俺が守護者である意味が 今 やっとわかった──

薔薇の血族

薔薇の血族
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神79
  • 萌×222
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

143

レビュー数
16
得点
509
評価数
114
平均
4.5 / 5
神率
69.3%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
薔薇の刻印
発売日
価格
¥860(税抜)  
ISBN
9784813012252

あらすじ

十八歳になった夏、自分の運命を知った高校生の相馬 啓は、一見平穏な日々を送っていた。けれど、敵の存在がある限り、薔薇騎士である啓の未来には闘いが待っていた。薔薇騎士のそばには、常に守護者の存在がある。守る者と、守られる者。両者は惹かれ合うことが運命づけられていた。啓には父親の元守護者であり、幼い頃から自分を守り続けてくれたレヴィンに、新たな守護者であるラウルという、ふたりの守護者がいる。冷静なレヴィンに、情熱のラウル。惹かれ合うこの感情は恋なのか、それとも…… 薔薇を持つ男たちの運命は複雑に絡み合い───!!
ファン待望!薔薇シリーズ続編登場!
(出版社より)

表題作薔薇の血族

レヴィン・バーレイ,元守護者の不死者
相馬啓,18歳,高校生・薔薇騎士

同時収録作品薔薇の血族

ラウル・リベラーニ,24歳,守護者
相馬啓,18歳,高校生・薔薇騎士

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数16

レヴィンとラウル、二人とも幸せになってほしい

薔薇シリーズ2作目。
少しずつ、啓の両親のことも判ってきました。
まだ何かありそうで気になりますが。

そして啓は、自分に課せられた使命の大きさにまだ気持ちも体も追いついていない感じです。
そんな啓を支える面々は頼もしいですね。
レヴィンとラウルについては、どちらも魅力的なので二人の間で悩む啓の気持ちがよくわかります。
こりゃ選べない!!

多少強引だったとはいえ、2人ともとやっちゃうのはどうなんだろうと思わなくもないですが、
この3人についてはそれぞれ真剣だから許せちゃう気がします。
レヴィンにもラウルにも傷ついてほしくないです。

次巻が気になります。

4

これは……っ

なんてキャラ萌えする作品なんだ!!!!今さらながら薔薇シリーズを読み始めた私ですが、本当に面白いです。すでに完結しているシリーズで、リアルタイムで買ってなかったことをひどく悔みました。
この作品は一応吸血鬼ものと「薔薇の刻印」のあとがきに書かれていたのですが、私にはどうみてもゾンb…、ともあれ私の疑問を薄れさせるような話の展開とキャラ達のかけあいが読んでいて惹きこまれます。
最初は絶対ラウルとくっついてほしい!と思っていたのですが、今回読み終わった後にはどちらとくっついても祝福するよ!と意見が変わりましたー
けど、今回の話で私が一番萌えたのが雄心でした!!!!!!本当に著者様は私の萌えツボを的確についてきて困ります(笑)
最後のあとがきには最終的に作中で一番かっこよく成長したらいいかなと啓のことを言っていらしたので、思わず深夜2時に「期待してるよおおお!!」と叫んでしまったくらい啓の成長は今後楽しみです。

3

不思議な三角関係

1巻で顔見せしていた薔薇騎士団のメンバーそれぞれの個性が際立ってきて、他にもキャラクターが一気に登場した巻。
既に話に引き込まれている状態だから、登場人物が増えても気にならない、むしろ続きに飢えている位。

あと、総受けとか、周りに狙われるってシチュエーションが好きなので<不死者>に狙われる状況や、薔薇騎士と守護者は無条件で惹かれ合うということに納得出来ないまま三角関係に突入なんて展開が嬉しい。

啓がまだ18歳で、子供で、どちらを選ぶこともできずに途方にくれるのも無理は無い気はするんだけど、その迷いが読んでいて可愛く感じる。

「自分自身が強ければ…」って思いはどちらにも頼らずに済むならばって焦りかな?
でもそういうふうに思いつめるほど悪い方向へ転びやすいんだよなぁ…という間もなく仲間内で波乱が起きそうなラストでどうなる!!

2

俺が守護者である意味が今やっと分かった

薔薇シリーズ2巻。アダム、登場。アダムが何をしたいのかとか、レベル2のアンデッドの作り方とか、まだまだ謎がいっぱい。それにしても、啓のやられ方がすごい。手のひら串刺しとか、両腕の骨折られるとか‥周りにあんなに人がいて、守護者が二人もいるのに、啓、怪我しすぎ。

前回はエロ低めでしたが、今回はエロがいっぱい。今回はレヴィンまでもが情熱的でとても嬉しかった。血を見て理性がとんでいる状態ではなく、きちんと冷静な状態で啓を求めるレヴィンがよかった。しかし、ラウルにしてみれば、自分こそが正当な守護者なのに、どうしてレヴィンなんているんだと納得いかないのではないかな?

2

最高ですーーーーーー!!!!!!

最高ですーーーーーーーーーーーーー!!!!

話しの展開にグイグイひきこまれる!!!!
メインストーリーも本当に面白いってゆーか次が気になる…!
そしてキャラクターが本当に魅力的…
あえてネタバレ見ないで読んでたのですが…

レヴィンといたしたので、あっこのお話はレヴィン×啓なんだなー
って思ってたらッ思ってたらっ

ラウルともいたしてるーーー!!!!!
えっ!?

こんな展開になるなんて本当に予想していなかったので
なんて素晴らしいんでしょうか…
夜光花先生は本当になんでこんなストーリーもしっかりしていて
そしてこんなにも萌えれる話が書けるんでしょうか!?
神です!

今回ラウルが明るいだけじゃなくて暗い部分もちらって見せた所が
本当にツボでツボで…

レヴィンは啓に執着してるなぁとは思ってたのですが
ラウルはノリだけかな?って思っていたのが180度
かわりました!!!!

むしろラストにラウルが啓に迫る所
めちゃくちゃ萌えました!!!!!!!!!!!

続きはどうなるのーー!

今回

1

二巻からが本番!?は~~~好き!!


一巻では明かされなかった両親の謎が分かったり…と、真実が二巻目で少しずつ解明さていきます。

そして曖昧だった三角関係も、ちょっとずつハッキリとしてきて面白い!!
受けを取り合うようなシーンは本っっ当に大好きで、3Pなどが苦手な私でも全然平気!むしろ、もっとください!!(笑)

ラウルはすごく優しい大人の余裕もあるし愛してもくれそうだけど、気になるのは自分を好きになってくれないし冷たい態度のレヴィン。

幸せになれるのはラウルって分かってるのに、レヴィンにドキドキしてしまう受けの悩ましい感じ…最高です!!
そしてそんなレヴィンが…!?という展開にもう悶絶。

「そうか、二巻からが本番だったんだな…」と思わせるような展開ばかりで迷わず神評価。

普段なら攻め二人どちらとも好きで、板挟みして困ってる受けって苦手意識があるのですが何故かこの作品の受けは嫌な感じがしない…。
もっとこの関係が続いてほしいと願うばかり…。

また、二巻からは戦闘が本格化していって負傷したり、平和な日常が段々と様変わりしていきますがその分、内容も濃くなって面白さが増していきます。

1

ストーリーに引き込まれる

これまた面白いところで終わってしまった。
もはや、BLの域を超えていますね。
素晴らしいホラーバトル作品です。
ラブ要素がなくても謎多きストーリー展開に引き込まれます。
しかし、そこにしっかりレヴィンとラウルという対称的な2人がラブ要因として絡んでくる。
ここがさらに作品を面白くしているエッセンスになっています。

ケイがちょっと流されやすいのが気になりますが、これは抗えない何かなのでしょうね。
レヴィンとラウルの両方と関係を持ってしまったケイは、
果たしてどちらと結ばれるのか?
それから、ケイの祖父がアダムだということが驚愕の事実!

もっと面白くなりそうで、ワクワクが止まりません^^

0

なんと萌えを与えてくれる作品なのか…

一巻の『薔薇の刻印』を読み終えてすぐこちらの『薔薇の血族』を読み始め、たった今興奮とともに読み終わりページを閉じたところです…

もうキャラ萌えがすごい。

攻め様が二人ともスーパー素敵なんですが…圭じゃないけど選べない!(←選ぶ立場じゃないのは重々承知しながらも、最高に萌え転がりました)

どちらかというとやっぱり私はレヴィン派なのですが、ラウルとのセッッの描写がもう、官能的で凄かった…!なんというか、漫画の絵柄で見るよりエ、エロい。。
まさに陰と陽とも言えるレヴィンとラウル。

二人からの熱い求愛に翻弄される圭ですが、この先どちらを選ぶんだろう…
もう、ドキドキと興奮が止まらんです。

奥まで攻めるセッッもすごいんですが、ストーリーがこれまた重厚で、謎解きのように少しずつベールが剥がされていく様が心地よくて。
早く続きが知りたすぎて指が震えそうでした。

この巻ではマルタ島に舞台を移してから色々新しい人物が出てきて、人の名前(特にカタカナ)を覚えるのが苦手な自分としてはちょっと苦労した点も;

読みながら「誰だっけ?」となる人が数人いて(申し訳ない…)、前のページを見返したり、諦めてそのまま読み進めたりしました。

そんな自分つ名に苦労するという面はありましたが、「何これ面白すぎる!!」という興奮は一巻から変わらず。

これは…続刊を読みながらの年越しとなりそうです。

0

濃い…

『薔薇シリーズ』第二巻です。
前回、夜光さんにしてはかなりのえっち度の低さで驚きでしたが、今回は「キャッ、やっちゃいましたね!』といういつもの感じになっております(笑


受けの啓は18歳。
前回不死者に襲われ、家族を亡くし、生活が一変。
薔薇騎士と呼ばれる存在。

攻めはレヴィン(元・守護者)とラウル(啓の守護者)。
個人的なイメージはレヴィンがシベリアブリザード、ラウルがサンサン太陽のイタリー。


話はシリアスなんですが、良い意味で啓が等身大の高校生なところが良いです。
そのお陰でドロドロし過ぎません。
前回、大まかな説明だった分、今回はラブ多め。
そして新展開、新キャラ続々。
敵である不死者の大物も。
そして、啓の存在も歓迎だけじゃないという事実も。

前回、啓の周辺を守っていた人たちの死がたくさんありました。
その時、すごーく悲しくなりましたが、今回出てきた薔薇騎士の組織の仲間たちにはそれほど肩入れできませんでした。
まだまだこれからかな?とも思いますが。

結果的にはこの作品は3Pという括りになるのかもしれませんが、まったくわたしは気になりませんでした。
ふだんは受けが複数人と関係する話は好みではないのですが…
啓自身が恋愛的に一人に決めなきゃってわけでなく、若干流されぎみで関係し、刻印も消えない(無理に関係すると刻印が消えてしまうらしい)。
どっちがどれだけ好きということではなく、どっちもかけがえのない存在だと肌で感じているのが今までの経緯で説得力があるんです。
それに、三人が一緒にするわけじゃないからというのも大きいかも。

イラストの奈良さんは特に好みだというわけではないのですが、この作品の淫靡な感じにはひじょうにマッチしています。

4

(前作から引き続き)頑張れラウル!

今作はラスボスのアダムを初め、登場人物がかなり増えました。
啓の母も登場し謎も徐々に明かされていきます。
騎士団内の覇権争いもあったりで、外の敵と内の敵、かなり面倒くさい状況です。
組織というものの性なのか…読む分には面白いですけど。

でも決める所はビシッと決める啓が凄くかっこよかったです。
主人公が頼もしいと安心して読めますね。恋愛面ではだいぶ揺れてますが。
この勢いで、レヴィンとラウル2人を上手に愛する度量、ないしは手綱裁きを身につけていってほしいです(笑)

トライアングルな恋愛面も次の段階に進みました。
レヴィンとラウルは啓をめぐって激しく争っていて、俺達いい勝負みたいなことをラウルが言っていましたが、、、肝心の守護者としてのお仕事は良い所がなかったのではないでしょうか…ラウル君。
どうやら私はラウル派らしいです。
レヴィンは切なさがあってそれもまたいいのですが、ラウルの純粋なひたむきさが好きです。
ドラキュラよりも、生身の人間の熱にドキドキしました。
争ってる場合か!とも思いますけど。

今後のラウルの活躍に期待。
でもなんだか罠にはめられる匂いが次の巻からプンプンします。

4

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