いんですよね〜(*´Д`*)

見所はやはり眠らされたアーサーを救うため、ランスロットとイケニエ草を採りに行ったところでしょうか。
ランスロットの樹里への想いが分かり、そして最後までヤろうとしないランスロットの紳士っぷり。
騎士としての誇りと樹里への想いを併せ持ったランスロ…

1

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

デジャブあるかも?

もうすぐ待ち望んでた最新刊が発行されるので、それまでにちょこちょことおさらい読みです。
こちらが第1作目。

今作を読み始めた時の印象は、薔薇シリーズに似てるな…でした。
主人公はDK、攻めが金髪碧眼、ファンタジー、そしてイラストが奈良先生。
物語の入り方も既視感あるかな(^^;;
それでも読んでるうちに、この世界にぐっと引きこまれます。
中世ヨーロッパ風な異次元の世界なので、魔女や…

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